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歴史エッセイ『忠義か因果か?佐藤為信の生涯』

横町挨拶この作品は三年前に東北福祉大学教授である岡田清一氏の歴史講座「戦国後期における伊達と相馬」を受けたことをきっかけに、その後様々な文献を参考にし、数度に渡る現地取材を経て創作に及んだ歴史エッセイである。史実には忠実に書いたつもりだが、資料をすべて読んだわけでなく自信はない。また、一部には私の私見を加えた部分もあることを始めにお断りしたい。いずれにしても佐藤為信という一人の相馬の武将の寝返りが... 続きを読む

戦国の世の「奥州の作法」とは?

     戦国における伊達と相馬の関係 去る2月15日の晩のことだった。帰宅時に三日月に近い上弦の月が出ていた。この月はご存知の通り、伊達政宗の鎧兜に用いられたデザインであり、古来から魔除けの意味のあるものであると言われている。折しも翌日16日は伊達家に関する仙台市史セミナー「戦国時代後期の伊達と相馬の相克―」のある日であった。  奥州統一の後はその隻眼を天下へ、三日月に宿る不思議な魔力…、稀代... 続きを読む