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七北田川左岸の散策

 仙台平野の沖積層を培った七北田川左岸の散策 昨年あたりから新しく私の趣味に加わったものがある。それは河歩きである。川べりを歩くのは季節を問わずして非常に気持ちがよく、時には様々な発見がある。それは小さな神社であったり、祠だったり、さもない民家の佇まいであったりする。それらを眺めて昔に思いを馳せるのである。そして昔人の心を少しでも感じようと努力する。  その昔とは時と場合によっては明治~昭和の... 続きを読む

ブログ総論

         ブ ロ グ 総 論 私は以前に「ブログという名の社交場」、「ブログという名の救世主」、「ブログという名の自己表現」の三つのエッセイをブログに発表した。きょうはその内容を集大成的に凝縮し、「ブログ総論」としてまとめてみた。集大成であるからにはその主旨を手短に纏めないとダラダラしたものになってしまう。そこで次に箇条書きした三つのテーマについて述べてみたい。 ... 続きを読む

豊臣秀吉の十万石大名抜擢を一蹴した男の中の男とは?

 独 眼 流 政 宗 きょうは先ずは伊達者と言われる仙台藩の兜をご覧頂きたい。(以下、NHK独眼流政宗オープニング映像より)仙台藩の兜はとにかくデザインが奇抜なのである。  これはヘラジカ、或いはノコギリクワガタの角のように見えるが…     これはまるで何かのアンテナ!?のようである。これは釣鐘の形をしているのだが小槌のような装飾はなにかイカをひっくり返したような形をしている。但し足は三本しかないが... 続きを読む

古美術に親しみ週末の平穏を謳歌する

   福島美術館における伊達政宗直筆の書状 ここ一年ほど前から私は二、三ヶ月に一度楽しみにしていることがある。それは古美術を鑑賞することである。古美術を鑑賞することで心の平穏が得られるのに気づいたのである。きっかけは尊敬している小説家、志賀直哉の影響であるが、最近は古美術関係のブログでお付き合いさせて頂いているかた(ひがにゃんさん、不あがりさん、ことじさん)の影響が大きい。自分はこの分野は初心者で... 続きを読む

読後感想、志賀直哉「朝顔」

  老境の志賀直哉が熱海で書いたエッセイ  きょうは久しぶりに志賀直哉の作品(エッセイ)を取り上げたい。実は以前私は、芥川龍之介に少しだけはまり、「歯車」という作品を読んだのだが、作品に没頭するうちに精神がおかしくなったことがあり、それ以来彼の作品からは遠のいてきた。全般ではないが芥川龍之介のみならず、坂口安吾もそのたぐいである。彼らの作品からはなにか切羽詰ったものを感じ、本能的に遠ざけていた... 続きを読む

KROG長井ミーティング開催します

KROG長井ミーティング下記の通り開催します※日時:平成25年9月15日(日)※集合時間:AM11:00※集合場所:山形県長井市長井高校東隣ローソン駐車場(国道287号沿い)本ミーティングは今年の5月に亡くなったKROG(KRオーナーズグループ)C副会長の追悼を兼ねて開催します。参加資格:二輪車、四輪車を問わず。交通法規、マナーを守れるかたならどなたでも可。昼食の後、長井ダム湖畔で走行会を行います。日本ブログ村カワサ... 続きを読む

猛暑の中、川遊びに涼を求めて

 昔人に倣い、川遊びで涼を取る知恵にあやかる 長かった盆休みのきょうで終わりである。太平洋製気候の恩恵で比較的過ごしやすい仙台だが、このところの日照り続きで出かける気にもなれず、私はうんざりしていた;このままでは体がなまってしまう…、そんな思いがこの日の川遊びに繋がった。写真に見える低い山は蕃山(ばんざん)、仙台の中心地からは真西に来た辺りである。この辺は仙台市のベッドタウン化が進み、手前には落合... 続きを読む

奥州決戦「摺上原の戦い」

  宿敵蘆名を滅ぼし奥州王となった伊達政宗 まずこの宮城県民謡「さんさ時雨」をお聞き頂きたい。この歌は以前にも本ブログで紹介したことがあるが、宮城県人(一部岩手県南部の旧伊達領)であればほとんどが知るところの歌であり、婚礼や上棟式などめでたい席ではなくてならない歌でもある。宮城県民謡「さんさ時雨」 さんさ時雨か萱野の雨か音もせで来て濡れかかるショウガイナさんさふれ~五尺の袖を今宵ふらぬで何... 続きを読む

プライオリースクールに登場する1901年のダンロップタイヤ

シャーロックホームズの帰還「プライオリースクール」※ストランド誌1904年2月号発表シャーロックホームズの帰還「プライオリースクール」あらすじ(作成者:横町利郎)それは1901年の5月半ばのことだった。ベーカー街に学者風の年配の紳士が狼狽した様子で訪ねてきた。彼の名はハスクテブル博士、博士は哲学者でもあり英国屈指の名門校であるプライオリー学校の校長であった。到着と同時に気絶した彼はドクター・ワトソ... 続きを読む

伊達政宗の遣欧使節団派遣の真意を考える

 政宗の野心、支倉の忠誠、家康の大局観  複数存在する政宗の遣欧使節団派遣の理由 伊達政宗の慶長遣欧使節団派遣の目的はこれまで様々な研究、推測がされてきた。主なものには①通商説、②軍事制圧説、③天下制覇説などがあり震災後はにわかに④震災復興説までもが浮上してきた。この中で私は①と③を支持したい。④については全くの否定はしないが様々なシーンで伊達政宗の抱いた天下取... 続きを読む

私の好きなレーシングカー

1982年シルエットフォーミュラー仕様ニッサンブルーバードターボきょうは私の好きなレーシングカーについてお伝えしたい。初めに本記事の技術的なサポートをして頂いたboubouさん(動画を静止画に変えてブログに貼り付ける技術)、joeyrockさん(You Tube動画をYahooブログに貼る技術)の二名様には心から御礼を申し上げる所存である。 これがシルエットフォーミュラー仕様のニッサンブルーバードターボである。一見すると市... 続きを読む

自己ブログの舞台裏と今後の方針

  自己ブログの舞台裏考察と今後のビジョン 世に己を知らば百戦云々という言葉があるとおり、ブログをもっと楽しむには自分のブログの傾向を知る必要がある。そこできょうは本ブログの舞台裏とも言える実情をお伝えしながら、この辺のテーマに迫ってみることにする。  これはブログ設定の背景の設定画面である。以前は記事の内容に応じて背景を変えていた(紀行ものなら白系、創作ものや音楽関係はダーク系)がここ数ヶ月... 続きを読む

随筆「盆の朝に」

               随筆「盆の朝に」  盆休みもきょうで三日目、昨今のもうだるような暑さが続く仙台だが、私はシャワーで汗を洗い流すように早朝の散歩でこのところの煩悩がもたらす心のわだかまりを洗い流したかった。散歩の途中、少年時代によく遊んだ知人の家に差し掛かった。その家は私が小学四年のころ遊びに行って中に入った記憶があるのだが最近取り壊されたようで屋敷も庭も跡かたもなかった。  ... 続きを読む

奥州の覇権を賭けた伊達VS蘆名の戦い「人取橋の戦い編」

弱冠19歳で奥州の名門蘆名氏と激突する伊達政宗 今回の伊達政宗の戦シリーズは家督を継いだ政宗が破竹の勢いで現福島県中通りにあたる仙道筋を次々に制覇していった様子をお伝えする。今回は87年にNHKで放映された「独眼竜政宗」の映像を基に、政宗に関するの出来事をタイムテーブルでご説明する。今回紹介するのは摺上原の戦いの前座とも言える「人取橋の戦い」である。その前に奥州において雌雄を決した伊達氏と蘆名氏の... 続きを読む

エッセイ「怨讐を恩讐に変えたい、苦悩する私」

     怨讐を恩讐に変えたい…、苦悩する私 いつかはこれを書きたかった。否書かねばなるまい。躊躇を振り払うには勇気が要るが、あえて頃は熟したと心得、きょうは私の胸の内を皆さんに明かすつもりである。  人は煩悩とともに生きている。喜怒哀楽、人間の様々な感情の中であまり抱いてはいけないと言われるのが怒であり、怨讐であるが煩悩にまみれた自我がある以上はなかなか難しい。今から話すことはここ数年私が心... 続きを読む

自作エッセイ「夏の盛りに思うこと」

 And When She Danced And When She Danced    自作エッセイ「夏の盛りに思うこと」   仮に人生の中でたった一度だけ押せるストップウォッチがあったとしよう。あなたならこれをいつ押すだろうか?多くの人は青春時代、或いは幼年時代と答えることだろう。もちろん私もその一人である。だが今になって思うのはこの時分は主観的な考えしかなく、今が若さのMAXで大いに謳歌すべきであることをわかってなかったということであ... 続きを読む

世界遺産、支倉常長が授かったローマ公民権証書和訳

支倉常長が持ち帰ったローマ公民権証書の和訳 本ブログでは今年の6月20日に伊達政宗の遣欧使節である支倉常長がヨーロッパから持ち帰った品の世界記憶遺産(ユネスコ)登録をお伝えした。きょうはその内容を改めて紹介する。  まず支倉常長の肖像画は往時のフランスの有名な画家に描かれたとのことである。キリストに敬虔な祈りを捧げる支倉だが、この絵に折目が入っているのは幕府のキリシタン禁止、迫害を逃れてこの絵... 続きを読む

遊覧船から見た日本三景、松島

遊覧船で日本三景松島の心髄を堪能する きょうの宮城県地方は午前中は薄曇り、気温は太平洋性気候の影響で24度とこの季節にしては暑くなく、観光には最高の天候となった。松島は今年は三月と六月に訪れているので三度目になるが、きょうの目的は前回とは違い遊覧船での島めぐりである。私は足取りも軽く電車に乗り、朝9時にJR仙石線松島海岸駅に到着した。ここが遊覧船の発着する観光桟橋である。シーズン中の夏休みとあって... 続きを読む

自作エッセイ「私にとっての東京生活」

  私が黒く塗りたいと思うあの頃の自分          エッセイ「私にとっての東京生活」               はしがき  私小説家は過去の自己をさらけ出し、裸にならなければならない。私にはこの覚悟が出来ているつもりである。裸になるということは人に弱みを見せることであるが、私が他人のことをいろいろと書くようなことをしている以上は避けて通れないことであると考えている。ここにお話するのは200... 続きを読む