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70年代に別荘地として分譲されたサンライズビーチの震災前(宮城県山元町)

震災前の吉田浜周辺と鳥の海 [亘理町・山元町地域]リンク動画解説去る5月19日に、宮城県亘理郡山元町に存在した分譲別荘地サンライズビーチの記事を掲載したが、奇跡的にYouTubeで震災前の動画を見つけた。画像を見ると明らかに津波の跡がないようだが、撮影月日は明確にされていない。サンライズビーチの動画は3分25秒過ぎに登場する。サンライズビーチのアップ画像である。思ったよりも住宅(別荘を含む)はまばらで、海... 続きを読む

動画/定年後の夢/人生の楽園を実践されたご夫婦

人生の楽園・定年後に風光明媚な土地に移住してカフェを開くリンク動画解説2012年の冬、私は所要のため宮城県南部の山元町を訪れた。その際に、偶然見かけたカフェが喫茶「遊」である。遊の位置をgoogle map 3D画像で確認して頂きたい。通称アップルラインという幹線道路沿いだが、これは旧道の東街道と重なる部分の多い道である。ここから少し北に走ると亘理町である。これが喫茶遊である。一戸建てで、住居兼店舗となってい... 続きを読む

昭和52年築造・名取市垂水ダム

本日私は息子とともに仙台市の南に隣接する名取市に足を運んだ。目的は山登りと史跡探訪、垂水ダム訪問である。ボリュームの関係上いっぺんには掲載できそうもないので、今回は垂水ダムのみの紹介としたい。本日の天気は薄曇りで気温は16度とまあまあのコンディションである。これは垂水ダムの放水口である。垂水ダムは比較的こじんまりとしたダムという印象である。右岸には昭和の後期に建てられたと思われる管理事務所がある。... 続きを読む

藤塚避難の丘を訪ねて

本日も休みを利して息子とドライブした。国道4号線仙台バイパス沿い食事を外食で済ませた後、仙台市若林区の南東部にある藤塚地区を訪ねた。以前から県道亘理-塩釜線を走っていて「藤塚展望台」という看板が気になっていたのである。周囲は公共事業と見られる土木工事が盛んに行われており、工事車両がひっきりなしに走っているが、訪ねたのが昼休み時間だったため対向車と擦れ違うことなく、展望台のすぐ近くまで入れた。ちょう... 続きを読む

亘理町の田沢磨崖仏・稲葉の渡し

本日ゴルフ練習の帰りに亘理町の田沢地区を訪ねた。目的は田沢磨崖仏(岩地蔵)を見ることである。田沢磨崖仏のある所はさほどわかり難い場所ではない。目印となる建物は岩地蔵排水機場である。阿武隈川は河口近くで右に大きく蛇行するが田沢地区はそのインサイド側に当たる。岩地蔵排水機場から来るとこのような石碑群が立っている。左側の茂みの処に4窟の横穴があり、4体の岩地蔵がある。田沢磨崖仏(岩地蔵)概要(以下:亘理... 続きを読む

息子との県南巡り

Deep Purple - Smoke On The Water (Live At Montreux 2006)https://www.youtube.com/watch?v=arpZ3fCwDEwリンク曲について(Wikiより引用)イギリスのロックバンド、ディープ・パープルの楽曲。1972年に発表したアルバム『マシン・ヘッド』に収録。1971年、スタジオとして使用する予定であったモントルーのカジノでフランク・ザッパのコンサートが開かれた際、信号拳銃を持った熱狂的なファンが放火、その一部始終を歌詞に綴った... 続きを読む

宮城県南部歴史巡りダイジェスト

本日、休みを利用して宮城県南部の歴史巡り(名取市と亘理町)をすることにした。最初に尋ねたのは仙台藩では最大級とされる名取市の豪農の古民家・洞口家住宅(重要文化財)である。ここでは19代当主のご主人と奥様にお会いし、主に奥様から話を聞かせて頂いた。かなりの写真を撮影したが、今回はとても紹介しきれないので、次回以降の更新でお見せしたい。次に訪れたのは亘理町荒浜地区のかつて米蔵があった辺り(亘理町立荒浜... 続きを読む

早春のドライブと豪快な田舎料理

休みに入った大学生の息子を誘って私は県南部にドライブに出掛けた。写真は国道4号線から6号線に分岐する地点(岩沼市)である。途中から運転は息子に任せることにした。息子は若いので運転技術も以前と比べてだいぶ上達してきたようだ。私はそんな息子を頼もしく横目に見ながらドライブに興じた。真っ先に向ったのは亘理郡山元町の歴史民族資料館である。入館者は我々を含めて三名のみ。山元町には縄文時代以降の遺跡が多く、あ... 続きを読む

息子との亘理ドライブ

今日から年末年始休暇に入った。私は息子を伴いかつて一年半の間居住した宮城県南部の亘理町に向った。ここは旧国道6号線(陸前浜街道)である。のんびりとした商店街の雰囲気は以前とほとんど変わってない。この後、息子の運転で鳥の海(荒浜海岸)に向った。ここは二年前にも訪れた菊一商店である。その時は一人で入ったが、今日は息子と一緒に入った。息子が頼んだのはホッキ貝天婦羅定食(税込み¥700)である。素材に歯応... 続きを読む

紅葉を求めての県南ドライブ

本日は振り替え休日で四連休の最終日でもある。私は県の南部に向かって愛車のハンドルを握った。秋晴れのワインディングを流すのは気持ちいい。このあたりの丘陵地は常緑樹と落葉樹が混ざっているようである。まだらではあるが紅葉が楽しめる。私は車を止めて深呼吸してみた。やはり空気が美味い。風景が生き生きして視界に入る。こうした感覚は十年ほど前の精神的不調時には、感じたくても味わえない情感である。あのころ病状を改... 続きを読む

岩沼市朝日山公園の散策

本日も昨日に引き続き秋晴れに恵まれた。私は息子とともに宮城県南部の岩沼市を訪ねた。ゴルフ練習場での打ち放し練習を終え、昼食を済ませてから向かったのは朝日山公園である。展望台に向かう息子の足取りは軽かった。Yahoo航空写真で朝日山公園の位置を確認して頂きたい。実は展望台と称される丘の頂上部は木々が茂っていて見通しが悪い。頂上に至る道で一番視界が開けるのが、この辺りの五合目である。標高は低いものの岩沼の... 続きを読む

宮城県南部沿岸部の探索

本日午前中、私は特別な用があったわけでないが、仙台空港近くの沿岸部を訪ねた。下増田神社には震災で亡くなったかたの慰霊碑と消防団員の殉職碑があった。けしてあの日のことは忘れてならない。私はそれを改めて認識した。付近には土木現場があり重機が活躍していた。私も早く職に就いてダンプカーを運転したいものである。Farming Simulator 17 HUGE CAT HEAVY MACHINERY PACKhttps://www.youtube.com/watch?v=T1muDEGSp1sこの... 続きを読む

田舎暮らしの下見

早いもので定年を向かえてから今日で5箇月が経った。私はかねてからの夢がある。それはリタイヤ後の田舎暮らしである。年金が給付されるまでの間、再び働かねばならないが、人間目先のことばかり考えていたのでは能がない。私は次の職を探す前に、視線をもっと先に置こうと考え、宮城県沿岸南部に車を走らせた。見渡す限りの田園地帯とJRの高架橋、そしてもっと先にはさほど高くない丘陵…ブロ友様の中には、この地に見覚えのあ... 続きを読む

名取の田園地帯の散策

 The Boys Of Summer - Don Henley リンク曲について今年も夏が近づいた。少なくとも三十数年前、熟年、中高年などという言葉は人事とばかり思っていた。そうこうしているうちにあっという間に月日が過ぎ去り、その言葉の示す年齢となった自分が此処に居る。鏡を見ると皺も白髪もめっきりと増え、「少年老い易く学成り難し」を切に実感する昨今、若き頃の自分の残影を80年代の洋楽に追い求めることがめっきり多くなった。夢で... 続きを読む

バイクによる県南山間部走破

 1960 Magnificent Seven Theme リンク曲について本日は天気もまあまあだったのでオフロードバイクのKawasakiスーパーシェルパで宮城県南部の山間部を走ってきた。山間部と言っても一般道路には違いない。但し、林道や河川道路など四輪車では入れないところも走ってきた。本日リンクした西部劇Magnificent Seven(荒野の七人)のテーマ曲はスケールが壮大であり、本日走ってきた原野のイメージと重なるゆえ、リンクした次第... 続きを読む

大河原町一目千本桜と高山開治郎の偉業

みやぎの先人集「未来への架け橋」第4話 高山 開治郎 -桜並木を後世に-https://www.youtube.com/watch?v=sQAiEz8Glrg一昨日の4月15日(土曜)私は後輩K君と息子とともに大河原町の一目千本桜を見物に行った。この辺りが一番賑やかな場所である。我々は道路が車で渋滞しているので、対岸のやや離れたところに車を止めて歩くことにした。河川敷で思い思いに団欒する花見客。千本桜のほとんどは枝ぶりも素晴らしく、息子も見と... 続きを読む

後輩K君との歓談

後輩K君との歓談昨日の15日、私は息子と共に宮城県南部に住む後輩K君を訪ねた。目的は大河原町の一目千本桜の花見に興じるためである。K君の家で談笑した後、三人でランチすることにした。訪れたのは柴田町西船迫のイタリアンレストラン・ナポリである。イタリアンレストラン・ナポリは柴田町の国道沿いの好立地に位置している。K君とは昨年の相馬野馬追以来で8箇月ぶりの再会である。K君は転職し一時音信不通の期間があっ... 続きを読む

息子との県南部ドライブ

息子との県南部ドライブ2月最後となった昨日、私は息子を誘い県南部へと車を走らせた。最初に訪れたのは亘理町の鳥の海(内潟の地形を活かした港)である。写真は一昨年の秋から再開した亘理温泉鳥の海である。次の目的地があるので温泉には入らずに、広大なロケーションを楽しんだあとで港に向かった。港で一匹の野良猫を発見。大きさからいってまだ、成猫になりきっていない若猫である。この若猫は人に慣れており、大変可愛い。... 続きを読む

先んずれば云々、十連休初日の過ごし方

ベートーベン交響曲第6番「田園」第1楽章社説&リンク曲理由本日から10連休に入った。暦通りだと5月2日(月)と6日(金)は平日だが、有給休暇を取得して10連休とした。ここ数年意識して10連休前後の長い休みを取ることにしている。人生の後半に入った私だが、今まで社会の荒波に弄ばれ権力の狭間にもがき苦しみ、本来の自分を失い大海の藻屑となって消えていった人物を何人も横目に見てきた。人生はたった一度しかない... 続きを読む

息子の門出を祝う山登り

自衛隊行進曲「大空」リンク曲解説byミックこの曲に出逢ったのは数年前の福岡国際マラソンのスタート時に演奏された自衛隊の生の演奏であった。マーチと言えば外国ものとばかりと思っていた私が驚いたのは、この曲の持つ圧倒的なスケールの大きさと、何事に於いて物事に立ち向かう際、持ち合わせなければならないモチベーションであった。私の記憶が定かであれば、過去のブログ記事には二度ほどリンクさせて頂いたことがあった。本... 続きを読む

ゆえあって前回未公開、阿武隈山地からの絶景

阿武隈山地からの絶景(前回未公開)本日は、去る3月5日に登った亘理町内の阿武隈山地からの絶景をお送りしたい。読者の皆様に於いては、これまで3回に渡って掲載した記事になぜこれらの写真を含めなかったのか疑問に思われるかたもお在りになろう。敢て分割した理由はお得意様、ブロ友様への負担を配慮したためである。これはブログの一記事に於ける写真の量が多すぎると、これを見るほうが大変(スクロール操作や飽きの問題に... 続きを読む

鴻ノ巣峠の絶壁にて

亘理町阿武隈山地北部踏破シリーズ第2弾「鴻ノ巣峠の絶壁」本日は亘理町阿武隈山地北部踏破シリーズ第2弾「鴻ノ巣峠の絶壁」として、昨日更新の記事の続きを紹介する。阿武隈山地の割山峠からアプローチした私と息子は最初の急斜面を一気に登り尾根道に入った。平面上で説明すれば、左廻りに大きな弧を描きながらアップダウンを繰り返す。坂の多くはなだらかであるが、地質学的には「亘理地塁山地」と呼ばれるだけあり、様々な高... 続きを読む

亘理四季の森でのワンダーフォーゲル

亘理四季の森でのワンダーフォーゲル昨日の金曜日、有給を使って山(実際は丘)に登ることにした。目的は息子と約束した亘理町内の阿武隈山地のワンダーフォーゲルの下見である。ここは亘理中学校の校庭の南に隣接する「四季の森」へ通ずる道である。読者様におかれては、早くも極めてローカルな印象を受けるのではと受け止めている。(笑)ここが四季の森の入り口である。ワンダーフォーゲルでは入り口がなかなか掴めない場所も多い... 続きを読む

常磐線代行バスから見える牡鹿半島遠景

常磐線代行バスから見える牡鹿半島遠景昨日から二月に入った。まだまだ寒さは続くが、冬至の頃と比べて日が長くなり春遠からずを実感する昨今である。本日は一昨日乗車したJR常磐線代行バスから見える景色についてお伝えしたい。相馬駅から国道6号線を北に向かい、駒ヶ嶺駅を経て相馬共同火力発電所に差し掛かかった辺りである。火力発電所の反対側の西側には阿武隈山地の低い山が見える。左側に見えるこの風景は亘理に着くまでず... 続きを読む

厳寒期の亘理町鳥の海地区探訪

 亘理町鳥の海地区の探訪本日は有給休暇を取得して亘理町の鳥の海地区を訪ねることにした。JR亘理駅前に行くと如何にも人懐こそうな猫が私を出迎えた。猫を撫でられるのはもちろんその猫の性質にもよるが、概ね2割~3割程度である。この猫は首に鈴をつけており、福を呼びそうなオーラが出ており、私が撫でようとしてもまったく逃げなかった。ほんの些細なことであるが私は何か幸先の良いものを感じた。(笑)私が乗り込んだのは町... 続きを読む

息子と興じる寒中ゴルフ練習

 Queen radio gagaリンク曲Radio gaga解説byミックこの曲は私にとって思い入れのある曲である。今はスマホの時代だが、私が中学、高校の時はラジオが深夜の話相手だった。学校で何か嫌な時があったとき、心を癒してくれたのが深夜放送オールナイトニッポンであり、城達也が名ナレーターを演じたジェットストリームであった。ゆえに、私の青春時代いつもそばにあったラジオには殊のほか思い入れを感じるのである。昨今息... 続きを読む

夜討峠チャレンジへの準備

Journey Separate Ways 夜討峠チャレンジへの下準備年始の休みもいよいよ残り少なってきた。私は昨年の秋に或る目標を立てた。本日はそのチャレンジを成功させるための下準備である。何事もチャレンジするには高いテンションが必要である。Journey のSeparate Waysを本日のリンク曲としたのはその高いテンションを得るための布石である。ブログアップに際しいつもと異なり、きょうはアルコールを控えている。最近は朝起きるのが早... 続きを読む

田園に囲まれた我が町、亘理を心行くまで堪能する

BEETHOVEN - Symphony no. 6 - Leonard Bernstein (1)田園に囲まれた我が町、亘理を心行くまで堪能するベートーベンの「田園」(Symphony no. 6)は今年だけで3、4回はブログにリンクした記憶がある。あれは忘れもしない。希望に溢れ、期待を胸に抱いた私が宮城県南部の亘理に移り住んだのは2015年3月26日のことであった。その後引越し後のごたごたで何かと忙しいかったが、二日ほどしてようやく落ち着き、バイクで近傍を... 続きを読む

亘理の里山を歩こう

 亘理の里山に行こう!これは、月に一回亘理町が発行する広報誌「わたり」に掲載された「里山に行こう」というページである。亘理町は東を太平洋に、西を阿武隈山地に面したローカルで風光明媚な土地柄である。私は10月初めに息子と隣町の山元町の深山に登ったが、標高は何れの峰も300メートル弱であり、登山というよりはワンダーフォーゲルやハイキングに近いものである。本日は広報誌「わたり」に沿って、我が町亘理町の里... 続きを読む

阿武隈山地の紅葉を求めて

我が祖国「モルタヴ」byスメタナ※リンク曲「我が祖国 モルタヴ」解説(Wikipediaより引用)1874年作曲、1875年4月初演のこの曲は、ヴルタヴァ川の流れを描写している。二つの源流を元にするヴルタヴァ川はやがて合流し一つの流れとなり、森林や牧草地を経て、農夫たちの結婚式の傍を流れる。夜となり、月光の下、水の妖精たちが舞う。岩に潰され廃墟となった気高き城と宮殿の傍を流れ、ヴルタヴァ川は聖ヤン(ヨハネ)の急... 続きを読む

エッセイ「我が町亘理町の魅力」

Autumun Leavesエッセイ「我が町亘理町の魅力」宮城県南部の亘理町に移り住んで、早七ヶ月が過ぎた。私は宮城県を代表する港町石巻に生まれ、幼少期に亡父の仕事の関係で石巻と仙台を一度往復した後、仙台に移り住んだ。その後、自身の転勤で僅かながら東京生活も経験したが、人生の大半を故郷宮城県で過ごすことになりそうである。出張で様々なところに行った私だが、故郷宮城に帰ってくるとなにかほっとしたものを感じる。... 続きを読む

息子との小登山

The River Kwai March※リンク曲「The kwai River March」(クワイ川マーチ)解説byミック同曲は戦争映画「戦場に掛ける橋」のBGMとして使われた曲であるが、この日の私の心境(爽快感、高揚感、解放感)を託すに相応しいメロディーと察しリンクに及んだものである。息子との小登山昨日は秋晴れに恵まれた一日であった。私は息子との約束を果たすべく亘理駅に向かい、彼を出迎えた。「やあ」、気心の知れた男同士の軽い挨拶を交わし... 続きを読む

バイクでの丸森小斎地区歴史探訪

 丸森町小斎地区の歴史探訪9連休2日目のきょう、私はバイクで宮城県南部の丸森町の史跡を訪ねることにした。中身の濃い内容だったので一度での掲載とせず、本日は回ったところをダイジェストでお伝えしたい。天候は秋晴れといいたいところだが、気温が26度くらいまで上がったため、標高がやや高く登ったり降りたりする紫小屋城での探索は少しきつかった。最初に訪ねたのは鹿島神社である。歴史研究(伊達と相馬の研究)の名刺... 続きを読む

阿武隈川河畔道路での川涼み

1880 Donauwellen Walzer※リンク曲紹介byミック本日のリンク曲は1880年にルーマニアの作曲家ヨセフ・イワノヴィッチが作曲した「ドナウ川のさざ波」である。「ドナウ川のさざ波」は1889年に開催されたパリ万国博覧会で演奏され、その哀愁を帯びた旋律、オーケストレーションの見事さで東欧の作曲家のワルツとして世界的に有名になった名曲中の名曲である。但し、ヨハン・シュトラウスの「美しき青きドナウ」とはまったく関... 続きを読む

亘理四方山からの絶景

Beethoven-Symphony No,6https://www.youtube.com/watch?v=aW-7CqxhnAQ 閑を幽境と捉え二度とない人生を謳歌する亘理町に居を構えて3ヶ月半になる。もし、私が転勤に当たってなぜこの地を選んだのか?と聞かれたら「夏場に於いて緑の絨毯を彷彿させる豊かな田園がいたるところに広がり、野山と屋敷林がこれに絶妙のアクセントを添えるものになっているからです。」と答えることだろう。どこまでも平坦な亘理地方の美しい田... 続きを読む

微笑ましい亘理駅待合室のツバメ

子を思う気持ちはツバメも同じ人は動物によって癒される。これは震災後にペットで救われたトピックスを見て新たに知ったことである。きょうはこのことについて或る微笑ましいトピックスをお伝えしたい。ここは私が朝夕の通勤で訪れるJR亘理駅である。実はこの駅の周辺に猫(飼い猫か否かは不明)が居て、慌しく通勤、通学に向かう人々の心を和ませてくれている。これについては機会があったら後日紹介することにする。今回紹介す... 続きを読む

或るシンボルマークの偶然なる一致

或るシンボルマークの偶然なる一致私は宮城県南部の亘理駅からこのJR代行バスに乗って毎朝福島県の相馬市まで通っている。シンボルマークであるツバメの入ったバスはちょうど今頃の季節に似合う模様なのかもしれない。ところでJRバスとは親会社であるJRの子会社の運行するバスの総称である。JR常磐線が震災被害のため再来年まで不通ゆえ、亘理(浜吉田)~相馬間はJRバスでの代行運転となっている。今日は偶然にも、このJRバスのマ... 続きを読む

JR代行バスに於ける昨今の通勤シーン

Hino Nacional Argentino by Elena RogerJR代行バスに於ける昨今の通勤シーン以前、私は時分のブログでサラリーマンにとっての自己ゾーン構築は極めて大きいということを述べた。それは大河の流れに身を委ねることへの警鐘である。サラリーマンには協調性も肝要だが、時に「情にほだされれば流される」運命にある。これをとくと自覚するべきである。ゾーンは戦国大名で言えば城である。どうせ城を構築するのであれば堀を周囲に巡ら... 続きを読む

悠里館天守閣から見た大パノラマ

悠里館天守閣から見た大パノラマ宮城県南部の亘理町に移り住んでそろそろ2ヶ月が過ぎようとしている。亘理町にはJR亘理駅と隣接するようにこのような城が建っている。但しこの城はこれは悠里館と言って近年建てられたもので、1602年に仙台藩主である伊達政宗公によってこの地の統治を命ぜられた伊達成実公の亘理城(現亘理神社、通称:臥牛城)とは異なるものである。亘理町に移り住んだからには、いつしかこの城の天守閣から... 続きを読む

エッセイ「まだ見ぬスコットランドへの憧れ」

SCOTLAND THE BRAVEエッセイ「まだ見ぬスコットランドへの憧れ」昨日のことだった。煩悩がもたらす新たな悩みが昨今の私の頭を悩ませていた。なんとか心の中のもやもやを晴らしたい。私はそんな一心で日が傾きかけた亘理町内に繰り出した。気温は22度、すっかり初夏の気候である。夕方5時になってもまだまだ明るい。こうした中、私が歩きながら口ずさんだ曲はSCOTLAND THE BRAVEである。 私は一回もスコットランドに行ったこと... 続きを読む

亘理町&山元町の団地を巡る小旅

自転車とバスによるマニアックな団地巡り連休初日の昨日、折からの五月晴れにも誘われて折りたたみ自転車による宮城県南部の団地巡りを思い立った。発送は定期券のメリットを有効に使おうというものである。始発の亘理駅からわずかに9分でバスは浜吉田駅に到着した。先月電車のほうの浜吉田駅を紹介したが、そこからは西に3キロも離れている。このあたりにやや不便を感じなくもないが、元々広大な田園が広がるでローカルな土地柄... 続きを読む

新転地、亘理で自分の生活を創作本位に煮詰める

NHKTV番組「あの人に会いたい」志賀直哉エッセイ「自分の生活を創作本位に煮詰める」縁があって宮城県南部の亘理町に住むことになった。そんな私が最初に強く意識したのが尊敬する文豪志賀直哉が大正11年に述べた言葉「自分の生活を創作本位に煮詰める」である。但し、私は現役のサラリーマンゆえ、「プライベートに於いて」という助詞が付く。彼がこの言葉を述べた年齢は39歳、青年時代に始まった父との確執に終止符が打た... 続きを読む

生まれて初めて書斎を持つ感激

 新天地亘理&相馬への赴任 相馬転勤とそれに伴う宮城県亘理町への引越しの二日間に渡るドタバタがようやく落ち着いたのはきょうの午後2時過ぎであった。サラリーマンにとって転勤は大きなターニングポイントであり、運不運の分かれ目とも言えるものである。私は9年半前に東京転勤し、予期せぬ挫折により地獄を見たものゆえ、今回の転勤はそれとはまったく異なるものを感じている。何よりもこのような長閑な土地柄を十分に堪能... 続きを読む

連休後半バイクで秘境丸森を堪能する

五月晴れの好日宮城県の秘境をバイクで行くきょうは文句なしの好天に恵まれた。こんな日はバイクに乗り自分の身と心を非日常の世界に置きたい。そんな思いに駆られた某が本日訪れたのは秘境と言われる宮城県最南端の丸森町である。亘理町のある会社の倉庫前の某は二度目の訪問とは言え、ある種の興奮(体内から湧き出ようとするアドレナリン)を抑えてのライディングを強いられるものと相成った。こういう日のライダーは戒めの意味... 続きを読む