横町流「海の日」の過ごし方 今日は海の日だが、この年になって今さら海へというのもミスマッチと考え、街に繰り出した。午前中から蒸し暑く気温は軽く30度を超え、空調服のスイッチはずっと入れっぱなしであった。最初に向かったのは定禅寺通のせんだいメディアテーク(青葉区図書館)である。普段の月曜日なら休館日であるが、祝日の時は開館している。いつものように休館日と思い込んだ人が多かったせいか、館内は結構空いていた。ここは2階の視聴覚室(... 続きを読む [タグ] 海の日 せんだいメディアテーク 仙台市戦災復興記念館
動画/元首相細川護熙の閑居不東庵・悠々自適な老後 元首相細川護熙の閑居不東庵・悠々自適な老後リンク動画解説以前、ブログに元首相の細川護熙氏のことを書いたが、これを動画にまとめてみた。細川氏は満60歳の若さで政界から退いている。彼の心中を察すれば、政界とのしがらみを断ち切りたかったものと察している。彼は1938年生まれで旧熊本藩主細川家第18代当主で東京生まれ。朝日新聞記者を経て、参議院議員、熊本県知事、1992年には日本新党代表、翌93年に衆議院議... 続きを読む [タグ] 細川護熙 閑居 不東庵 寒山詩
復刻版面白ゼミナール/鈴木健二氏の著物 クイズ面白ゼミナールR、オープニングクイズリンク動画解説元NHKアナウンサーの鈴木健二氏が登場する(復刻版)クイズ面白ゼミナール(1981年~1988年放送)である。この番組は最高視聴率42%を誇る人気番組であった。出演者には今は亡き岡江久美子さんや柳生博さんの顔も見られる。詳しい放送年月日は不明だが、出演者の鈴木健二(番組では名誉教授)が「15年ぶりですね」と語っていたので、2003年頃と見られる。... 続きを読む [タグ] 鈴木健二 クイズ面白ゼミナール 人間の光沢 老活のすすめ 錦を衣て絅を尚う
忘れられない「衣笠祥雄の三球三振」 前書き大した取り得のない自分だが、唯一の取り得は学生~社会人を通じてほぼ皆勤であることである。丈夫な体に生んでくれた親には感謝しなければならない。国民栄誉まで獲得したこのかたには大変失礼な物言いかも知れないが、僅かながらも自分との接点を感じたゆえ、記事として掲載した次第である。但しこのかたとの接点は単に休まないということだけであり、彼のような広い心を得るには至っていないことを最初にお断りしたい。キ... 続きを読む [タグ] 衣笠祥雄 鉄人衣笠 連続出場記録 忘れられない衣笠祥雄の三球三振
これからはペップトークの時代である! 【岩崎由純】イメージの力 https://www.youtube.com/watch?v=cRWkX1iZc-4リンク動画について自分は建設会社の安全管理をしている関係でセミナーに出席する機会が多い。昨日参加した或るイベントはけしてセミナーではなかったものの、岩崎由純氏の「ペップトーク」に関する講演(60分)が行われ、非常に有意義なものとなった。読者諸氏に於いてはペップトークという言葉を始めて聞くかたも多いと考えている。ここで岩崎由純氏... 続きを読む
戊辰戦争に於ける石巻の侍たち 昨日、戊辰戦争150年にちなんだ歴史講演会に出席した。会場となったのは河北新報社の別館5Fである。テーマは「戊辰戦争150年 石巻の侍たち~新潟での新政府軍との戦い~」である。講師を紹介する。石巻市芸術文化振興財団理事長を務める阿部和夫氏である。阿部氏は石巻の郷土研究会の「石巻千石船の会」にも所属しており、昨年4月の総会以来、一年半ぶりの対面であった。阿部氏は教育畑を歩まれたかたで郷土史においては... 続きを読む
木村紀夫氏・戊辰戦争講演その2 昨日、私は或る歴史講演会に出席した。これは「仙台藩と戊辰戦争150年」と題した全8回シリーズのうちの題4回に当たるものである。出席するきっかけとなったのは木村紀夫先生(尊敬して止まない同氏には畏敬の念を込めて先生と述べさせて頂く)からの直メールでの講演へのお誘いであった。後進として郷土史を学ぶ自分(若輩者)に対しての厚誼には筆舌に尽くせないものを感じる。前回の木村紀夫先生の講演に関する記事は東北は... 続きを読む
文学講演会「藤村文学は名掛丁から始まった」 島崎藤村「初恋、小諸なる古城のほとり」https://www.youtube.com/watch?v=ITcRO9sL6Nc島崎藤村の初恋はなんとも甘酸っぱいような香りがする詩である。これを自分の初恋と重ねる人は極めて多いのではないだろうか?何を隠そう私もそんな一人である。本日の午後、私は仙台駅東口にあるパルシティ仙台(仙台市生涯学習支援センター)へと向かった。目的は或る講演会を受講することである。会場は七階の第二音楽室である。人数は30名... 続きを読む
文学講座「思想家阿部次郎と文豪夏目漱石」 文学講座「思想家阿部次郎と夏目漱石」私は昨日の午後、或る講座を受講するために仙台市の都心部へと向かった。ここは会場となった仙台市市民活動サポートセンターである。今回の公開講座はこの建物の6階のセミナーホールで開催される。参加者はざっと見て50名前後といったところである。講師は東北工業大学教授の野家伸也氏、テーマは「仙台の文人・阿部次郎と夏目漱石」である。今回の講座の趣旨を箇条書きで述べたい。漱石... 続きを読む
雑学に接することも人生の愉しみである 前書き知るは楽しみなりを座右の銘に掲げる私だが、時としてその範囲が歴史や文学を越え雑学に及ぶこともある。とは言っても、自分からそれを求めて文献をあさったり、博物館を訪ねるのは、かなりエネルギーを必要とすることである。そんな折に、執筆で世話になっているA社より願ってもない機会を頂戴した。それは東北歴史博物館で開催されている企画展への無料招待券である。A社からは、前回はアンコールワットの特別展への招待... 続きを読む
息子との歴史講座受講 若宮丸漂流民が体験した世界一周昨日の9月25日(金)私は息子と共にある講座を受講してきた。その講座は東北学院大学・地域共生推進課主催の「震災と文学」シリーズである。地下鉄を降りて、息子と早めの夕食を済ませた私たちは会場となった東北学院大学へと向かった。本講座への出席は今回で三回目である。「震災と文学」の私の受講履歴一回目:2014年10月31日(金)『奥羽越列藩同盟 東北政権樹立の理想と挫折、そ... 続きを読む
成功する作家はどこが違うのか? 作家佐伯一麦氏魅力に迫る講座世に作家を名乗る御仁は多い。しかしながらその中で成功をおさめるのはほんのひと握りである。私も作家の端くれゆえ、常日頃からそれを模索している。それには意固地にならず心を開くことと踏まえている。例え、年下であっても吸収すべきものがあれば、プライドや先入観などの類はかなぐり捨て、これを素直に受け止めることが肝要と心得ている。何を隠そう、私がこのような考えを持つようになったき... 続きを読む
奥羽越列藩同盟、幕末の東北に何があったのか? 奥羽越列藩同盟が東北にもたらしたものきょうから三連休に入った。私は五十台前半になってから精神的に安定し、急速に歴史への興味を持ち出した。これは祖父母から受けた掛け替えのない恩愛と尊敬する伊達政宗や支倉常長の影響が大きい。そして昨今、歴史エッセイ執筆の仕事を頂戴してから郷土史にはこれまで以上の強い思い入れを感じるに至った。そんな私が本日向ったのは或る作家による歴史講座である。三連休を歴史三昧に過ごそ... 続きを読む
仙台市講座近世・近代の蒲生の記録 第28回仙台市史講座「近世・近代の蒲生の記録」郷土を愛するとはどんなことか?於:仙台市宮城野区文化センターパトナシアター本日は14時からこのような市民講座に参加してきた。蒲生とは仙台市の東部の七北田川河口に形成された集落である。参加者の年齢層は60台から70台がほとんどと言った感じである。講座の前に講師が紹介された。左は東北学院大学教授の菊池慶子氏、右が仙台市歴史民俗資料館学芸委員の畑井洋樹氏であ... 続きを読む
日本が植民地化されなかった真の理由とは? 疑問視されていた秀吉の朝鮮出兵への新考察日曜の本日、私はあるフォーラムに参加するために仙台市博物館に向かった。 フォーラムの名称は「スペインの世界征服に立ち向かった豊臣秀吉」である。私を含め、これを聞いてピンと来ないかたも多いのではないだろうか? 秀吉の時代はいろいろな文化が西洋からもたらせられた時代であり、このころのスペインは陽の沈まぬ国とも言われ、ポルトガルとともに世界中に植民地を獲得... 続きを読む