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紫桃正隆歴史作品『五月闇』に描かれた或る武将の悲哀

いよいよ五月も今日で最後である。五月晴れ、薫風と清々しい語感を漂わせる五月だが、必ずしもそうでないイメージがある。五月闇とは五月にも関わらず、気温が上がらず日照に乏しく小雨や霧に見舞われた暗くて肌寒い日を指すということだが、自分はここに東北のやませ(東北の太平洋沿岸部の農作物に冷害をもたらす冷たい風)を重ねるのである。それはさておき、著者の紫桃正隆氏(1921~2008)の略歴を紹介したい。彼は石... 続きを読む