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不平等を糧とする生き方

 不平等を怨まず、逆に追い風とする処世術 人は哲学などに接しなくても生きて行ける。生涯を通して順風満帆の人生なら問題ないだろう。しかし人生には往々にして山と谷が存在する。運勢が下降線を辿り、スランプに陥った時、趣味に興ずることで気分転換をしストレスを発散するのも手であるが、スランプの大小に関わらずものを言うのが自己の信念であり哲学である。  人は哲学を身につけることによって人生を普遍的な視点で... 続きを読む

半世紀前に死んだ親父を心に刻む石巻への旅

  在りし日の親父の面影を偲んで昨日7月27日(土)のことだった。私はちょうど50年前に亡くなった親父を偲び早朝の電車で郷里石巻に向かった。JR仙石線は相変わらず全線開通しておらず、途中の松島海岸~矢本の間はJRバスでの乗り換え運行になる。(松島海岸駅にて)石巻に着いた。この日はこれまでのルートとはまったく異なるルートで自分の菩提寺に向かってみた。その主旨は親父が生前学生だったころ、どんな道を歩いたの... 続きを読む

エッセイ「口髭とともに生きる」

 Himno Nacional Argentino きょうは私にとっての尊厳でもある口髭に関わるエッセイと尊厳の精神を最も強く感じるある国の国歌を紹介する。それはアルゼンチン国歌である。Himno Nacional Argentino vs Corea HD     自国の国歌を聞くアルゼンチンのサッカー選手、非常にいい表情である。国歌を聞いて感極まる選手、涙ぐんでいるようにも見える。国歌吹奏で涙ぐむ。こういった表情はあまり他では見かけない。    感極ま... 続きを読む

伊達政宗の戦シリーズ(相馬編)

  宿敵相馬との戦いに臨む伊達政宗の初陣 本ブログでは伊達政宗の研究と題して今まで政宗に関することをいろいろと取り上げてきた。しかし彼の研究をするにあたっては戦ってきた数々の戦を除いては成り立たない。政宗が出現するまでの伊達家は現山形県米沢市に居を構える一戦国武将に過ぎず、それほど目だった存在の大名ではなかった。それが彼の出現でまさに破竹の勢いで領土を拡大し始めたのである。  その背景には戦い... 続きを読む

KROG副会長への追悼

 在りし日の副会長の人柄を偲んで 本日はKROGの仲間とともに去る5月27日に亡くなったKROG副会長のご自宅のある山形県新庄市を訪ねた。仙台から高速バスでさくらんぼ東根駅へ到着。そこで車で来たみのたんさんと会い、ご厚意により同乗させて頂いた。新庄に着いたのは11時10分ころだった。新潟から来たスミチカさんは既に到着しており、副会長がオーナーとなっているPSKというスナックの前で落ち合った。PSKのある場所は新... 続きを読む

19世紀末の英国における美しき自転車乗り

 19世紀末の英国サリー州の田舎の素晴らしさThe Adventure of the Solitary Cyclist「美しき自転車乗り」、直訳:「孤独な自転車乗り」:ストランド誌1904年1月号発表、1905年発行『シャーロック・ホームズの帰還』収録。              「美しき自転車乗り」 あらすじ 1895年4月のことだった。土曜の昼下がり、ベーカー街に一人の女性が自転車で訪れ... 続きを読む

光明の滝へ、つかの間も涼を求めて

   山間の何気ない滝に涼を感じる小旅三連休の中日でもある一昨日の日曜日、私は仙台市北西部のある滝を目指してバイクを走らせた。ここは根白石(ねのしろいし)という小集落で、カメラアングルは泉ヶ岳を源とする七北田川である。おおまかな位置を航空写真で確認して頂きたい。○が現在地、×が目的地の光明の滝(朴沢地区)である。県道457号線から枝分かれした道を左に入る。枝分かれしてから600メートルほど来た。ここ... 続きを読む

燃え尽きた稀代の天才画家

   マグネシウムの如き燃え尽きた炎の人 現在、仙台市青葉区の宮城県美術館でゴッホ展が開かれている。この特別展開催は明日の15日までである。ゴッホは自作小説「躁と鬱」でも取り上げている通り、私が最も注目している画家である。ゴッホ展を今回見逃したら二度と見れない可能性が高い…きょうはそんな焦りさえ感じ、私は美術館への道を急いだ。それでは会場となった宮城県美術館の鳥瞰写真をご覧頂きたい。住所は杜の都仙... 続きを読む

エッセイ「ブログという名の自己表現」

 インターネットの桧舞台があなたを待っている 昨今、ブログに関するエッセイを二つほど書いた。その一つは「ブログと言う名の社交場」、もう一つは「ブログは人生の救世主」である。きょうはこれらから一歩踏み込んで「ブログにおける自己表現」について考えてみたい。  これは周知の通りであるがブログには決まった型などはない。また記事の内容においてはコンプライアンスさえ守れば何を書いてもOKである。但し、表示形... 続きを読む

ミック随筆「白楽天卯時の酒」

内臓を春が通り抜け、日の光は背をあぶるように火照ってくる       この滑稽で憎めないこけし人形をご覧頂きたい。小原庄助である。 民謡会津磐梯山の歌詞に出てくる小原庄助とは一体何者なのか?インターネットを調べるとこれには数説あるようだが決定的なものはなかった。同姓同名も存在するようだが信憑性も低く実在さえ危ぶまれるのである。  ここで注目して頂きたいのはその歌詞で「小原庄助さん なんで身上つ... 続きを読む

自作エッセイ「今朝のこと」

   早朝の散歩で固まりかけた自己をリセットする 7月に入って一週間以上経った。既に夏至を18日過ぎた。気のせいだろうか?夏至のころは早朝の3時40分ころから聞こえていた小鳥のさえずりの始まりが少しだけ遅くなった気がする。暑さはこれからが本番だが日が短くなったと思うとなにか寂しさを感じる。私は創作活動で行き詰った時よく早朝の散歩に出ることがある。  今朝は久しぶりに近くの公園に出てみた。梅雨は... 続きを読む

仙台平野の由緒正しいイグネ

 いぐねは偉大な先祖の叡智であるきょうは非常に蒸し暑い一日ではあった。とはあれ、梅雨の晴れ間の土曜日でもあり、久しぶりに郊外に出てみたくなり私は愛車とともに若林区の田園地帯を訪ねた。くもり空で時折日が差す程度だが湿度が半端でない。アングル的には海側から陸側を見ているのだが仙台平野の広大さを実感できるアングルである。この辺りの記事をアップすると、よく読者の皆さんにここは津波に浸かったのか?と聞かれる... 続きを読む

自作エッセイ「ブログという名の救世主」

    ブログは人生修練の場である 皆さんはブログと日常生活と仕事を両立されているだろうか?実は先日あるかたから「ブログに力を入れすぎると、そのエネルギーを仕事や日常生活に向けろと言われる可能性があるのでは?」と言われた。それに対して私はこう答えた。「支障をきたすか否かはあくまでも自己管理の問題です。ブログの本質を知りこれを上手く使いこなせば逆に大きなアドバンテージとなり得ることでしょう。ブログに... 続きを読む

自作小説「金比羅丸遭難事件」

     73年前に起きた或る海難事故 人間は死に依ってその現世の生きざまの能動的な伝播が止まる。死後にあるのは第三者の語り草や書置きによる受動的、他動的な伝播に過ぎない。人間が生前に行った些事が死をもって暗黒の闇に葬られるが如く、事件事故のたぐいも一部の例外を除いては時とともにやがて人々の記憶から忘れ去られる運命にある。  今から話すことは私の母方の実家(L家)で実際に遭遇した或る船の遭難事... 続きを読む