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東北の偉大な歴史作家星亮一氏を偲ぶ

 星亮一 仙台藩士・玉蟲左太夫を語る 【コラム】東北の偉大な歴史作家星亮一氏(1935~2021)が昨年の12月31日に亡くなった。謹んでご冥福を祈りたい。星亮一氏のプロフィールをご覧頂きたい。仙台に生まれ、戦時中は丸森に疎開し、その後は一関(岩手県)に住み、高校までを過ごし再び仙台で学生時代(東北大学文学部)を送っている。そのご福島民報の記者として活躍され、福島中央テレビ報道制作局長を経て作家に... 続きを読む

尊敬する三人の歴史作家

私に影響を与えた三人の歴史作家歴史の探求は、その断片に触れたきっかけにより、多くの方面への興味へと波及することが往々にしてある。昨今の私の歴史への興味は先祖への畏敬、並びに郷土愛に端を発しているものであるが、いつのまにかこれが転じて幕末を舞台にした東北や新潟(賊軍全体)に及ぼうとしている。こうした傾注を更に加速させたのが歴史小説である。今日は私がこうした影響を受ける元となり、且つ尊敬して止まない三... 続きを読む

私が尊敬を寄せる歴史作家星亮一氏

新撰組サミット(福島)に於ける星亮一氏(6分9秒以降)最近、幕末に関する本を二冊読んだ。左が歴史小説「旗巻峠の密書」、右が奥羽越列藩同盟、筆者はいずれも星亮一氏である。これは星氏の出身校である宮城県丸森町立小斎小学校で行われた「旗巻峠の密使」の上映に関する案内である。小斎は相馬から伊達に寝返った佐藤為信という武将が代々所領として治めてきた土地である。佐藤宮内は為信の子孫で幕末時に於ける小斎の殿様で... 続きを読む