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中世豪族の留守氏と国分氏、小鶴城で激突

初めに 私は去る7月末に宮城野区に位置する小鶴城跡を訪ねたが、本日は中世の頃、この城で行われた豪族同士の合戦について述べたい。参考にした資料は平成5年発行の紫桃正隆著、鈴木久光発行の『みやぎの戦国時代 合戦と群雄』と平成元年仙台市発行の『「新」目で見る仙台の歴史』である。 伊達氏が君臨する以前の仙台平野の支配者 伊達政宗が君臨する以前(中世の頃)の仙台平野の支配者は一時期、国分氏(中世豪族)に... 続きを読む

戦国の世の「奥州の作法」とは?

     戦国における伊達と相馬の関係 去る2月15日の晩のことだった。帰宅時に三日月に近い上弦の月が出ていた。この月はご存知の通り、伊達政宗の鎧兜に用いられたデザインであり、古来から魔除けの意味のあるものであると言われている。折しも翌日16日は伊達家に関する仙台市史セミナー「戦国時代後期の伊達と相馬の相克―」のある日であった。  奥州統一の後はその隻眼を天下へ、三日月に宿る不思議な魔力…、稀代... 続きを読む