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江戸時代後期に巨額の富を為した斎理屋敷

江戸時代後期に巨額の富を為した斎理屋敷本日は去る2月28日に訪問した丸森町の斎理屋敷を紹介したい。下の二枚の写真は県道45号線側から撮影したものである。如何にも江戸時代後期の豪商らしい屋敷構えであるが、血筋が絶えて町に寄付された建物は一部が建て替えられているものの、往時の面影を濃く残している。※古いお得意さんに於かれましては、ご記憶にあるかたもお在りかと存じますが、過去に於いて、斎理屋敷は2014... 続きを読む

佐野製糸工場の光と影

明治の頃丸森町の産業を支えた製糸工場去る7月26日(土)相馬野馬追見学に臨んだ私は伊達と相馬の古戦場を見に宮城県伊具群丸森町に向かった。この道路は国道113号線。真ん中の小高い丘がかつて金山城(要害)のあったところである。実はこの金山城のあった近く(川向こう)に明治から昭和初期にかけてこのような製糸工場があったというのである。この製糸工場はパルプから紙を作るほうの製紙工場ではなく、蚕から糸を作る工... 続きを読む

昔の農作業を描いた古い襖

オーナーのご厚意で特別に中を見せていただいた地区120年を経た名家の明治時代の古い家の中にはどんな家具があるのか?さっそく見てみることにします。欅で作った机周囲の端の部分の細かい模様も全部手彫りの欅です。 無垢の欅(欅の大木をくりぬいた)で作られた珍しい火鉢これはほんとに珍しい火鉢です。 手の込んだ非常に細かい欄間と天井の竿縁着工から完成まで10年かかっていますが、この部分も非常に手間がかかった部分... 続きを読む

質実剛健な欅造りの家(前編)

質実剛健(飾り気がなくて、まじめで強くしっかりしていること)なものが私は好きです。武士道もこのような生き方を説いています。近代(明治時代)版の(例えれば)武士道を貫くような質実剛健な家を紹介します。お断りしておきますが、この家は名取百選には載っていますが一般公開はしていません。過去に見学に行ったマナーのない人(勝手に扉を開けたり、挨拶もしないで帰った)にオーナーが心を痛めたため、本当にこの建物の価... 続きを読む

登米尋常小学校の展示物

重要指定文化財、旧登米尋常小学校にはどんなものが展示されているのでしょうか?これは旧国鉄で使用された真鍮製のカンデラ(合図燈)です。 改札用のはさみです。現在は自動改札になったために姿を消しました。 駅に置かれたベンチですが、『コルゲンコーワ』という文字がかすかに読み取れます。今でもコマーシャルやってます。左側のカエルさんが昼寝してるのがわかりますか? デ・デカイ!これは大鷲のハク製です。猛禽類なので... 続きを読む

大正時代の授業風景の再現

これって本当に家庭科教室?床の間や化粧欄間を見ると大きな屋敷にも見えますが…立派な家庭科室です。それにしても傘のついた裸電球って今は見かけなくなりましたね。これで裁縫の針を通せたんでしょうか?おっと昼間しか授業がないから大丈夫かな?今では見かけなくなった手動式のミシン、これは丸みを帯びたデザインのほうです。 これは変わったデザインですね。一部のKawasakiバイクのような直線的なデザインです(笑) これは角... 続きを読む

重要文化財、登米高等尋常小学校見学

宮城県北部の登米市に残る120年以上前の古い小学校の校舎、旧登米高等尋常小学校9月20日のKROG登米ミーティングでこの建物の見学をしたので紹介します。 この国指定重要文化財の建物は現在は教育資料館として一般に公開されています。それにしても登米市は水澤県庁、警察資料館、武家屋敷が3ヵ所など非常に文化遺産の多い町です。この地は江戸時代は北上川の水運の拠点として栄えたところでも有名です。 何度かの改修工... 続きを読む

登米市水澤県庁記念館を訪ねて

5回も用途が変った明治時代の貴重な建物『水澤県庁記念館』 前回紹介した宮城県登米市の武家屋敷の前の道路を隔てた斜め向かいにある水澤県庁記念館を紹介します。場所は下の地図の+印のところです。東京方面からのアクセスは東北道~仙台南JC~三陸道~登米IC下車5分で着きます。詳しい地図で見る まずは門と建物の外観です。瓦屋根、外壁、門…すべて改修工事で新しくなっているようです。くたびれた雰囲気はありません... 続きを読む

旧第五十九銀行本店本館(旧青森銀行)

 弘前の中心地に建つ重要文化財、旧第五十九銀行本店本館(旧青森銀行)を紹介します。この建物の棟梁は太宰治の生家、斜陽館を建てた堀江佐吉という有名な大工です。竣工は明治37年(1904年)ですから100年はとうに過ぎた建物です。構造はなんと木造で、外観は当時流行のルネッサンス風に見えますが、外壁の瓦の上に漆喰壁を塗ったり、小屋組みにトラス梁と和風小屋組を併用するなど、和洋折衷が見られます。昭和18年... 続きを読む