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懐かしい福島県浜通り:常磐線の車窓を収録したDVDを借りてきました

本日、私は仙台市図書館(通称:メディアテーク)の4階に行って、新しい本を借りた。その足で2階のビデオ・DVDコーナーに立ち寄った。コロナの為、視聴覚コーナーはいまだにクローズのままだが、貸出は行っている。下の画像は私が本日借りたDVDである。右から①JR東日本常磐線運転席展望②NHK新漢詩紀行(監修:石川忠久)③その時歴史が動いた「吉田松陰編」である。実は私が定年する1年半前に福島県の相馬勤務となり、JR代行バス... 続きを読む

随筆「相馬での思い出」

 2015相馬野馬追最終日・小高神社野馬懸 リンク曲「相馬流山」解説byミック本日、相馬に最も相応しいリンク曲を考えたが、この相馬流山をおいては考え付かなかった。「流山」は相馬中村藩祖の故郷である下総の国「流山」(今の千葉県流山市)の地名にあやかったものである。この歌は1323年、奥州相馬家六代藩主・相馬重胤が従者三十余人を率い、住み慣れた下総を後に、奥州相馬地方に下向した際、口ずさんだものとも言われる... 続きを読む

息子とのいわき旅行(完)

 Van Halen Dreams Live リンク曲についてサラリーマン時代、私はできるだけ感情を表に出さないように努めてきた。普段から感情ばかり出していると、いざという時に「またか…」となり、言動が軽いものとなってしまうからである。普段は感情を押し殺し職場の和を重んじ、来るべき時に備える。心の中で「ああ来た際はこう出る…、こう来たならああ出る…、切り返しをいつ掛けるか…、返し技をどうするか…」そんなことをいろいろと考え... 続きを読む

祝!常磐線浜吉田~相馬間復旧

 文部省唱歌汽車 リンク曲について一昨日の12月17日(土)私は5年9ヶ月振りに再通したJR常磐線に乗って相馬に向かった。福島第一原発からさほど離れてない地域のことなので、これは何を置いても読者の皆様にお伝えしなければならないことと察している。本日は或る意味で使命感に苛まれてペンを執ったことを最初にお断りしておきたい。使命感と申し上げたのはもちろん、福島県浜通地方、宮城県南部沿岸部の一日も早い復興で... 続きを読む

田園に囲まれた長閑な磐城太田駅

連休4日目となった本日、私は去る7月12日に復旧したばかりのJR常磐線に乗って磐城太田(いわきおおた)駅に向かった。この駅は非常にローカルで駅の周囲は田園に囲まれている。福島県相馬市に転勤してから、仙台時代に比べて圧倒的に田園に接する機会が多くなった。極論に及べば毎日田園を見ながら通勤し、アパートのある宮城県亘理町の周囲も、住宅地を少し離れれば広々とした田園が開ける。私は転勤したばかりの頃、この田... 続きを読む
[タグ] 磐城太田駅

五年四箇月振りに避難解除!今日の小高

福島県民謡 相馬二遍返し相馬二遍返し歌詞リンク曲について「花は相馬に、実は伊達に」という言葉がある。伊達62万石、相馬6万石、両家の関係は石高だけでは決められない。それは両家が長きに渡ってライバル関係にあったからである。時は1600年、関ヶ原の戦いの直前、東軍に与した仙台藩主伊達政宗が中立であった相馬領を通過して帰国しようとした際、相馬氏家中では「長年の宿敵である政宗を討って恨みを晴らすべきだ」と... 続きを読む

祝!常磐線原ノ町-小高間開通

祝!常磐線原ノ町-小高間開通去る7月12日、福島第一原発事故に伴う南相馬市小高区の非難指示が解除が出されるのと同時に、JR常磐線の原ノ町-小高間が5年4ヶ月ぶりに開通した。7月23日から25日に渡って相馬野馬追が開催されるのでこれに先駆けての開通と思われる。野馬追見物を希望されるブロ友様はゲストブックに内緒で書き込んでください。私が案内を務めさせて頂きます。6月29日更新今年の相馬野馬追に伴う私の行動... 続きを読む

鹿狼山への憧れ

  読者の皆様へ「深読みは禁物」という言葉がごさいますが、私は微妙な問題に触れるに際し、但し書きをつけるなど、なるべく深読みをさせるような記事を書かないようにしています。即ち、深く読むほうだけの問題でなく、そう読ませるほうの筆力にも問題があると考えるからにごさいます。但し、深読みと早合点(記事を熟読する前に、結論を出す)は似ているようで異なります。両者の違いについて多くは語りませんが、何卒お察しの... 続きを読む

ミック式正しい日曜日の過ごし方

William B Hogg invite Scott Hamilton社説季節もすっかり良くなった。今はアパートの窓を開け、春宵の心地よいひと時に己の身を任せ、ウイスキーを嗜みながらScott HamiltonのJAZZを聴いている。今日も平凡な日曜日が過ぎ去ろうとしている。私は過去の記事で、一日を平穏に過ごすことこそが非凡であるとしてきたが、本日はそんな日曜日だった。平凡を突き詰めて解釈に及べば、中庸が生み出した因果も取れなくはない。サラリーマン... 続きを読む

JR代行バス、県境付近の車窓より

JR代行バス、県境付近の車窓よりJR代行バスによる通勤を始めて1年を過ぎた。本日は昨日4月20日の朝の車窓からのロケーションを紹介したい。ここは今年の12月に開通する予定の常磐線坂元駅(宮城県沿岸部南端)である。駅のそばには去る2月にコンビにもオープンし、利便性も増した。駅舎建設と同時に周囲には宅地造成も進められ、震災による人口流出を食い止めようとする行政側の意図を強く感じている。坂元駅からわずか数分... 続きを読む

彼岸の相馬中村

Ben Webster-Stardustリンク曲解説byミック私は窮地に陥り、何かにすがりたいと思った際に、歴史や哲学(禅を含む)などを吸収することで、不安を少しでも和らげるよう努めてきた。そんなことをここ数年繰り返しているうちに、人間が本能的に食事や睡眠を求めるが如く、いつの間にか自然に歴史や哲学を心の中に求めるようになってきた。言葉を換えれば「心の武装」とも言えるのかも知れない。少し前まで心の中にわだかまりがあり、... 続きを読む

朝の通勤の車窓から

3月に入っていよいよ春らしさに拍車が掛ってきた感がある。本日は昨日の朝のJR代行バスの車内の様子をお伝えしたい。いつも私は亘理発相馬行きの始発に乗って勤務地に向かうが、1月1日に初日の出を見に行ったときは亘理駅は真っ暗であった。それが3月ともなれば、この変わりようである。暗い中での雪の日の通勤は、やや足取りを重く感じたこともあったが今は違う。出発地の明るい亘理駅に際し、心に高揚を感じながら車窓からの... 続きを読む

雪がほとんど降らなかった相馬

有給休暇を取得した1月25日(月)相馬へ行ってみた。これは亘理町内のスーパーマーケット「フレスコキクチ亘理店」前の県道である。これは9時過ぎに撮影した写真であるが、道路上の雪は北側の狭い路地を除いて融けていた。積雪は土の上で2、3センチ程度といったところである。JR代行バスに乗って相馬に向かった。乗客は私を含めて僅かに二人であった。相馬に行く目的は外食とバス社内での日光浴を楽しむことである。冬場はど... 続きを読む

新春の相馬中村神社を訪ねて

Gerry Mulligan/in the Wee Small Hours of the Morningリンク曲をGerry Mulligan/in the Wee Small Hours of the Morningとした理由若い頃はこうした落ち着いたJAZZを聴くことはなかった。はっきり言えば地に足がついてなかったのである。他人の顔色ばかり気にしていたのである。一言で言えば自我が弱かったのだろう。孤立するのが怖かったからなのだろう。しかし今は違う。多くの右往曲折、試行錯誤を経て、己の心の中にしっかり... 続きを読む

JR代行バスから見た初日の出

皆様へ、新年のご挨拶新年おめでとうございます。ブロ友様、読者様、訪問者様に於かれましては日頃のご愛顧に大変感謝しております。今年も宜しくお願い申し上げます。JR代行バスから見た初日の出今に始まったことでないが、私は昔から元日に出て歩くことが多かった。昨年まで家族一緒に暮らしていたときは子供への情操教育上、正月に餅やおせち料理を食べたりしていたが、昨年から単身赴任生活となり、まして家に帰らない年越しと... 続きを読む

名水「右近清水」を求める小旅

ワーグナー 「ニュルンベルグのマイスターシンガー」前奏曲名水「右近清水」を求める小旅本日11時前、私は相馬行きのJR代行バスに乗ろうと、愛用の折りたたみ自転車で亘理駅へと向かった。何を隠そう、私はバスマニアでもある。今日のバスは日野自動車工業製のものであったが、年式も比較的新しく、乗り心地としては贔屓にしている三菱FUSOU製のものと比しても、遜色のないものであった。90年代の同社のバスに見られた荒々しい... 続きを読む

つき合ってまだ日が浅いブロ友様へ

  私の情報開示ブログ運営は単なる自己主張だけに留まってはならない。けして匿名性の隠れ蓑に身を隠すことなく、責任ある発言に及ばねばならない。従って、読者やお得意様(コメントやナイスを頂けるかた)の立場に立って理想的なブログ(オープンな性質のもの)のありかたを考える時、相手方から聞きたくても聞きづらいことを察して、自ら情報を開示するのも時として必要と考える。大変嬉しいことに昨今、新しいブロ友様が増え... 続きを読む

相馬の片田舎にて

相馬の片田舎にて先週の土曜のことだった。前日まで続いた大雨も上がり、朝から久々に晴れ間が覗いた。私はなぜか心ときめくものを感じ、特に用もなく相馬の片田舎を訪ねた。この辺りには民家の屋敷林が点在する。先祖代々受け継がれた屋敷林は冬場になれば北西からの季節風を遮るものとなり子孫への慈しみを感ずるものである。東の空には秋特有の筋雲が浮かんでいた。半袖から出した二の腕に心地よい風を感じつつ、民家もまばらな... 続きを読む

9連休第4日目ハイライト

 9連休第4日目ハイライト昨今の職場事情の変化によって休暇が多くなった。均しで述べるならば一年365日のうち、おおよそ三分の一は休みである。フランス並みの二ヶ月間の夏季休暇(バカンス)はさすがに無理だが、取りようによっては一ヶ月休暇も夢でない。それだけ我が国も、企業に於ける休みの態勢が欧米諸国に近いものとなってきた証なのだろう。9連休の4日目を迎えた私はJR常磐線で南に向かった。折りたたみ自転車とと... 続きを読む

相馬野馬追北郷での総大将お迎え

相馬野馬追 北郷総大将 お迎え先ず初めにこの動画は一昨年の2011年7月23日のものであることをお断りする。相馬野馬追は1100年以上の歴史を誇るものであるが、今まで中断したのはたった一回、太平洋戦争の時のみである。今だから言えることだが、この戦争の時でさえも、お忍びで僅かな騎馬が出陣したと言われる。それだけこの祭りは相馬の人にとって特別な意味を持つものである。ここで「成り切り」について再び考えて... 続きを読む

相馬宇多川の川歩き

 バッハ G線上のアリア 相馬宇多川の川歩き久しぶりの連休となった昨日の土曜の朝、私はJR代行バスで相馬を訪れた。いつもと違い代行バスの乗車率は低い。始発の亘理駅からの乗車は私を含めてたった五名であった。相馬駅に着いたのは9時6分である。下車に及んだ際、これから有り余る時間をどう使うかが私の胸中に全て委ねられる時、改めて人生に於いて余暇と仕事のバランスが如何に重要であるかを再認識した気がした。これを... 続きを読む

近世の相馬を救った二人の偉人の墓を訪ねて

近世の相馬を救った二人の偉人の墓を訪ねて去る5月31日(日曜日)私は中村街道沿いの相馬市北部の小高い丘を訪ねた。ここは相馬市西部ここには幕末の相馬を救った二人の偉人の墓が存在する。但し、これは単なる結果論である。実は此の地を訪れたのは本命である黒木城を探しかねたゆえの偶然であった。これを単なる偶然と捉えるのか、因果と捉えるのか私には定かでない。但し、一つだけ言えることは私が尊敬して止まない小説家志... 続きを読む

連休中日の相馬散策

 連休中日の相馬散策あっという間に過ぎたゴールデンウイークの5連休だったが、今振り返るならば歴史三昧の休日であった。その内訳は歴史資料館訪問が二箇所(①相馬市歴史資料収蔵館、②山元町歴史民族資料館)と伊達、相馬合戦跡一箇所、伊達藩古城跡二箇所と言ったところである。また相馬市図書館と亘理町図書館からは新たな歴史に関する文献資料も何冊か借りている。これらについては後に回し、今日は中日の5月4... 続きを読む

ローカルな常磐、朝夕の車窓より

朝夕の車窓から見たなだらかな阿武隈の山並み私は先日更新した記事で仕事以外の範囲に於いて「自分の生活を創作本位に煮詰める」と語った。創作活動で最も大切なものとして心掛けているのは何といってもモチベーションのキープである。今月当初から、亘理町や相馬市の図書館で主に郷土史の本を借り、これを読みながらバスや電車での通勤時間を過ごしている。但しこうした本ばかり読んでいると肩が凝る。そんな時に私の心を癒してく... 続きを読む

エッセイ「雨上がりの田園地帯と虹」

 エッセイ「雨上がりの田園地帯と虹」三日間降り続いた雨がようやく上がった。JR代行バス(亘理~相馬)に乗車している時、にわか雨に遭ったがすぐに晴れ渡った。空けない夜がないのなら、上がらない雨はない。久しぶりに覗く青空に気分爽快である。鬱蒼とした竹林のイグネに抱かれた民家、雑木林の処々に咲き乱れる山桜、めっきりと緑づいてきた畦の傍の土手が私の心を和ませてくれる。雨上がりのせいか遠くに望む阿武隈山地には... 続きを読む

中村城の桜

 相馬の花見スポット「中村城」一昨日の日曜日、好天に誘われて花見をした。亘理からのJR代行バスの終点である相馬で降りた私は徒歩で西へ向かった。天気予報通りのいい天気である。幾重にも回したお堀の渕を通って城のほうに向かうとお堀と見られる所で二羽の鷺を見掛けた。つがいだろうか?思わずにっこり微笑んだシーンであった。航空写真で中村城の位置を確認して頂きたい。赤で囲んだところが相馬の中村城(別名、馬陵城)であ... 続きを読む

長閑な田園の中、相馬流山を聴きながらの通勤

相馬流山by小山みつな先日の私の相馬初出勤の記事で、読者の皆様にお伝えしなかったことがあった。それは私の出勤がバス通勤のみでないことである。JR相馬駅で常磐線に乗り換え、或る駅で降り、そこから自転車で会社に出勤するのである。自転車を漕ぐのは約15分間であるが多少のアップダウンもあるので足腰の鍛錬にはうってつけである。TOTALで通勤に要する時間は二時間であるがこれは通勤時の時間を読書や創作に有効に使おうと... 続きを読む

相馬初出勤JR代行バス車窓からの眺め

転勤を言い渡されたサラリーマンにとって大事なこと私の本業はサラリーマンである。今年早々に相馬転勤を言い渡された私は自己ゾーン構築に入念な下調べを行った。それは9年半前の東京転勤の失敗(自作エッセイ「私にとっての東京生活」参照http://blogs.yahoo.co.jp/bgytw146/31989159.html)を再び繰り返さないためである。一見、仕事とプライベートは全く別なものにも思えるが、両者は一体になってこそ初めて噛み合い、快適な... 続きを読む

陸前浜街道と伊達政宗にちなんだいい話

敵対した伊達政宗を通した相馬藩の美談先週土曜日のことだった。私は春休みとなった息子を誘い、車で四月からの新しい勤務地となる福島県相馬市を訪れた。実はこの松並木だが、四、五年に一度紹介したことがあった。震災後はずっと来てなかったゆえ、改めて紹介したい。ここは陸前浜街道と言って、藩政時代に相馬と江戸を結んだ主要道路である。この陸前浜街道、意外にも当時相馬藩と敵対していた伊達政宗が通ったらしい。※以下Wik... 続きを読む

この度常盤相馬へ転勤します

  転勤地、常盤相馬への下見福島県浜通りの相馬への単身赴任が決まった。先週の土曜日、私は勤務地の視察を兼ねて常盤(福島県浜通り地方)に車を走らせた。先ず私が立ち寄ったのはアパートを借りる場所として候補地として考えた宮城県の亘理町である。※オレンジ○が亘理町の位置である。城のような形をしたのは亘理町郷土資料館(通称:亘理城)である。ちょうどJRバスの止まっている後ろがJR常磐線亘理駅である。現在、亘理駅か... 続きを読む

月光に妖しく輝く夜の海と風になびく煙

         寄する波もあれば返す波もある 最近の仕事場となった常磐から二週間ぶりで仙台に戻った。寂しい夜の福島県浜街道を車で走る。途中砂嘴の丘(砂洲が伸びて一方と繋がって入江となった地形)となった相馬の松川浦と鵜ノ尾崎を通った。車の通行も少なく誰も居ない浜辺に降りてみる。   ゴーーー、静まり返った砂浜に太平洋の荒波が獣の遠吠えのような唸り声を上げる。 吸い込まれそうな常磐の海、... 続きを読む

早春の常磐スタイル

               早春の常磐スタイル 週末は雪に見舞われた東北の太平洋側だったが、さすがにここは雪がなかった。そして2月半ばにしてはやけに明るい空、やや生ぬるい南風が知らず知らずのうちにこの日の私のテンションを上げていた。※福島県いわき市平(たいら)は小さな町が多い浜通りで唯一の繁華街を持つ都市である。 休日に訪れる美術館は疲れた心への栄養でもある。その存在が文化的な街を感じさせる。休... 続きを読む

その日、その日を精いっぱい精進する

 生を感謝しその日を精いっぱい精進する福島県楢葉町に1000年の樹齢を誇る大榧(カヤ)がある。以前に、ブログで宮城県東松島市の樹齢1000年の「月観の松」をお伝えしたが、今回も同じ常緑針葉樹の榧の巨木である。その榧の木は民家の庭先にあった。「塩貝の大カヤ」に至るにはこの小路を通って行かなければならない。月観の松は単独で田園地帯の中に立っていたが、塩貝の大カヤの周囲は雑木林(竹林、他の樹木)で囲まれ... 続きを読む
[タグ] 塩貝の大カヤ

常磐の田舎道を謳歌しよう!

日本ブログ村カワサキランキングに登録中です。クリックすると同サイトにリンクします。 https://bike.blogmura.com/kawasaki/福島ミーティング『春の祭典』まであと1週間に迫ったきょう、仙台の朝はホントにはっきりしない天気でした。昨夜からの雨があがって路面がドライになると思いきやまた雨でウエットに逆戻り…何か野球のリレードスチールみたいでした(笑)というわけできょうは24日にいわきに行くコース、福島県道34号... 続きを読む

常磐スタイル

早春の太平洋が眩しく輝くとき私は大いなる至福を感じた。 東北の湘南と言われるいわき市を仕事で訪れた。血管のように張り巡らせた細い道、落葉樹の多い林、あちこちに点在する竹やぶ、今まで仕事で東北各地を歩いたが、常磐の田舎はその他の地域とは全く違っていた。いわきという言葉の響きがいい。朝の日差しに太平洋が光り輝く。そこには解放感と歴史を感じさせるDEEPな文化があった。建設業という仕事柄、冬場はあまり好き... 続きを読む

すばらしい常磐の草原

 今回、常磐の魅力を伝えるのにいろいろと考えたが、単なるバイクツーリング形式の記事にしないであえて分類別(野原、阿武隈山地、屋敷と林…)に取り上げることにする。その理由は常磐の情景に対して大きな感銘を受けたため、通り過ぎた順に紹介するのは少し味気ないと考えたからである。第二節では常磐の野原について紹介していきたい。その前に私は第一節でも紹介した通り、4輪車ではけして通れない道を複雑にジグザグに(同じ... 続きを読む

09年秋、常磐への小旅行

常磐地方の魅力にせまる 今回の小旅行のねらいは単に常磐に行くことではない。はしがきに述べたように常磐に行くまで、いや行ってからも国道6号線を走らずにできるだけ旧道や農道を、時には名もない畦道、獣道を通って常磐の豊かな自然よき田舎の情緒に触れることである。 東北の中にあってこの地は太平洋岸に面していて、温暖で住みやすいと言われている。東北では比較的少ない落葉樹の林が多く見られるのも魅力的なところであ... 続きを読む

『小説常磐』

小説「常磐」(じょうばん) 「武蔵野の面影は今わずかに入間郡に残れり…」で始まる国木田独歩の小説武蔵野。(注釈:今から約110年ほど前の1898年、まだ自然がいっぱい残っている東京近郊北部~埼玉県にかけての自然…林、野原、小川、池、あぜ道…それに調和する茅葺屋根の農家の屋敷を詩情豊かに描写した不朽の名作、当時誰も着目していなかった人工的に作られた雑木林の秋から冬にかけての移り変わりのすばらしさを初めて表... 続きを読む

南相馬ツーリング後編、浜街道を走る

 小高ファミリーゴルフクラブに立ち寄ったあとは浪江町の請戸港にあるなみえマリンパークに寄ってみました。下の地図の+印のところです。詳しい地図で見る  目印の看板です。ここから海側に入っていくと間もなく着きます。 なみえマリンパークにはプラネタりウムがあります。上映が1時間もかかり帰りが遅くなるために鑑賞は次回にしました。少し残念でしたが … これはホールの内部です。ミレーの「落ち葉広い」などの名画の... 続きを読む

南相馬ツーリング中編、草原とシェルパ

 南相馬ツーリングの続きをお伝えする前に先日交換したシェルパのブロックタイヤの真横から撮った写真を掲載します。せっかくオフ用のタイヤに履き換えたので、ダートを走らないと… というわけで国道6号線から内陸側(西側)に入ったJR常磐線の磐城太田駅の近くののんびりとした田舎道を走ってみることにします。下の写真で+の印のあたりのカットです。詳しい地図で見る ゆっくりと走っていると何かサイレンのような音が…エ... 続きを読む

南相馬ツーリング(前編)

 ブログのプロフィールにも書いてあるように、自称「地球の裏側を見る男」で冒険家である私は今後は仙台平野にとどまらず、活動範囲を東北全域に広げてツーリングレポートをみなさんに、お届けしたいと思います。今回訪れたのは常磐地方…JRの常磐線で有名ですが常磐地方の意味を辞書で調べると、常陸(ひたち:今の茨城)と磐城(いわき:今の福島県浜通り)の総称となっています。常磐地方は寒い東北地方では冬場でも温暖(いわ... 続きを読む