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小説「我が後半生と武士道」

中編小説「我が後半生と武士道」後編  第三節「支倉常長への成りきり」発病から二年を経てうつを脱した私は「躁」という前代未聞の何物に向き合わなければならなかった。躁に変わりたてだったころ、私は所構わず大きな笑い声を上げた。恐らく今思えば快感を司る物質が体内から分泌されたからと思われるが、これが周囲の人に不快感をもたらすものだと気付いた時はだいぶ後になってからのことであった。それだけこの病は自覚するの... 続きを読む

中編小説「我が後半生と武士道」前編

※ミックコメント連休を利用して新たな中編小説に取り組みました。私がこの世に生きた証としてこの作品を残したいと思います。原稿用紙で30枚ほどの中編になるため、二回に分割しました。読者様に於かれましては何卒今後とも宜しくお引き回しのほどお願い申し上げます。中編小説「我が後半生半と武士道  」                               &nbs... 続きを読む