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相馬隆胤公首塚を訪ねて

相馬市黒木地区の相馬隆胤公首塚27日前の5月4日に私は相馬藩第16代藩主である相馬義胤公の弟隆胤公が討ち死にをした童生渕を訪ねた。隆胤公討ち死にに関しては後に多くの考察が寄せられている。読者の皆様には大変申し訳ないのだが、何せ425年も前のことゆえ、これらの諸説はむろん特定には至っていない。何卒それを承知の上で拝読賜れば幸いと思う。画像でほぼ正面に位置するのが隆胤公の首塚のあるところである。迷わず... 続きを読む

週末の相馬での息抜き♪

La Marseillaise週末の相馬での息抜きサラリーマンにとって仕事と息抜きの両輪は欠かせないものである。ひと口に「息抜き」と言ったが、これは極めて広範囲に及ぶものである。仕事が終わってからジムやスイミングクラブに通うものいいだろう。或いは酒を嗜みながら音楽鑑賞に及ぶのもいいだろう。ギャンブルに興じるのもいいだろう。「息抜き」に王道など存在しない。要は自分に一番に合ったスタンスを見つけ出すことが肝要である... 続きを読む

平安期に建てられ現存する角田市高蔵寺

八百年の時を越えて感じる高蔵寺阿弥陀如来像の慈悲の心去る5月24日角田市高倉地区の古民家「佐藤家住宅」を訪れた私は隣接する勝楽山高蔵寺に足を運んだ。寺の立地は佐藤家住宅より100メートルほど東に行ったところである。我が国に於ける現存する建物で奈良時代のものは7箇所、平安時代以前となれば26箇所とさえる。その26箇所のうちでも東北に現存する建物はたった3箇所である。この日はボランティアと見られるかた... 続きを読む

宮城県角田市佐藤家住宅

仙台領江戸時代中期の平均的な農家一昨日の5月24日(日)私は宮城県南部の角田市を訪れた。目的は或る古民家を見学することである。※以下宮城県トップページより引用佐藤家住宅は、江戸時代中期(18世紀中頃)のもので、仙台領内中農家(本百姓)の家屋の典型とされ、国の指定を受け昭和47年に移築・復元された。間口14.9m、奥行7.8mの直屋様式をとり、屋根は寄棟造の茅葺で、東北の農家らしく重々しいものとなっ... 続きを読む

エッセイ「知らないことはけして悪いことでない」

Van Halen Jampエッセイ「知らないことはけして悪いことでない」夏至まで一ヶ月を切った。季節はすっかり良くなった。もし、私が「一年中で一番好きな季節は?」と人に聞かれたのなら迷わずに「今の季節です」と答えることだろう。私は昨今のモヤモヤを吹き飛ばしたい一心でバイクを西に向かって走らせた。麦畑の向こうには僅かに雪を頂いた蔵王が見えている。何事も小事に捉われずに志は大きく持ちたいものである。私は雄大な蔵王... 続きを読む

悠里館天守閣から見た大パノラマ

悠里館天守閣から見た大パノラマ宮城県南部の亘理町に移り住んでそろそろ2ヶ月が過ぎようとしている。亘理町にはJR亘理駅と隣接するようにこのような城が建っている。但しこの城はこれは悠里館と言って近年建てられたもので、1602年に仙台藩主である伊達政宗公によってこの地の統治を命ぜられた伊達成実公の亘理城(現亘理神社、通称:臥牛城)とは異なるものである。亘理町に移り住んだからには、いつしかこの城の天守閣から... 続きを読む

逆境にめげず強かに生き残った相馬の恩人とは?

 二宮尊徳に見る究極のサバイバル手法去る5月17日、私は相馬中村にお住まいのAさんご夫婦を訪ねるかたわら、或るスポットを訪ねた。そのスポットは相馬藩の本城が置かれた中村城から徒歩5分に存在する。江戸時代後期の相馬を救った人と言えばこの人である。彼は百姓の家に生まれながら希なる才覚を発揮し、士分に取り立てられた逸材中の逸材と言える人物である。二宮尊徳(二宮金治郎:農政家、1787~1856)※以下Wiki... 続きを読む

相馬市初音旅館跡地への再訪

相馬市初音旅館跡地への再訪去る5月17日(日曜日)私は相馬市袋町のAさん宅を訪ねた。今回で二回目の訪問である。目的は親父が役人だった五十数年前に宿泊したの初音旅館の写真を送って頂いたことに対しての御礼である。Aさん夫婦との出逢いは劇的であった。一ヶ月前の日曜日、相馬市役所のかたから初音旅館のおおよその位置を聞いた私がどうしても初音旅館跡地を見つけ切れないため、たまたま庭仕事をしていた奥様に声を掛けた... 続きを読む

エッセイ「まだ見ぬスコットランドへの憧れ」

SCOTLAND THE BRAVEエッセイ「まだ見ぬスコットランドへの憧れ」昨日のことだった。煩悩がもたらす新たな悩みが昨今の私の頭を悩ませていた。なんとか心の中のもやもやを晴らしたい。私はそんな一心で日が傾きかけた亘理町内に繰り出した。気温は22度、すっかり初夏の気候である。夕方5時になってもまだまだ明るい。こうした中、私が歩きながら口ずさんだ曲はSCOTLAND THE BRAVEである。 私は一回もスコットランドに行ったこと... 続きを読む

花は相馬に、実は伊達に

戦国の世に築かれ、城主を変え幕末まで居を構えた蓑首城連休中の5月4日、宮城県亘理郡山元町の愛宕山城を訪ねた私は目と鼻の先にある蓑首城(みのくびじょう)へと向かった。こうした史跡探訪で欠かせないのは周囲の環境をよく観察し、往時の思いを頭の中にイメージすることである。ただ観察するのみでなく出来れば往時の武士(もののふ)に成り切りたい。即ち、単なる史実のみの羅列に留まらず創作に及ぶのなら、この成り切りこ... 続きを読む

エッセイ「失ってはならないもの」

真の侍、此処にあり!相馬野馬追に見る武士道の真髄 エッセイ「失ってはならないもの」昨日の相馬地方の朝、やや風が強いものの、台風一過による筋雲が私の心の迷いを振り払い、それに立ち向かおうとする大いなる活力と不撓不屈の精神をもたらしてくれた。侍は常に敵に背を向けてならない。往生に至るならば正々堂々と敵に立ち向かい、討ち死にするのを己の本分とせねばならない。その心は例え、伊達だろうが相馬だろうが変わらな... 続きを読む

愛宕山城 無念の落城

 坂元大膳隆俊、無念の討ち死に宮城県最南部の亘理郡山元町坂元地区を訪ねたのは5月5日であった。目的は445年前にこの地に城を構えた伊達家臣坂元大膳隆俊が築いた愛宕山城である。墓参りに訪れた付近のかたに聞きながら、目的地のおおよその位置を掴んだ。写真は国道6号線からのアングルである。目的地である愛宕山城は中央の白い建物のやや右上のあたりである。ここは坂元町のバス停(愛宕山城からは南東部)である。付近... 続きを読む

実社会&ブログに於けるモラルの重要性

実社会&ブログに於けるモラルの重要性つまらないところにこだわると言われるかも知れないが、今まで私は言葉遣いや挨拶の仕方、呼び名(敬称や肩書き)を巡って多くの人と軋轢を起こしてきた。そこの差別を感じた時、普通の人が見過ごしたり、或いは流したりするようなことがどうしても容認できないのである。これを第三者的な見地で捉えるならば「モラルの違い、価値観の違い」ということができる。コンプライアンスは火を見るよ... 続きを読む

エッセイ「伊達者にとっての仙台」

勇敢なるスコットランドエッセイ「伊達者にとっての仙台」所要があり、久しぶりに仙台に戻った。清々しいとはまさに今時分の気候を言うのだろう。私の記憶の片隅にあった春の仙台は既に過去のものとなり過ぎ去っていた。季節は春を通り越しすっかり初夏といった感じである。後40日もすれば夏至、私は家に戻って家族と会い、ありきたりの会話を交わすと所要を果たすため、仙台の街中に繰り出した。一ヶ月も見ぬうちに街路樹はすっ... 続きを読む

相馬直系の殿様の討ち死にが及ぼした影響

後世に大きな遺恨を生んだ相馬隆胤公の討ち死に創作活動全般に言えることであるが、歴史研究に於いて一番怖いのは何と言ってもモチベーションの低下である。どうすればモチベーションを下げないで執筆意欲を保つのか。私は常にこれを念頭に入れ、己の煩悩と戦っている。今回取り上げる「童生渕の戦」は戦国時代の伊達、相馬に於ける一つの戦ではあるが、刃をまみえた両軍の兵の数が非常に少ない戦ゆえ、恐らく両軍の合戦の中では知... 続きを読む

連休中日の相馬散策

 連休中日の相馬散策あっという間に過ぎたゴールデンウイークの5連休だったが、今振り返るならば歴史三昧の休日であった。その内訳は歴史資料館訪問が二箇所(①相馬市歴史資料収蔵館、②山元町歴史民族資料館)と伊達、相馬合戦跡一箇所、伊達藩古城跡二箇所と言ったところである。また相馬市図書館と亘理町図書館からは新たな歴史に関する文献資料も何冊か借りている。これらについては後に回し、今日は中日の5月4... 続きを読む

相馬市歴史資料収蔵館を訪ねて

福島県民謡「相馬流れ山」遍山銘尺八連休も後半となった本日私はかねてから意中のスポットに足を運んだ。1611年から相馬の拠点とされた中村城からほど近い「相馬歴史資料収蔵館」(左の建物)である。航空写真で「相馬歴史資料収蔵館」の位置を確認して頂きたい。中村城の外堀の東端からは100メートルほどの場所である。同館の内部は撮影禁止であるが「私は伊達と相馬の相克の研究をしており、古戦場や古城を巡り、これを歴... 続きを読む

亘理町&山元町の団地を巡る小旅

自転車とバスによるマニアックな団地巡り連休初日の昨日、折からの五月晴れにも誘われて折りたたみ自転車による宮城県南部の団地巡りを思い立った。発送は定期券のメリットを有効に使おうというものである。始発の亘理駅からわずかに9分でバスは浜吉田駅に到着した。先月電車のほうの浜吉田駅を紹介したが、そこからは西に3キロも離れている。このあたりにやや不便を感じなくもないが、元々広大な田園が広がるでローカルな土地柄... 続きを読む

エッセイ「連休前の勇み足」

エッセイ「連休前の勇み足」私は筋の通らないことが大嫌いである。コンプライアンス的なことは言うに及ばず、時としてモラル的に及ばないものやエゴイズムを容認できないことがある。こうした性格は生まれ育ったころから少年期にかけて育まれた正義感と言えるものであるが、これと近年患った躁鬱病の副産物による「成りきり」とが加わり、時として他人と軋轢を起こすことがよくある。昨今の「侍への成りきり」について説明するなら... 続きを読む

激戦駒ヶ嶺、伊達軍、ついに中村城間近に迫る

戦国の世のつわものどもの激闘を目の当たりにした小旅一昨日の4月29日、私は早朝に身支度を済ませ、JR代行バス亘理発相馬行きに乗り、かねてから願望である或る古戦場(福島県新地町駒ヶ嶺城跡)に向かった。この辺一体は戦国時代伊達と相馬が激しく争った土地柄(宮城、福島の県堺に近い土地柄町)ゆえ、どんなものが待ち受けているのか心ときめくものを感じる。駒ヶ嶺駅でバスを降りた私は頬に心地よい春風を感じつつ常磐線沿... 続きを読む