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塩竈市杉村惇美術館訪問

本日の仙台地方の空模様は小雨後、薄曇であった。当初は息子とゴルフのショートコースでも行こうと考えたが、ゴルフ場のコンディションがいまいちなので、私は発想を改めアート鑑賞に路線を切り替えた。午前中に息子を伴って訪れたのは塩釜市(塩竈市)の杉村惇美術館である。尚、現在の建物は昭和25年に建造した旧公民館本町文庁を改装したものである。建物は高台に建っているので市街地の一部を見渡すことが出来る。ほぼ正面が... 続きを読む

息子との美術鑑賞

本日は日曜日で仕事は休みであった。私はかねてからの息子との約束を果たすために車で塩釜へと向かった。訪れたのは菅野美術館である。外観を見るとその存在自体がアートそのものであり、意匠設計者の独創的なものを感じる建物である。菅野美術館は、確か5年ほど前に訪れ、過去の記事でも紹介した記憶がある。建物の角には窪みがついていて、ここから周囲のロケーションが良く見えるよう配慮されている。ちなみに外壁のこの色は鉄... 続きを読む

久しぶりの福島美術館探訪

久しぶりの福島美術館探訪転勤で仙台に戻ってから十日が過ぎた。身の回りのものがようやく落ち着き、今は生活にリズム(仕事とプライベートの区切り)が形成されようとしているところである。そんな境遇の私が本日向かったのは若林区土樋にある福島美術館である。ここは、古くからのブロ友様を初めとした常連様に於いては、既に何度かお目通し頂いた美術館である。本日の特設展のテーマは「旅する絵画」である。この作品は17世紀... 続きを読む

定年後に目指したい或る画家の生きかた

定年後に目指したい或る画家の生きかた間もなく定年を迎える私にとってセカンドライフの過ごしかたは大きな課題である。そんな折に、私にヒントをもたらしてくれた画家がいる。彼女の名はアメリカの国民的画家であるグランマ・モーゼスである。実は恥ずかしながら、私は昨日まで彼女の名前を知らなかった。昨日更新した記事でも彼女のことは触れたが、ありがたいことに、ブロ友様の不あがりさんからは大変詳しいコメントを頂戴した... 続きを読む

古田織部直筆の手紙

読者の皆様、並びにブロ友様へ日頃のご愛顧には深く感謝しております。以前も述べましたが、私の今のブログの運営スタンスは必ずしも共通の趣味にこだわらないことです。現在、私のブロ友様は多岐に渡ってそれぞれの御趣味をお持ちです。趣味が異なれば己の知らない分野で様々なことをご教示頂きます。世に「知るは楽しみなり。」という言葉がごさいますが、これが今の私の一番の楽しみであります。教えを頂くからには謙虚な姿勢は... 続きを読む

息子との古美術鑑賞

 息子との古美術鑑賞私にはここ数年来楽しみにしていることがある。それは休日に仙台市若林区土樋の福島美術館を訪ね、古美術を鑑賞することである。とは言え、私自身は古美術を収集しているわけでない。古美術への趣味はあくまで鑑賞するだけである。これで何が得られるのか?と聞くかたもお在りになろう。その答えは後にしたい。今まで十数回に渡って福島美術館を訪問した私だが、きょうは初めて二人で訪問に至った。相棒は我が... 続きを読む

今年初の古美術巡り

 古美術で煩悩を洗い流す至福のひと時そろそろ年度末が近くなってきた。ゆえに有給休暇を予定通り消化する。これはここ数年前から私が貫いてきたスタンスである。去る先週金曜日の午前、早春を感じる日差しを背に受け、私が向かったのは仙台市若林区土樋にある福島美術館である。同美術館はアートの分野なれど古美術を中心に展示した規模の小さな美術館である。※五橋通り行く某美術館から100メートルほどしか離れていない... 続きを読む

熊耳耕年美人画四態

日本画、浮世絵、大津絵…レパートリーの広い熊耳耕年画伯熊耳耕年(1869~1938)は仙台の生んだ偉大な画家である。今日は一ヶ月ほど前に行った福島美術館(仙台市若林区)で展示されていた美人画四態を紹介する。先ず、これは鎌倉時代の尼僧、千代能の見立てと見られる賛美歌美人である。手に持っているのは聖書、日本女性の奥ゆかしさがよく現れた作品である。「冬つらら」、そろそろつららの季節も近い。耕年は浮世絵の... 続きを読む

秋の古美術探訪

 芸術の秋に於ける古美術鑑賞去る10月26日(日)の早い時間、私はJR仙台駅地下一階のカフェを訪ねた。静かなところで心を落ち着け、美味しいコーヒーでも飲みながら読書をしたかったのである。この日、私が読んだ本は志賀直哉の「暗夜行路」である。本作品は数年前に一度読んでいるがことのほか気に入ったので再読に及んだ次第である。暗夜行路はノンフィクションながら、志賀直哉の自叙伝に近いものである。この暗夜行路はス... 続きを読む

小さな博物館の探訪

 斎藤報恩会博物館を訪ねて先週の土曜日、仙台市博物館で学芸員のかたに会った。今取り組んでいる歴史エッセイに関することを聞きたかったためである。その帰り道にカフェとミニ博物館に寄り道した。きょうはこのミニ博物館「斎藤報恩会博物館」についてお伝えしたい。私設博物館であるこの博物館はこのTAKAYUビルの2階にある。ビルの入り口にこのような看板が立っている。これがないと見過ごしてしまいそうなほど目立たない。こ... 続きを読む

久しぶりの福島美術館

 古美術鑑賞と散歩で過ごす憩いのひと時サラリーマンは仕事でストレスが溜まる。従って週末には息を抜かねばならない。時折薄雲がかかるものの、晴れ間も伺える天候となったきょうの仙台、この道路は若林区の通称「旧国道四号線」、道路を隔てた向こう側が福島美術館のある土樋地区である。本日の目的地である福島美術館に行く前に、遠回りとなったが、商店街と寺町の混ざった荒町という町を訪れた。ここは満福寺という古い寺であ... 続きを読む

独眼竜政宗の再放送佳境へ

NHK大河ドラマ独眼竜政宗OPNHK大河ドラマの中でも視聴率に於いて5本の指に入る名作「独眼竜政宗」は現在BS放送で再放送中である。次回の第十回「男の器量」6月7日(土)放送予定である。前回で家督を襲名した政宗により、ストーリーは一気に佳境に入ってきた感がある。今回はそのあたりの見所について解説したい。弱冠18歳にして家督を襲名した政宗(米沢城にて)「きょうからそれがしがその者どもの頭領である。心して遣える... 続きを読む

椿、水木の挽きもの細工店

  椿、水木の挽きものの展示会昨日5月24日(土)、私はある展示会に足を運んだ。展示会が行われたのは仙台市北部の住宅地の一画に居を構える風変わりな私設美術館(中本誠司現代美術館)である。この美術館を見るとはるかな時空を越え、まるで自分が南フランスやイタリア南部にいるような不思議な雰囲気さえ感じる。前田良二さんの普段の仕事場は仙台市青葉区の「秋保工芸の里」である。中本誠司現代美術館の位置を地図で確認... 続きを読む

Alain DelonほどGYPSY役がはまる俳優も珍しい

1975 Alain Delon主演Le Gitan私はつい最近ある映画が観たくてDVDを借りた。それが1975年フランス映画ル・ジタンである。皆さんはこの口髭を生やした俳優が誰だかわかるだろうか?そして彼のこの悲壮な表情(反抗心を持った者がもつ険しい目つき)をよくご覧頂きたい。なんと二枚目俳優アラン・ドロンである。※この映画はかなり前に本ブログで一度取り上げたことを予めお断りする。Le Gitan内容“ジタン"の通り名で呼ばれる... 続きを読む

10連休を前にして

 SO IN LOVEリフレッシュ休暇(有給休暇)のため明日から10連休に入った。サラリーマン生活はなにかとストレスが溜まるものである。従って連休くらいは息を抜きたい。木曜までの四日間を無事に勤め上げた私は年度末特有の安堵感も手伝い、帰り道に昨今の週末のパターンともなった市立図書館に赴きビデオ鑑賞に及んだ。「海賊ブラッド」1935年のイギリス映画である。舞台は17世紀末の英国である。植民地時代というところに... 続きを読む

川端康成「雪国」のビデオ鑑賞

国境の長いトンネルを抜けると雪国だった今週も無事に一週間が終わった。サラリーマンにとって週末の息抜きは肝心なことである。サラリーマンは家庭を大切にしつつ、仕事と趣味のバランスをとり、上手にやり繰りしていくのが理想でありス、トレスを溜めないコツでもある。 昨日の夜は昔の映画で純文学の世界にどっぷりと浸りたかった。私は会社が終わると最近行きつけとなった図書館に向かった。この日鑑賞したのは川端康成の... 続きを読む

今話題のF1映画RUSHの鑑賞

2013米独英合作映画RUSH雪もだいぶ融けてきた仙台市内であるがきょうは話題の映画「RUSH」(ラッシュ/プライドと友情)を観に仙台フォーラムに出かけた。舞台は1976年のF1、主人公はジェーム・スハント(左)とニキ・ラウダである。二人は1970年のF3時代から無二のライバルであった。そして75年にフェラーリチームのラウダはハントよりも一足先にワールドチャンピオンとなっていた。 対するハントはフェラーリ... 続きを読む

男たちの野望が激突!66年米国映画「グランプリ」

1966年のF1グランプリを描いた映画今週の火曜日の建国記念日、私はある洋画のビデオ版を観るために宮城野区図書館に向かった。8日~9日にかけて降った雪はご覧の通り、ブーツを履いての歩行である。 実はつい先日RUSHという1976年時のF1グランプリの映画の公開が行われたばかりで、私はこの映画を是非鑑賞したいと思っていた。そしてこの映画を観る前に10年前のF1に脚光を浴びせた「グランプリ」を観て、両者を比... 続きを読む

もう一つの「独眼流政宗」鑑賞

  もう一つの独眼竜政宗※日時指定投稿昨日の日曜日の早い時間に私は宮城野区図書館に向かった。目的は新たな本の物色とビデオ鑑賞である。本を借りた後、ビデオをいろいろと物色した。その中で目に止まったのがこのビデオ「独眼流政宗」である。「独眼流政宗」と言えば多くの皆さんはNHK大河ドラマ1987年放映のTV版を想像されるのではないだろうか?だがこれは違う。なんと1959年(昭和34年)版の映画作品である。もち... 続きを読む

足摺岬の80メートルの断崖を目にした時

 若き日の田宮虎彦の苦悩を描いた私小説※日時指定投稿皆さんもお気づきのことと思うが、季節は日毎に春に向かっている。これは昨今の日没の時間を見れば伺えることであり、12月末では4時半で暗くなっていたのに比し、昨今の仙台地方では5時近くまで明るさを保つに至っていることからも明らかなことである。今冬の仙台はまとまった雪が降らないのでご覧の通り、また風もなく今時としては穏やかな部類に入る一日であった。この... 続きを読む

杜の都のもう一つの美術館

  カメイ美術館で味わう休日の至福福島美術館を出た私は徒歩で東二番町を仙台駅方向に進み、杜の都のもう一つの美術館であるカメイ美術館に向かった。仙台駅の近くにありながらこの落ち着きぶりが意外であった。アールのついたウインドー、入口にはブロンズの像が立っている。6階と7階がカメイ美術館である。スポンサーは地場では有名な亀井財閥である。入り口にはこのような木彫りの虎が飾ってあった。牙を剥いた精悍な表情、... 続きを読む

初秋の美術鑑賞①

 初秋の好日、古美術に親しみ心の平穏を得る以前もブログで紹介したが最近新たな新しい趣味として定着したものがある。それは休日の古美術鑑賞である。仙台の古美術鑑賞と言えば若林区土樋の福島美術館である。福島美術館の周囲は高級住宅地、昔で言えば屋敷町といったところで、近所には哲学者の阿部次郎(仙台名誉市民)の住まいがあった場所でもある。この界隈は都心に近接しながらもこのような緑が残っていて散策には絶好の場... 続きを読む

古美術に親しみ週末の平穏を謳歌する

   福島美術館における伊達政宗直筆の書状 ここ一年ほど前から私は二、三ヶ月に一度楽しみにしていることがある。それは古美術を鑑賞することである。古美術を鑑賞することで心の平穏が得られるのに気づいたのである。きっかけは尊敬している小説家、志賀直哉の影響であるが、最近は古美術関係のブログでお付き合いさせて頂いているかた(ひがにゃんさん、不あがりさん、ことじさん)の影響が大きい。自分はこの分野は初心者で... 続きを読む

燃え尽きた稀代の天才画家

   マグネシウムの如き燃え尽きた炎の人 現在、仙台市青葉区の宮城県美術館でゴッホ展が開かれている。この特別展開催は明日の15日までである。ゴッホは自作小説「躁と鬱」でも取り上げている通り、私が最も注目している画家である。ゴッホ展を今回見逃したら二度と見れない可能性が高い…きょうはそんな焦りさえ感じ、私は美術館への道を急いだ。それでは会場となった宮城県美術館の鳥瞰写真をご覧頂きたい。住所は杜の都仙... 続きを読む

連休初日の古美術見物と旧道探索

仙台都心にありながらも奥州街道の趣を残す建物連休後半の初日となった昨日、私は地下鉄南北線の愛宕橋駅で下車した。この日の目的は市内の福島美術館の古美術を鑑賞することである。この日は休日の午前中ということもあり交通量もまばらである。この閑散が日常の煩雑を忘れさせてくれて非常にいい。この太い通りはかつての国道4号線(大動脈)であるが、これと交わっている小路が姉歯(あねは)横丁である。この町名の起源を見る... 続きを読む

オペラカルメンの観劇

  Oper Carmen  歌劇カルメン名取公演が本日開催された。この日のチケット会場となった名取市文化会館を地図でご覧頂きたい。JR名取駅から徒歩で15分である。開演は午後2時である。私は昼食を済ませ、1時前には名取文化会館に到着した。本日の天侯は雪の合間に晴れという感じで、最高気温がマイナス0.6度とこの時期には珍しい真冬日、この時はたまたま青空が開けたがそれも一瞬であった。 雪の日に見える一瞬の... 続きを読む

杜の都のもう一つの美術館

 恒例の「めでた掛け」で震災復興と新春を祝う一昨日の天皇誕生日、私は震災の被害で1年9カ月の間休館していた仙台市内のある美術館を訪ねた。美術館のオープンは9時、善は急げ。この日私は仙台地下鉄南北線を利用し開館時間に間に合うようアクセスした。富沢行きの電車に乗り、降りたのは愛宕橋駅である。美術館の名は福島美術館、震災によって休館を余儀なくされ実に1年9カ月ぶりに開館したのだ。目指す福島美術館は若林区... 続きを読む

宮城県美術館見学その3

中庭に面した佐藤忠良記念館ホール↓ 開放的な全面窓、円形の柱、アーチ型の化粧天井、石張りの内壁、間接照明…美術館はこの建物があってこそ心の贅沢が味わえます。石ずくめの階段です。壁に照明が反射して光って☆います。 いいですね~、こういう雰囲気は~♪さあ~、美術館内部のレストランSalix(サリックス)にコーヒーでも飲みに行きましょう♪ 飲みのもと軽食を出しています。落ち着いた雰囲気のSalix内部 ブレンドコーヒ... 続きを読む

宮城県美術館見学その2

彫刻家佐藤忠良(さとうちゅうりょう)作品↓ 著名な彫刻家佐藤忠良氏です。裸婦を素材にした作品が多いようです。 裸婦その1 公園の新緑に冴える作品です。 裸婦その2 やはり芸術の秋って感じですね。 巨大なボス猫出現! よく見ると首に鈴をつけているようです。体はデカイですが顔が穏やかなので怖くはないです。ドラちゃんの親戚でしょうか?1970年ころどら猫大将っていうアメリカ漫画をやってましたが、その主人公を... 続きを読む

宮城県美術館見学その1(全3編)

久しぶりの美術館訪問 9月に入っって最初の休日、天気も良さそうなので仙台市西部にある宮城県美術館を訪ねました。広瀬川の西に位置するこのあたりは伊達政宗の築いた青葉城(別名仙台城)、博物館を始め文化施設が並ぶ仙台の顔と言ってもいい場所です。きょうは久しぶりにセカンドバイクシェルパでの短距離ツーリングを兼ねて行きました。玄関側の外部モニュメント↓ 美術館と言ったらモニュメントがつきものです。 ゆったりと... 続きを読む