武家屋敷「春蘭亭」後編 江戸時代の侍の暮らしぶりを垣間見る お待たせしました。お約束の通り、本日は江戸時代の武家屋敷「春蘭亭」(鈴木家)の建物の内部と中庭にあるものをお見せしましょう。 まず台所の流しと水甕、餅つき用のうすときねです。僕の母方の実家も昔はこんなものが台所に置いてありましたね。 これは魚捕りの罠とドジョウすくいで使う籠のようです。宴会で使っても受けそう。(笑) 昔の屋敷にはつきものの囲炉裏と茶釜です。茶釜... 続きを読む
武家屋敷「春蘭亭」前編 関西から移住してきた武家が住んだ質実剛健の精神が宿る屋敷 宮城県登米市は古くから北上川の舟運の拠点として栄えた城下町で古い建物が多いことで有名です。先日、その古い建物の一角、武家屋敷「春蘭亭」(鈴木家)を訪ねてみました。東京方面からのアクセスは東北道~仙台南JC~三陸道~登米IC下車、5分で着きます。(下の地図の+印のところです。)詳しい地図で見る 古い建物が並ぶこの通りの門構えをご覧ください。一... 続きを読む
ホットケーキでほっと景気 息子の応援! 本日、有給休暇を取って息子の応援をする予定で仙台市体育館で開催された宮城県中学校新人卓球大会に行ってきました。場所は仙台市中心地から南西部の太白区役所の近くです。詳しい地図で見る 仙台市体育館の正面玄関です。宮城県内から集まったため選手はかなりの数になっているようです。 玄関には一足早く(仙台七夕は8月6日~8月8日)七夕様が飾ってありました。 朝一番で所用があったのとガードマン... 続きを読む
十和田隕石 青森県十和田市の某畳屋さんは、1997年4月ころ、自宅敷地内の倉庫周辺を草刈り中、草むらの上にちょこんと乗っていた石に気付きました。すぐそばのトタン屋根の軒先に同じ形の四角い穴もあいていました。 拾い上げた石をしばらく放置した後、ある人の勧めで鑑定を受けたところ1985年~90年ころに落下した隕石であることがわかりました。 隕石のUPです。この隕石は重さ53.5グラムの比較的小さいもので、ほぼ4センチに3セン... 続きを読む
五千円札肖像画の新渡戸稲造とは? このかばんとパナマ帽子、誰が使っていたか皆さんはわかりますか?えっ寅さん?ブ~ッ。 正解はこの人。そう旧五千円札の肖像となった岩手県盛岡市出身の国際人、 渡戸稲造です。 これが肖像画の原画写真。夫人(米国人)とのツーショット。新渡戸が56歳のときの写真です。なかなか貫禄があります。 十和田市にある、新渡戸記念館に行ってきました。新渡戸稲造は幕末に現十和田市の開拓に尽力した新渡戸傳の孫でもあり、... 続きを読む
巨大蟻のロボット 【はしがき】岩手県の内陸部と青森県の東側を南部地方と言います。このコーナーでは仕事柄出張の多いわたくし「風天のミック」が南部地方でみかけた面白いものなどを皆さんにリリースしていきたいと思います。 先週訪れた十和田市内で見かけた、面白いモニュメントの数々を紹介します。場所は十和田市役所東隣の現代美術館、郷土館跡地(現在工事中)です。(下の地図の+印の地点)詳しい地図で見る まず初めはハロインを思わせ... 続きを読む
校舎の宿さんさん館 宮城県南三陸町の外見からは思いもつかない用途に使われている建物を紹介します。場所は南三陸町志津川から北北西に約5キロほど行ったところです。 こうして見ると、昔の小学校の古い校舎にしか見えませんが…なんだ~、ただの古い校舎じゃん 続いて裏からのビュー、これもただの古い校舎にしか見えません。 んっ、外部に給湯器がつけられたり。配管がしてあったり…、学校ではないのでしょうか? これは正面の入り口です。... 続きを読む
安いぞ!志津川の毛蟹 きょうは昼ごはんに大好物の蟹が食べたくなり、先日志津川ラーメンを食べた「サンポート」の1階にあるスーパーに行ってみました。南三陸町志津川港に水揚げされた海の幸、少し小ぶりですが毛蟹(ボイル)が3匹入っています。 え~~!毛ガニがこんなに安くていいの~ これで税込み¥598は安い!私は蟹用のはさみとフォークを持って歩いているので、食べるほうもばっちり、今日の昼飯はこの毛蟹を2匹とおにぎり1個です。... 続きを読む
仙台平野とKR500レプリカ 天候に恵まれた7月20日、リアショック交換、カムダンパー調整を終えて絶好調になったKR500レプリカを駆って仙台市街地を一望できる仙台大観音前に行ってみました。すぐそばにはホテルやゴルフ場、乗馬場もあり環境のよいところです。詳しい地図で見る これは上の地図のプラザハウスとなっている建物のペットショップの前で撮影しました。 マシンをUPで撮ってみました。 これはプラザハウスから北東に1キロく... 続きを読む
江戸時代の地方豪族の古民家(後編) 伊達政宗直筆書状のある蔵、昭和に入って建てられた別館 昨日の前編に引き続き、旧須藤家住宅の後編をお伝えします。まず本屋の土間のある台所は昔の住居らしく天井がありません。したがってこのように茅葺の屋根裏や梁材がむき出しになっています。 囲炉裏です。食事のときのだんらんが目に浮かぶようです。昔は上座、下座のしきたりがありました。 廊下の突き当たりです。格子の入ったガラス戸と置物のバランスがグッド! ... 続きを読む
江戸時代の地方豪族の古民家(前編) 樅の木と松の木は残った。松笠屋敷見学 宮城県南三陸町にある奥州豪族、藤原家の系列の子孫が住んだ旧須藤家住宅(通称:松笠屋敷)を紹介します。住所は宮城県本吉郡南三陸町入谷字桜沢442で、東京方面からのアクセスは東北道仙台南ジャンクション~三陸道~三陸道桃生津山IC下車~国道45号線経由30分で着きます。旧須藤家はひころの里の中にあります。さあ行ってみましょう♪ これが旧須藤家の全景です。木々に見え隠れ... 続きを読む
KRのカムダンパーの調整 カムダンパーの調整手順について 本日7月20日はKROG東北支部会員のCさんのKRのカムダンパー(2本のクランクシャフトからミッションに回転を伝えるためのクッションのついたギア:別名プライマリーギア)調整に立ち会いました。 Cさんからカムダンパー不調(不調になるとエンジンが温まってからの再始動困難やアイドリングしなくなるなどの不具合を生ずる)につき部品調達の依頼を受けた私は東京都大田区在住のtetsum... 続きを読む
フーテンの虎と片山珍誤のチャレンジゴルフ(7月小高ラウンド第3ステージ) 痛恨の大叩きにガッカリ あのフーテンの虎(寅ではないのでお間違えなく…)が帰ってきました。えっ、なぜここにいるかって…そんなやぼなこと聞きなさんな。この人はいるだけで存在感があって、いるだけで笑いがとれるんですから…。(笑) ショートコースゴルフ7月小高ラウンド第3ステージは本日2009年7月19日福島県南相馬市小高区の小高ファミリーゴルフクラブで開催されました。日差しこそ少なかったものの、不快指数... 続きを読む
三輪トラック、マツダT2000発見 皆さん、この乗り物はなんでしょう?こうして後ろから荷台を見ると普通の4輪トラックにしか見えないと思いますが… この部分を見るとクラシックバイクの前輪に見えるかな? 種明かししましょう。これは福島県のゴルフ場に行く途中のガソリンスタンドで見かけた三輪トラック(オート三輪)です。残念ながらこの三輪トラックはナンバーは付いていますが、車検が切れており現役ではないようでした。型式は1960年代にマツダ... 続きを読む
志津川の昭和の大邸宅 宮城県南三陸町の志津川は明治、昭和と大きな津波に襲われましたが、昭和35年のチリ地震津波を免れた古い建物が東浜街道筋(現国道45号線沿い)を中心にまだかなり残っています。今日はその古い建物の中でもひときわ目をひく大きな民家を紹介します。場所は東浜街道筋(現国道45号線沿い)七十七銀行志津川支店近くです。 45号線のわき道からの写真です。このボリュームのある大きな建物はなんと一軒の民家です。複雑に... 続きを読む
ウニいかだ?麺ってなんだ? 養殖いかだのようなウニが丼をうめる♪ 三陸はウニの名産地としても有名ですが、きょうはウニが入った珍しいラーメンを紹介します。場所は国道45号線沿い、志津川の南三陸町役場から1キロほど東に行ったところにあります。詳しい地図で見る これがウニいかだ麺のメニューがある「ラーメンさくら家」です。お昼時とあってすごく混んでいました。混んでる店は美味いってよく言われますが… メニューを見てビックリ!ウニいかだ... 続きを読む
あなたは善人?それとも悪人? こんな立札を見つけたら、あなたならどうしますか?きょうは宮城県南三陸町の神業堂山麓の巨石にまつわる話をお伝えします。この看板を見て好奇心旺盛な私が岩の裂け目をくぐってみよう(自分は果して善人なのか?悪人なのか?試したい)と思ったのは言うまでもありません。(笑) これが神業堂山麓の巨石の案内看板、少しドキドキしますね。 さほど人里から離れていないところに巨石(花崗岩)を発見、それにしてもデカイ!... 続きを読む
警戒心の強い野生の雌雉発見! 自然に恵まれた南三陸の山、偶然にも雄よりも警戒心の強い野生の雌雉の写真を撮影したので紹介します。何気なく通った野道に、なにかがさがさ動くものを発見!わかりますか?ポストの右にいるものが‥‥保護色のためわかりづらいですが‥‥ そうです!野生の雌雉です。なんと私に気づいても逃げるそぶりはありません。 なぜ逃げないのか?ピンときました。卵か雛がいるのでしょう。自分がおとりになって私の注意をそらそうとしてい... 続きを読む
美味!3種類の海藻の入った志津川ラーメン 南三陸町志津川と言ったら新鮮な海の幸、きょう昼に行った志津川サンポート2階の「ファミリーレストランコスタ」の「志津川ラーメン」を紹介します。場所は国道45号線沿い志津川総合病院の向かいになります。詳しい地図で見る サンライズ店内から見た「ファミリーレストランコスタ」の店構え、ローカルな感じがいいですね。ちょっとメニューサンプルを見てみましょう。 メニューサンプルです。!!志津川ラーメンってなに?... 続きを読む
ついに40の壁をブレイク!!ショートコースゴルフ小高ラウンド第2ステージ ついに40を切ったぞ~ ショートコースゴルフ小高ラウンド第2ステージは7月12日、福島県南相馬市小高区片草字日光塚の小高ファミリーゴルフクラブで開催され5ラウンド計45ホールをプレイました。この日は梅雨とは言え、天候に恵まれましたが、午後からはかなり蒸し暑く感じられ、1ラウンドごとにクラブハウスで休憩しながら回らないと脱水症状を起こすのでは?と思われるほどでした。 尚、東京方面からの本コースへのアク... 続きを読む
カワサキ750ターボ、ヤマハR1-Z合同ツーリングIN七ヶ浜 気分はモンテカルロ? ブログを始めて8か月が過ぎました。この8か月で何人かの友達ができてバイクのオフ会(KROG東北支部ミーティングを含めて)を3回行いました。やはりブログの力は大きいです。 7月11日(土)はブログ友達のパパさん(ヤマハR1-Z)とSさん(カワサキ750ターボ)と3台で3月29日にシェルパで訪れた宮城県宮城郡七ヶ浜町花渕浜舘下のカフェ セイルヨットに短距離ツーリングに行きました。... 続きを読む
石巻の岡田座 航空写真をご覧ください。宮城県石巻市旧北上川の河口にできた中洲(川の真ん中に堆積してできた島)の中瀬(なかぜ)という島、きょうはここになにがあるかを紹介します。 中瀬にはご覧のように2つの橋(第1内海橋、第2内海橋)が架かっていて石巻市街地と牡鹿半島をつなぐ大動脈として(他の2か所に新たな橋が架かるまで)車や人が行きかう、活気あふれる場所でした。 今は車の流れが分散して昔ほどの混雑はなくなりまし... 続きを読む [タグ] 岡田座
故郷、石巻の由来「巻石」 ここが私のルーツです。(震災前) きょうは気仙沼、塩釜とともに宮城県を代表する港町であり、私の生まれ故郷でもある石巻(いしのまき)市の由来と言われる巻石(まきいし)を紹介します。 石巻市の位置ですが仙台から北東に約60キロ、旧北上川河口に開けた宮城県では仙台に次ぐ都市です。 古くから活気ある港町として栄え、牡鹿半島の玄関口ともいえる交通の要所でもあります。私は生まれてから、幼稚園時代をのぞいて小学3... 続きを読む
最速KRの紹介 究極のレーシングKR 2004年までKR(初期型タンデム)でレースに出ていた仙台の菅田さんのマシンを紹介します。というものこのマシンは千葉でレースをしている方に譲渡が決まったので、そのなくなる前に再度皆さんにお伝えしたかったのです。 これは斜め後からの写真ですが、自分で試行錯誤して何度も作り変えた力作のチャンバーが見えます。レーサーなので最低限度のライダーの体重がかかるところを残してフレームを(不要な... 続きを読む
珈琲神社 先日、昼休みに行った宮城県南三陸町志津川字黒崎のちょっと変わった喫茶店を紹介します。場所は国道45号線沿いホテル観洋志津川の南300メートルほどの場所です。詳しい地図で見る これが店の外観です。おおっ!クラシカルなバイクが止まっていて「たちよりコーヒー」の看板が… 入口に置いてあるバイクはこの店のマスターのもの、遠くから見たらノートンに見えましたが良く見るとカワサキエストレア(250CC)です。... 続きを読む
アイアン、マイクタイソンの栄光と没落 彼の首回り50センチ以上もある野獣のような鍛え抜かれた肉体と獰猛とまで言われたパワーとスピードは、これまでモハメドアリのKOの少ない離れて戦うアウトボクシングを見あきたボクシングファンの心をとらえるのに十分だった。この3分40秒あたりからのKOシーンを見て頂きたい。パンチがかすっただけで相手が倒れるすさまじい破壊力!Mike Tyson (the best boxer ever) わずか20歳でヘビー級の世界チャンピオンとなった... 続きを読む
片山珍誤INショートコース小高ラウンド ショートコースゴルフ同好会6月度小高ラウンドは7月5日(日)小高ファミリーゴルフクラブ(パー30、1441ヤード)で開催され5ラウンドを行いました。きょうは私片山珍誤ことミックの、このラウンドにかけたこだわりを紹介します。 まずクラブセッティングはウッド使用禁止のためすべてアイアンです。I1,I3,I4,I5,I8,I9,P,A,S,パター(Iはアイアン、Pはピッチングウェッジ、Aはアプローチウェッジ、Sはサンドウェッジ... 続きを読む
港町気仙沼の古い建物 港町として有名な宮城県気仙沼市の中心地は古い建物が多く残っています。かつての繁栄を思わせながらもどこか哀愁を漂わせる味のある建物をお伝えします。 ほとんどの写真は下の地図の+印のあたり(国道45号線沿い)で撮影したものです。詳しい地図で見る この建物だけが港の前の通りにありました。海産物の問屋のようです。外壁が緑っぽいのは銅板の緑青(ろくしょう)のせいでしょうか?幕板部分のギザギザの模様や古い屋... 続きを読む
泣いて弟小次郎を切る 家を取るか?弟を取るか?伊達政宗、苦渋の決断 伊達政宗の母保春院による毒殺未遂事件は有名ですが、母の陰謀のためにわずか13才(異説あり)で犠牲となって政宗に手打ちにされた悲運の貴公子、伊達小次郎の墓のある宮城県津山町横山の右年山を訪ねてみました。国道45号線沿いの道案内ですが、気をつけないと通り過ぎてしまいます。墓の説明書きには小次郎とともにお守役の小原縫殿之助定綱の墓もあるようです。とにかく行っ... 続きを読む
景気よくしておくれ。恵比寿さ~ん。 のんきに釣り竿をかついで魚(マグロ?)にまたがる恵比寿さん。気仙沼の魚市場の北側の「海の町」で見かけたこっけいな姿です。 今年は景気が悪い。仕事も少ない↓苦しい時の神頼みならぬ、恵比寿頼みをしましょう(笑)。それにしても悩みなさそうだな~、このおっちゃん。 見かけた場所は宮城県気仙沼市の魚市場のそばのところです。クリックすれば航空写真もご覧になれます。詳しい地図で見る... 続きを読む
雷で裂かれた岩の伝説、景勝地神割崎(後編) 今日はいよいよメインイベントの神割崎へ皆さんをご案内します。これが神割崎へ降りて行くところの看板です。はたしてどんな逸話があるんでしょうか? 神割崎の伝説、一頭の鯨をめぐっての2つの漁村が対立した時、雷がここに落ちて岩が真っ二つに割れて争いに決着がついた。この時に割れた岩が両村の境界になって和解した…読んで字のごとし「神が割った崎(岬)」…神割崎の意味がやっとわかりました。 神割崎に降りて行く小道... 続きを読む