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エッセイ「木枯し紋次郎と私」

 木枯し紋次郎オープニング   エッセイ「木枯し紋次郎と私」最近、笹沢左保の往年の名作「木枯し紋次郎」シリーズを数作読んだ。このシリーズは完全なフィクションであるが多くの時代小説の類に漏れず、一度ハマると癖になるような快感を伴い、シリーズ中の他の作品も連続して読みたくなるほど強く興味を引かれるものである。きょうは紋次郎の魅力について述べたい。彼は作品の中で堅気でない渡世人という境遇であり、一見やく... 続きを読む

佐野製糸工場の光と影

明治の頃丸森町の産業を支えた製糸工場去る7月26日(土)相馬野馬追見学に臨んだ私は伊達と相馬の古戦場を見に宮城県伊具群丸森町に向かった。この道路は国道113号線。真ん中の小高い丘がかつて金山城(要害)のあったところである。実はこの金山城のあった近く(川向こう)に明治から昭和初期にかけてこのような製糸工場があったというのである。この製糸工場はパルプから紙を作るほうの製紙工場ではなく、蚕から糸を作る工... 続きを読む

伊具の泥濘に沈んだ伊達武者の無念

泥濘地にはまって首を刈られた伊達武者たち昨日の7月26日、相馬野馬追を見物した私は帰りがてらに宮城県の丸森町に立ち寄った。その動機となったのは一冊の書籍紫桃正隆著「みやぎの戦国時代 合戦と群雄」である。時は1576年8月末である。伊達と相馬が激しく争っていたころである。ちなみにこの時政宗はまだ9歳で元服前で出陣していない。恐らくこの日はきょうのように猛暑に見舞われたのでないだろうか?文中に「細道や... 続きを読む

相馬野馬追出陣式で相馬武者の心意気に触れる

 2014.7.26 相馬当主名代相馬陽胤公口上千年以上も継続する勇壮な戦国絵巻「相馬野馬追」、その出陣式を見るためきょうは3時半に起床した。時刻は8時半、例年のように宇田郷の相馬市中村神社には相馬武者の出陣を一目見ようとこのような大群衆が詰めかけていた。某は先祖が伊達藩の身であるが相馬武者には一目も二目も置いている。相馬は六万石余りの小藩なれど伊達六十二万石から見て、手ごわい宿敵という印象がある。それ... 続きを読む

文芸誌「みちのく春秋」とは

  尊敬する文芸誌編集者との語らい先週の三連休の中日7月20日(日)のことだった。ここは仙台市青葉区の繁華街東二番町である。この日は気温は三十度を超す真夏日。もうすぐ梅雨明けが近いことを彷彿するのに十分な日である。この日私は或る人と待ち合わせをしていた。待ち合わせ場所はカフェ・モン・サン・ルー、最近出入りの店となったお気に入りのCafeである。そのかたとはこの文芸誌「みちのく春秋」の編集者をしているか... 続きを読む

KR用ブリジストンタイヤ

 初めてのブリジストンタイヤBT-45昨年秋ころからKRのタイヤの磨耗がひどくなりようやく履き替えた。これまでのダンロップタイヤに換えて新しく履いたタイヤはブリジストンBT-45シリーズである。選択に当たってはKR仲間である鉄馬再生LIFEさんのホームページを参考にさせて頂いた。鉄馬さんとはKROGミーティングで何度かお会いしたことがあり、KRに対する情熱は並々ならぬものがある。日本ブログ村カワサキランキ... 続きを読む

三連休中日の長距離ウォーキング

 ウォーキングは人を幸福に導く近道である三連休の中日となった本日も天候予報通り雨時々曇りである。連休がなかなか好天に恵まれないのは実人生とて同じである。逆に言えばこうした考えを日ごろから持っていれば逆境とて恐れるに足らずである。逆境を厭わない心構えは人を雑草の如く強いものとする。某は日が当たらないながらもそのような強かな人生を送りたいと思っている。多くのかたから「筋金入りの堅物」と言われる某である... 続きを読む

雨の日の陸奥国分寺探訪

  雨の日の陸奥国分寺探訪三連休初日となった本日、某はあいにくの雨となった仙台市宮城野区を訪ねた。口髭と全身黒ずくめの衣装はどうしてもパトカーの注目を集めてしまうが、そんなことはまったく眼中にないのが某の開き直りであり、筋金入りのへそ曲がり(権力には屈しない精神)たる由縁である。本日の目的地を紹介する。赤□で囲まれた部分が陸奥国分寺の場所である。目指す陸奥国分寺に300メートルとなった。雨天である... 続きを読む

若年の日の出来事を肴に今宵もオンザロックをあおる

 Hall&Oates Maneater エッセイ「若年の日の出来事を肴に今宵もオンザロックをあおる」憂いを帯びたメロディーはなぜか暗い。この曲を聴くとあの時のことを歯がゆくもあり苦々しく思う。とにかくこの頃のことを黒く塗りたいと思うし、それがどうしても叶わないなら穴に入りたいとさえ思うのだ。あの時こうしていれば私の運命は大きく変わっていたに違いない。だが現実は甘いものでなかった。過ぎたる若かりし日の失恋、だが... 続きを読む

ブログに於ける危機管理マニュアル

防衛網を構築し強かにブログを運営しよう前書き私は以前ブログに於けるインターネット空間を宇宙に浮かぶ地球のようなイメージに例えた。宇宙に於いて隕石や小惑星は無数に存在するのと同じようにインターネット空間には様々なことが待ち構えているのだ。もっと具体的に言おう。私の周囲には特定の人物から倫理観に反する書き込みを受け、不快な思いをされたかたが何人か居られるのである。一旦ことが起こり対応を誤ると問題が大き... 続きを読む

話題のリンガーハットの長崎チャンポン

美味いぞ!リンガーハットの長崎チャンポン曇り時々雨のきょうの日曜日、貸出し図書の更新日で私は出入りの図書館を訪ねた。時刻は10時少し前、どうやらきょうは折りたたみ傘が手放せない天候になりそうである。仙台七夕はまだ先(8月6日~8月8日)だが館内にはこのような七夕飾りが吊るされていた。心が和むひとときである。図書館でビデオを観てから坂下交差点の歩道橋を渡った。左の川は梅田川、この道路を真っ直ぐ行くと... 続きを読む

時代劇に日本酒は欠かせない

   日本酒と時代劇の良き関係昨今私は時代劇や歴史ドラマに凝っている。精神的な弱さゆえに心の病を患った私であるが、新渡戸稲造の武士道を知り、その尊い精神に触れ、自分のものとして消化することによって、自分なりの信念に基づく武士道を構築するに至った。一見すると時代錯誤とも受け取れる武士道であるが今となっては私の大きな心の支えとなった感がある。即ち現代人の営みを客観的に考察するならば、時と場所と方法を変... 続きを読む

樅ノ木は残ったハイライトその2

 樅ノ木は残ったハイライトシーンその2山本周五郎原作NHK大河ドラマ「樅ノ木は残った」、本日は前回に引き続きそのハイライトシーンその2についてお伝えする。今回も読者の皆様への便宜を図り、主な配役を掲載する。これは主人公の原田甲斐がある晩、首謀者の伊達兵部を訪ねるシーンである。大老酒井雅楽頭と組んで仙台藩のっとりを企てた兵部は幼君の亀千代(仙台藩四代目藩主)の毒殺を図るが失敗(かつて甲斐の家臣であった... 続きを読む

樅ノ木は残ったハイライトその1

 不朽の名作「樅ノ木は残った」の全容に迫る最近歴史ものに傾注する傾向の強い本ブログであるが、私は昨年の末頃から山本周五郎原作の「樅ノ木は残った」に関心を持ち、ずっと追いかけてきた。これは伊達騒動と言われる仙台藩の内紛(幕府を巻き込んだ一大事件)に関するものである。1970年NHK大河ドラマで放送されたこの作品はビデオが普及する前ということもあり、わずかに総集編版(上下二巻)が残るのみである。私は出入... 続きを読む

今年も少年の夏が来た!

  『馬場少年過ぐ』伊達政宗五十代後半となった私だが夏が来るたびに思うことがある。それは過ぎ去りし少年の頃に感じた夏へのときめくような想いである。石巻に育った私は毎年夏が来ると海水浴や野球、花火大会への期待で胸が高まり、精神的な高揚を強く感じたものである。この思いは例え還暦を迎えてもずっと持ち続けたいと思っている。趣味は動と静を適宜使い分けたい。昨日、福島美術館で古美術鑑賞に及んだ私が本日迷うこと... 続きを読む

久しぶりの福島美術館

 古美術鑑賞と散歩で過ごす憩いのひと時サラリーマンは仕事でストレスが溜まる。従って週末には息を抜かねばならない。時折薄雲がかかるものの、晴れ間も伺える天候となったきょうの仙台、この道路は若林区の通称「旧国道四号線」、道路を隔てた向こう側が福島美術館のある土樋地区である。本日の目的地である福島美術館に行く前に、遠回りとなったが、商店街と寺町の混ざった荒町という町を訪れた。ここは満福寺という古い寺であ... 続きを読む

アナログ文化がもたらすエスプリを心ゆくまで満喫する

 アナログ文化がもたらす古き良き時代への回想今回は去る6月28日に訪れた山形市の文翔館(旧県庁)の内部についてお伝えする。ここは玄関をくぐったばかりの前室であるが欄間にはステンドグラスが嵌め込まれていた。さすがに県庁だけあって、建物の顔とも言える玄関にこのような凝った演出が施されている。山形の米と言えばつや姫が有名である。ホールに来た私を迎えてくれたのはつや姫の販売コーナー(300gで370円)であ... 続きを読む

旧山形県庁「文翔館」を訪ねて

大正ロマン溢れる石造の重要文化財「文翔館」去る6月28日(土)のことだった。山形市内の専称寺見学に及んだ後、付近の寺巡りをした。山形の寺はどの寺も山門や伽藍が大きく立派で印象に残るものばかりであった。写真を相当撮影したが誌面の都合でとても掲載できるような量でなはいのでそれらは別な機会に紹介したい。その後昼食時間にはまだまだ早いし、好天のもたらす気分の高揚も手伝い、山形市内を南に向かって歩いた。寺町... 続きを読む