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木枯し紋次郎「中山道は血に染まった」
高望みは無用を悟り、己の戒めとする
愛用のブルーのDUNLOPスニーカーが履き替えの時を迎えた。試行錯誤の後、私は生まれて初めて赤いスニーカーを履いた。年甲斐もなく少し気恥ずかしい気がするが、季節に相応しい精神の高揚が欲しかったのである。

現代の渡世人を自認する私にとって速く歩けなくなった節は躊躇することなく渡世人の名を返上するつもりである。赤いスニーカーはそんな私の相棒に相応しいアイテムと受け止めている。

先週の土曜日、買ったばかりの赤いスニーカーを履いて新天地となる亘理町を訪ねた。目的は亘理伊達氏の歴史探訪である。私は昔走り屋だったが、今でもその考えは心の奥底に根付いている。だから殊の他、他人より速く歩くことにこだわるのである。

亘理町内の道は碁盤のように竪横が通っている。それでも中にはこうした曲がりくねった旧道らしきものがある。

曲がりくねった垣根のところで馴れ馴れしい野良猫と遭遇。奴のハングリーなところは今の私に酷似している。ゆえに彼の仕草が何か愛おしく感じた。

渡世人は一瞬たりとも隙を見せられない。一瞬の油断が命取りになるからだ。だが人間である以上は常時緊張などは出来ない。ゆえに、還暦近い昨今は肩の力を意識して抜くよう心がけている。

肩の力を抜くことで春の到来に初めて心のときめきを感じるのである。上方や関東にお住まいのブロ友様からは既に梅開花の便りが届いている。宮城県亘理町に於けるこの日の梅はまだ三分咲きである。

今年もいつもと違わぬ春が訪れた。多くは望まない。今の私にはこれで十分である。何故ならば「人生に於いては欲を捨て、中庸をもって幸いとするべし」が今の渡世人のモットーに他ならないからである。

※亘理町内にて
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