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熊谷万山が昭和初期に描いた宮城野原のおもかげと東街道

昨日、宮城野区図書館で「仙台市史 特別編7(城館)」を借りた。その中に興味深い絵図があったので紹介したい。実は宮城県の県名の由来は宮城野原にあると言ってよく、このあたりは貴族の詠んだ和歌の歌枕にもなっている。宮城野とは広義には陸奥国宮城郡の平野(広大な沖積平野)を指す。その昔は葦や葦の生い茂る原野であり、秋ともなれば鈴虫の鳴き声が聞こえる風流な地であった。宮城野にちなんだ和歌としては「宮城野の... 続きを読む

古今和歌集にも歌われた名所:塩釜港の籬島

本日は古今和歌集にも歌われた宮城県塩釜市の由緒ある島を紹介したい。島の名は籬島(まがきがしま:籬が島とも書く)である。  場所は宮城県の三大漁港の一つである塩釜港の防波堤の中となっている。付近には造船所があり、このような大型船も接岸している。「我が背子を  みやこにやりて  塩釜の  まがきの島の  松ぞ恋しき」詠み人知らず(夫を都に送り出した後は、塩釜の 「ま... 続きを読む