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将棋サークルに入ることにしました。

コロナが5類相当のものとなり、改めて、ビジュアルで人と交流することの重要性を噛みしめているが、私は新しい出会いを将棋サークルに求めることにした。昨今の藤井聡太ブームを意識したわけではないが、テレビ対局(NHK杯戦)を毎週のように観戦しているうちに、数十年の間眠っていた私の将棋熱が復活しかけてきたのである。このサークルは囲碁と将棋が同時に開催される。メンバーは将棋が10名ほどであると言う。この日の参加... 続きを読む
[タグ] 将棋サークル

藤井聡太七冠、急所で大逆転:永瀬王座を破り八冠を獲得

 王座戦衝撃の大逆転で藤井聡太八冠誕生!!一体何が!? リンク動画解説藤井聡太七冠が永瀬拓矢王座に挑んだ注目の王座戦第4局は、10月12日に京都市東山区のウェスティン都ホテル京都で行われた。戦型は角換わり模様に進み、序盤から双方が桂馬をはねる攻め合い含みの展開になった。(藤井七冠は序盤から中盤にかけて一方的な受けを回避する傾向がある)その後永瀬王座が主導権を握り、対する藤井七冠は長考を重ね、持ち時... 続きを読む

NHK杯戦で女流第一人者里見女流五冠が久保九段と対局

【NHK杯】久保利明九段 VS 里見香奈女流五冠 中飛車リンク動画解説去る9月17日、NHK杯のテレビ対局で里見香奈女流五冠(31)が登場した。里見女流五冠は一回戦で船江六段を下しての二回戦進出である。一方の久保利明九段は田村七段を破っての登場である。この対局で勝ったほうが藤井聡太七冠と三回戦でぶつかるので、目が離せない対局となった。里見五冠は現段階で女流棋士の第一人者であり、2012年には奨励会に籍を置き... 続きを読む

王座戦第3局・藤井七冠が奇跡の逆転/電光石火の角打ち

王座戦第三局、奇跡の大逆転!藤井聡太七冠、驚異の終盤力であの永瀬王座相手にまさかの逆転(第71期王座戦五番勝負第三局 主催:日本経済新聞社、日本将棋連盟)リンク動画解説元奨励会員アコム氏の動画のリンクである。元奨励会員だけあって、非常にわかりやすい解説である。注目の王座戦第3局が名古屋市の名古屋マリオットアソシアホテルで昨日の9月27日(水)行われた。王座戦は5番勝負で、先に3勝を挙げたほうが勝利と... 続きを読む

藤井七冠がもし八冠になった際の経済効果は?

通算で3901番目の記事である。現在、将棋の八大タイトルの一つである第71期王座戦(五番勝負:日本経済新聞社主催)が行われている。永瀬拓矢王座(31)に藤井聡太七冠(21)が挑戦する今回のシリーズである。実は藤井七冠の先手番での勝率は驚異の89%(後手番は77%)であり、対局前の予想は藤井七冠が有利だったのである。ところが、8月31日に行われた第一局では先手番の藤井七冠が破れ、黄色信号が灯った。王座... 続きを読む

藤井聡太の強さをまざまざと見せつけた今週のNHK杯将棋

3893番目の投稿である。今週の日曜日(9月3日)、テレビでNHK杯将棋トーナメント二回戦を見た。昨年の優勝者である藤井聡太七冠(21)が登場するとあって、視聴率は相当上がったのでないだろうか?相手は若手の強豪出口若武六段(28)である。ちなみに昨年は第7期叡王戦の挑戦者として藤井叡王と戦っている。(結果は0-3で敗退)藤井七冠は対局前のインタビューで出口六段は「早見えがするので…」と語っていた。結果... 続きを読む

昭和の将棋界の巨匠升田幸三VS大山康晴インタビュー

升田幸三実力制第四代名人 / 大山康晴十五世名人 インタビュー集3867番目のブログ投稿である。つい最近、図書館から河口俊彦著『升田幸三の孤独』という本を借りた。今回は升田氏と好ライバルであった大山康晴十五世名人の交互のインタビュー集をYouTubeで見つけたのでリンクした。尚、2人は同じ木見金治郎門下の兄弟弟子であった。最初の頃は、升田は大山が入門した際、随分生意気な少年が入ってきたと思ったらしい。その後... 続きを読む

まだまだ将棋が強くなる…ストイックな森下卓九段の蘊蓄

「無冠の帝王」森下卓九段が振り返る羽生善治九段との名人戦リンク動画解説百聞は一見に如かずというが、先ずは森下九段のお人柄を動画でご覧頂きたい。森下九段の素晴らしいお人柄がおわかり頂けるものと思う。※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※3863番目の投稿である。前回に引き続き後藤元気編『将棋エッセイコレクション』の中の作品「まだまだ将棋が強くなる」を紹介したい。著者は遊駒スカ太郎氏(別名は椎名龍一氏本名は... 続きを読む

「将棋エッセイコレクション」感想

3860番目の投稿になる。最近、将棋に関する興味深いエッセイ(筑摩書房発刊)を読んだ。エッセイの書き手はプロ棋士、将棋愛好作家、観戦記者、ウェブ作家といった多岐に渡っていて、テーマは様々(特定の棋士の素顔、追悼記事、対局にまつわるささいな出来事等)である。著名な作家である菊池寛、山口瞳、団鬼六(いずれも故人)なども登場し、彼らが生前如何に将棋を愛して止まなかったのかが見て取れ、なかなか読み応えのあ... 続きを読む

将棋熱再燃の可能性を感じた或る出来事

通算3826番目の記事(「私にとっての将棋」というカテゴリーとしては2番目)である。最近、図書館で借りた将棋の本を読んでいる。二冊とも大山康晴十五世名人(1923~1992)の本である。大山十五世名人と言えば、受けの達人(特に金の使い方がすごい)と言われたが、40代後半あたりからは振り飛車(飛車を並べた位置に置かずに別な場所に水平移動して戦う戦法)一辺倒であった。(但し相手が飛車を振れば大山名人は... 続きを読む

大山康晴名人への想い&我が人生観

 大山康晴ロングインタビュー 1991年 リンク動画について大山康晴15世名人(1923~1992)のインタビューである。亡くなる1年前のインタビューにはとても思えない。内容的には中原VS米長のタイトル戦の観戦役を前にしてのインタビューなので、勝負師らしからぬリラックスした雰囲気(第三者的立場)が感じ取れる。今まで私は将棋に関する記事をブログに書かなかったが、実はかなり打ち込んだ時期があった。腕前に関し... 続きを読む