里山歩きの勧め 里山歩きがもたらす心の平穏肩の凝らないDVDが観たい…そんな私の欲求を満たすDVDが見つかった。先日、仙台市図書館(せんだいメディアテーク)でこのようなうDVDを見つけたのである。まさに今の私の趣味にピッタリ。そのDVDとは「はじめての里山歩き」第2巻人と暮らし編である。この番組は2006年にNHKで放映されたのもで、この第2巻はご覧のような4話から成っている。第1話は「水系をたどる楽しさ」、... 続きを読む
自作エッセイ「ブログという名の社交場」 昨今のブログについて思うこと ブログを初めてちょうど4年半になるが、昨今折り入って感じたことが二つある。一つは私自身のスタンスがブログ始めたころと大きく変わってきたことである。これを一言で言うなら単なる趣味繋がりだけのつき合いから次第に人間的な繋がりを求める方向となってきたことである。 現在ブログを通じておつき合いさせて頂いている皆さんの趣味は極めて多様に渡っており、音楽鑑賞あり... 続きを読む [タグ] ブログの世界は無常な人の世の摂理そのものであり、ま
汝が強く憤る時、汝の息子は戦いから逃げず死をも恐れないことを見るだろう Brazil National Anthem Brazil National Anthem English lyrics Brazil国歌和訳 イピランガの静かな岸辺は聞いた。轟く人々の雄たけびを。 そして自由の太陽は、この瞬間に明るき光を導いて、祖国の空を照らし出す。 我らの強い腕で得た平等の証。汝の胸に、おお、自由。我等の心は死をも恐れない。 おお最愛の麗しき祖国、栄えあれ、栄えあれ。ブラジル、それは荘厳な夢。愛と希望の鮮やかな光が地上に降り注... 続きを読む
自作エッセイ「私にとっての飲み道楽」 五十の嗜みで覚えた酒で今宵のひと時を楽しむ 今年の冬、電車通勤をした際、週末の帰宅途中で一杯飲み屋に寄る癖がついた。イスは高くて背もたれもない。コートを脱ぎ、狭いカウンター席に座ると、間もなく辛口の熱燗が運ばれてくる。二合ほどの熱燗を飲むと一気に冷え込んだ体が血の気を帯びて暖かくなる。脳の中の毛細血管の先端まで血液が行き渡り膨張するような気さえする。ほろ酔い加減になってから徐々に私の思考が現実を... 続きを読む
縄文~平安にかけて存在した謎の複合遺跡探訪 解明が待たれる仙台市東部の複合遺跡夏至を過ぎたばかりのきょう、私は久しぶりに遺跡探訪でもしたくなり仙台市東部の小高い丘にある燕沢遺跡を訪ねることにした。仙台バイパスの西側に鶴谷(つるがや)団地という古い団地があるが、私はバイクでこの団地からアクセスを試みることにした。これは鶴谷団地東部にある小さな公園であるが岩切、多賀城方面といった仙台平野でも歴史ある地域を望むことができる。さきほどの公園から... 続きを読む
江戸時代に欧州から持ち帰った資料のユネスコ登録 国際的にも認められた伊達政宗の欧州派遣事業昨日のニュースで藤原道長の自筆日記とともに支倉常長がヨーロッパから持ち帰った品が世界記憶遺産(ユネスコ)に登録されたことが報じられた。 仙台市博物館HPによると、具体的には国宝「慶長遣欧使節関係資料」のうちの「ローマ市公民権証書」、「支倉常長像」、「ローマ教皇パウロ五世像」の三点である。 伊達政宗が派遣し、今年で四百周年を迎える慶長遣欧使節団派遣と... 続きを読む
ひまは人生に潤いをもたらす 人は豊かな人生を送るために何が必要か 衣食住は人間には生きていくのに必要なものである。しかしこれらはあくまで生きるための最低限度のものであり、快適に生きるためにはこれだけでは不十分である。人によってはこの他に金が必要という考えもあるのかもしれない。私はそれを否定しないし、人それぞれの考えも尊重しなければならないと思っている。 しかしここで一歩踏み込み、人が豊かで潤いのある人生を送ること... 続きを読む
人間の内面は往々にして外見に出るものである 東北出身の先人が残した偉大な足跡を偲ぶ梅雨入りはしてないものの、なにか天気が今一つはっきりしない週末の仙台地方であった。そんな昨日の土曜日、私は18年ぶりにある民間の歴史館を訪ねた。場所は日本三景で有名な松島である。JR仙石線松島海岸駅に下りた。ご覧のように列車には石ノ森章太郎のサイボーグ009のアニメが描かれており、マニアと見られるカメラマンの姿も見られた。車で来た知人と待ち合わせ1.5キロほ... 続きを読む
川崎重工業の統合回避に思う 私がKawasakiを好きな理由 今朝のトップニュースを飾ったのはYahooもNHKもご存知の通り、川崎重工業の統合見合わせと社長交代に関することだった。これについて川崎重工は統合に踏み切らなかった理由を同社は売上全体のシェアの10%にも満たない造船部門では統合のメリットが少ないからとしている。 私は同社の部外者であり、また株主でもなく、経済評論家でもないので今回の川重のお家騒動の内幕についてはあえて触れな... 続きを読む [タグ] 川崎重工業
「縮図」に見る人間社会の冒涜 辛い人の世の定めを哲学的な視点で描く 一週間以上前のことだが、私は市営図書館からある文豪の書いた小説の映画版DVDを借りた。文豪の名は徳田秋声。世に「事実は小説よりも奇なり」という言葉がある。しかし順風満帆で挫折を知らない作家の書いた小説の多くはインパクトがない。 数ある芸術家の中で小説家ほど、その歩んできた人生遍歴を重視されるものはないだろう。71歳にしてこの作品を著した彼にはそんな大... 続きを読む
侍、ドンフィリッポ・ハセクラの生き方 彼が貫いたのは主君への忠誠だけではなかったきょうは有給をとってある歴史フォーラムに参加した。開場は仙台市の中心部にある電力ビル7階の電力ホールである。ここが電力ビルの入口である。 このフォーラムは第1部と第2部に分かれている。私は故あって第1部のみ参加することにした。なぜなら、少なくても震災以前にこういう説(伊達政宗は慶長16年(1611年)の津波で受けたダメージを回復するために使節を派遣したとす... 続きを読む [タグ] サムライ・ドンフィリッポ・ハセクラ ドンフィリッポ・ハセクラ
速報、KROG仲間の訃報 訃報、KR博士逝くきょうの夜、KROGのRED WINGS会長から去る5月27日KROGのC副会長がご病気のため亡くなられたとの連絡がありました。追悼メモリアルとしてCさんとの思い出の数々を掲載します。尚、本記事の掲載、投稿は全て弟さんに了解済みです。C副会長YAHOOブログへのリンクhttp://blogs.yahoo.co.jp/joe_fxxkin_perryKROG(ケロッグ)ホームページへのリンク http://u-go.to/kr... 続きを読む
美味しい庄内米を蓄える大倉庫を訪ねる 関西に向け、米どころ庄内の米を集めた蔵 土門拳記念館を出た私は徒歩で出羽大橋を渡ってみることにした。ここに紹介する詩は山形県民の歌「最上川」である。海に入るまで濁らない最上川は山形県民の誇りでもある。 最上川(もがみがわ) 山形県を流れる一級河川最上川水系の本川。流路延長229km。一つの都府県のみを流域とする河川としては、国内最長。流域面積は7,040km²で、山形県の面積の約75%にあたる。日本... 続きを読む
人の心をカメラに収める稀有なる写真家 彼は写真家のみでなく芸術家でもあり、人の心を捉える名人でもあった本間仕切美術館を出た私は酒田駅に立ち寄り、市内循環のるんるんバスに乗って最上川の川向うにある土門拳記念館へと向かった。※JR酒田駅るんるんバスの車内はご覧の通り、買い物などに主婦が使っているのだろう。観光客と見られる乗客はいなかった。皆さんに写真館をご案内する前に私がこの日、土門拳記念館を訪れた理由をご説明したい。この肖像写真を見て頂... 続きを読む
庄内本間家が現代に遺した威光 鶴が舞うが如く優雅に、そして清らかに 酒田駅北西部の庄内交通バスターミナルでSSライナーを下りた私がまず向ったのはターミナルから目と鼻の先にある本間美術館である。赤線で囲んだ部分が本間美術館である。本間美術館(本館、新館)はご覧の林の中にある。酒田には何度か来たことがあるがここは初めての訪問である。表通りには取りたてて大きな看板がない。私も含めて初めて来た人にはわかりずらいのかも知れない。敷... 続きを読む
初夏の庄内酒田への小旅 米どころ庄内を訪ねて(往路編、SSライナーの魅力) 6月に入り梅雨入りする前に旅をしたかった。どうせ行くのなら思い入れのあるところに…、思い立ったら吉日、私は一昨日の天気予報を見て庄内酒田への旅を決断し、コンビニで往復チケットを購入した。昨日の土曜日の始発のSSライナー(仙台、酒田ライナー)で私は酒田に向かった。酒田への旅は09年の日本海沿岸ツーリング以来4年ぶりになる。 SSライナーの停車駅... 続きを読む [タグ] SSライナー 初夏の庄内酒田の旅 庄内交通ターミナル