fc2ブログ
先日エッセイに述べた通り私は三月が好きである。春空の三月も悪くないが、気まぐれな三月も愛しているゆえ、どっちに転んでもいいのである。然るにこの時期特有の春風もあばたもえくぼと受け取れるし、曇り空とて赤子のとっての子守唄の如く、私の感性に優しく響くものになるのである。時折小雨の降るきょうの仙台市街であったが、三月が恋人である今の私にとってはとるに足らない些事に過ぎないのである。仙台市青葉区北五番町を東に向かう某。きょうの目的は或る御仁との出逢いである。

雨宮町に出て南に向かった。目的地は出入りのカフェ「モンサンルー」である。

本日私が逢った人物は七十台の男性である。彼は医療に携わってきた人物だが、思うことがあって公務員として、或いは医師として己の年金受給に至った経緯をエッセイに綴り後世に遺したいとのことであった。

この後場所を変え、或る人物と彼と三人で二時間以上話込んだ。彼は地方病院に始まり、鉄道病院に至るまで様々な医療の場に従事した人物であった。転勤は数回に及んだが、常に実直に生き、真っ向から人生に立ち向かう真摯な生き様が印象に残った。まさに「医は仁術」を地で歩まれた御仁とお見受けした。

私は物書きの端くれだが、普段から「人脈は宝」を地で行きたいと思っているゆえ、様々な境遇の多くの御仁との出会いを重視している。そういう意味に於いて、きょうの出逢いは殊のほか有意義なものであったと自覚している。
関連記事

トラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)