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早春の鹿島台への旅

  宮城の米処鹿島台を訪ねて早春の日差しに誘われて旅に出た。行く先は宮城の米処でもあり大崎平野のど真ん中鹿島台である。※地図で鹿島台の場所を確認して頂きたい。画面の中央の+印が鹿島台である。詳しい地図で見る 私はきょうの早い時間、まるで遠足に出発する子供のように胸をときめかせながらJR東北本線仙台駅発小牛田行きの下り電車に乗り込んだ。仙台~東仙台駅間は住宅地を走るが、東仙台駅を過ぎて2~3分走ると... 続きを読む

中洲の島、石巻の中瀬の変遷

  石巻の発展の生き証人「中瀬」  下の地図をご覧頂きたい。石巻に注ぐ旧北上川、その河口近くに中瀬(なかぜ)という中洲(川の堆積によってできた島)がある。石巻で育った私にとって、この島は幼い時に魚釣りをしたり、映画(当時は岡田座という劇場、映画館があった)を観たり、非常に思い入れのある島あり、この島抜きにして石巻の全体のイメージは成り立たないと言ってもいいほど大きな存在感を感ずる島である。また... 続きを読む

ちょっと複雑な気持ちなんだ

The Rolling Stones - Mixed EmotionsThe Rolling Stones - Mixed Emotions - OFFICIAL PROMO 意地を通(とお)せば窮屈(きゅうくつ)だ。とかくに人の世は住みにくい。(夏目漱石「草枕」より)                   ミックコメント きょうはそんな表現の似合う一日だった。もう一つ言わせてもらえばこの歌のように複雑な気持ち(Mixed Emotions)という言葉になる。俺は意地を通そうとしたが摩擦が大きすぎた... 続きを読む

我が郷里石巻の復活状況

   石巻の復活を実感する先週、彼岸の墓参りを兼ねて郷里石巻に行った。往路はJR仙石線である。赤ラインの入っている電車は快速である。仙石線は依然として全線開通していないので松島海岸~矢本まではJR代行バスで行くことになるが、前回行ったときに比べ、新たに松島海岸~高城、陸前小野~矢本の区間が復旧し、不通の区間が以前よりかなり狭まってきた。ここは航空自衛隊の基地のある矢本である。矢本から再び列車に乗る... 続きを読む

伊達と相馬の攻防拠点となった金山城

   弱冠15歳の政宗、父に伴い金山城の宿敵相馬を攻める 宮城県最南端の冒険シリーズは最終回(第5回)は本シリーズの焦点とも言える伊達、相馬の攻防の拠点ともなった金山城(宮城県伊具郡丸森町金山)跡について紹介する。※地図で金山城跡の位置を確認して頂きたい。黄色線が県境、凸:金山城跡城は小高くなった丘の上(標高117メートル)にあるが、これは城の入口である。古い屋敷にも見えるが城との関わりは不明であ... 続きを読む

宮城県最南端の冒険その4

 砂鉄が取れる場所から七里以内、薪の取れる場所まで三里以内とは? 巨岩のあったところから目的地の筆甫(ひっぽ)までは10キロ少し、だがこの10キロの距離こそが筆甫を秘境の地と言わしめているような気がする。というのはこの区間の道路沿いに民家がほとんどないからである。これは巨岩から500メートルほど南に行った辺りの砂防ダムである。あの河原のごろごろした巨石からしても、この辺りの急流の川は大雨が降ると土... 続きを読む

宮城県最南端の冒険その3

息子との骨肉の争いに敗れ隠遁させられた政宗の曽祖父、伊達稙宗 前回に続き宮城県最南端の丸森町の探索をお送りするが、この辺で丸森町の簡単なプロフィールを紹介する。現在の人口は約1万4千、過疎化が進んでいるが、縄文時代の遺跡が見つかることから、この地が阿武隈川流域沿いに古くから拓けた地であったことがわかる。また藩政時代は水運の拠点としても栄え、齊理屋敷にも見られる豪商の出現を見るほどの豊かな町であった... 続きを読む

宮城県最南端の冒険その2

 平凡こそはこの上もない幸せである 一口にバイク趣味と言ってもいろいろな分野がある。この日に行った分野をあえて言葉にするのなら「田舎道探索趣向」という分野にでもなろうか…、若い時はあまり興味がなかった田園、野山、川べり、屋敷林…片田舎の景観に感動し、爽やかな風を全身に浴びながら走る。こういう走りが喜びに感じられてきたのは五十を過ぎてからのことである。  若い時分は走りそのものが楽しみで、こういっ... 続きを読む

宮城県最南端の冒険その1

 自分が生を受けた県の未踏の地を冒険する旅 私には以前から気になることがあった。それは郷土の宮城県で一回も訪れてない場所があるということであった。そんな場所があるならば冒険者ならずとも行ってみたいと思うのが人情というものでないだろうか?  きょうから数回に分けてその様子をブログに紹介したいと思う。数回と述べたのは①今回は史跡を4箇所訪ねた点。②全行程で数百枚に渡る写真撮影を行った点。... 続きを読む

武者小路実篤の「向日性」とは?

     武者小路実篤の持つ向日性とは? 「単なる同調だけでなく、切磋琢磨しつつ相手を慈しむ友達関係」、もし真の友情のありかたを問われた時、また親友というものが本当に美しいというのならまさにこのような関係を言うのではないだろうか?武者小路実篤と志賀直哉は生涯を通じて無二の親友であったというが、きょうはこの二人の友情のあり方についてスポットを当ててみることにする。その前に実篤の残した絵画と詩をご覧頂... 続きを読む

知らないふりをすることの美徳

  人づきあいでは知ってても知らないふりをすることも時には大切 この写真を見て頂きたい。この笑顔の人物は仙台地方の多くの商売を営むところで縁起物として多く掲げられている「仙台四郎」である。 彼は以前から実在の人物では?言われたが推測の域を出ず、謎に包まれた部分が多いとされてきた。ところが最近になって彼は実在の人物とされ研究によって多くのことが判明し、本や劇の題材にされるにまで至った。現在彼にちなん... 続きを読む

郷土愛を心に抱き必ず東北復興を成し遂げる!

 郷土愛を持ち、着実に焦らず復興を成し遂げよう! 今日で震災から2年が過ぎたが私は昨年の今日と同じようにあの日のことを思い起こす。当日の深夜にまで及んだ焦燥と恐怖に満ちた迷亭俳諧、今でもあの夜を思い出しただけで背筋が冷たくなるのを感じる。当時の仕事場だった福島原発からの帰路の時期とルートを一歩間違っていたら果たして…自分は運よく助かっただけではないのだろうか? ※2年前のきょう、夜通し走り続け夜... 続きを読む

志賀直哉の古美術趣向と無類の犬好きを描いた作品

 古美術を愛し、犬によって癒された志賀直哉 志賀直哉の末弟子の阿川弘之に言わせると直哉にはその生涯で三度の執筆停滞期があったとされる。一度目は松江、京都、我孫子時代の大正3年~大正6年、二度目は奈良(上高畑)時代の昭和4年~昭和9年、三度目は東京世田谷時代の昭和17年~昭和20年(戦時中)である。三番目の戦時中の停滞は明らかに軍国主義から受ける圧力が大きな原因であり、戦争が終わってからはもう一度筆... 続きを読む

硬い手袋の対策とバイクの油漏れのDIY

硬い手袋への対策とオイル漏れ修理のDIYでバイクライフを楽しく そろそろ東北もバイクシーズン、昨日は休暇を利用しバイクの環境改善に取り組んでみた。対象は①硬くて突っ張ってどうにもならない皮手袋と②シェルパのシリンダーヘッドからのオイル漏れである。  私はシェルパに乗る時に今まで作業用手袋を愛用していたが、昨年の秋に購入した作業用手袋(豚皮)があまりにも硬く、クラッチ操作にも支障をきた... 続きを読む

名も知らぬ松島の島々が愉快だった

  文明の利器によらない日本三景松島探訪 きょうは日本列島全体が高気圧に覆われ春らしい天気になった。仙台もきょうの最高気温は13度と4月半ば並の温度、年次休暇を取ったきょう私は朝起きると同時に松島に行くのことを決めた。松島は地元なので既に数十回は訪れてはいるがこれは単に訪れたのみで、真の松島の魅力はまだまだ味わっていない気がした。  これは今までは車やバイクといった文明の利器を使って観光客がよ... 続きを読む

仙台市立泉図書館への訪問

   新たな読書ネタを仕入れに図書館へ昨年の秋から二週間に一度の割でずっと図書館通いを続けている。今までは若林図書館、広瀬図書館、青葉図書館(仙台メディアテーク)であったが、昨日は泉図書館に行ってみた。ここは地下鉄南北線の北の終点である泉中央駅前である。私はバイクを図書館の西側のほうに止めた。航空写真で泉図書館、泉中央駅、ユアテックスタジアム仙台の位置を確認して頂きたい。ユアテックスタジアム仙台は... 続きを読む

亀の如き人生を愛す

    愚鈍と言われてもいい、我は亀の如き人生を歩むなり 早春の日差しに誘われ外出してみた。ここは仙台市郊外の崖の縁、時折音を伴った強風が激しく吹きすさぶ。まだまだ春霞とはほど遠く春の嵐の真っ最中だった。何か飛んで来ないだろうか?そんな懸念も頭をよぎるほどの荒れようだった。しかしながらそれは天候のことであり、心の中では寒い冬と別れを告げられる喜びが嵐の厳しさに勝っていた。それと新たな季節の到来が自... 続きを読む