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歴史随筆『東街道をゆく』 鈎取~茂ヶ崎

鹿除土手(ししよけどて) 二〇二一年の四月、私は東街道の山田地区、鈎取地区を訪ねる際、太白区山田市民センターに立ち寄った。東街道絡みの史跡に関する資料を収集する為である。その際、市民センターの建物の傍にフェンスで囲まれた一画があるのに気づいた。どうやら史跡らしい。それは藩政時代に造られたとされる鹿除土手(杉土手とも)を現状保存したものである。(山田地区の土手の全長は約五十メートル)鹿除土手は仙台藩... 続きを読む

過去の記事を読んで頂いた読者様に深く感謝します

本日は大変嬉しいことがあり、週の中休みの前に美味い酒を飲んでいる。それは郷里石巻の老舗ラーメン店の大華楼さんの店主のお孫さんから過去の記事にコメントを頂いたことである。ブログをやっていてよかったと感じるのは、何と言っても過去の記事にコメントを頂くことである。これはブロガー冥利に尽きることであり、自分がこれまでブログで目指してきた方向性がけして過ちでなかったのを実感するものである。自分は現役の頃の最... 続きを読む

拝啓、相馬のH様

前書き 盆前の或る日、相馬にお住いと思われるH様(初対面)から、拙ブログに書き込みを頂いた。その記事は5年前のもので「童生渕の戦い」と「相馬隆胤討ち死に」に関することである。URLはhttps://gbvx257.blog.fc2.com/blog-entry-985.htmlである。戦国時代の伊達と相馬の間で行われた戦ではあるが、刃をまみえた両軍の兵の数が非常に少ない戦ゆえ、知名度が低く、郷土史愛好家でさえも知らないかたが多い戦である。但し、合戦... 続きを読む

相馬直系の殿様の討ち死にが及ぼした影響

後世に大きな遺恨を生んだ相馬隆胤公の討ち死に創作活動全般に言えることであるが、歴史研究に於いて一番怖いのは何と言ってもモチベーションの低下である。どうすればモチベーションを下げないで執筆意欲を保つのか。私は常にこれを念頭に入れ、己の煩悩と戦っている。今回取り上げる「童生渕の戦」は戦国時代の伊達、相馬に於ける一つの戦ではあるが、刃をまみえた両軍の兵の数が非常に少ない戦ゆえ、恐らく両軍の合戦の中では知... 続きを読む