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 石巻IN松尾芭蕉
先週の金曜日祖父の命日の墓参りに故郷石巻を訪れた私は、墓参りを済ませた後に石巻を一望できる日和山を訪ねた。この時、私は復興が進みつつある母なる石巻を見下ろし、偉大な俳人のことを思い浮かべた。

偉大な俳人とはもちろん松尾芭蕉のことである。仙台から塩竈へ、そして松島に立ち寄った彼はここ石巻にも足を運んでいるのである。



























「数百の廻し船入江につどい、人家地を争いて、かまどの煙立つ続けたり。云々」
by芭蕉

松尾芭蕉
が弟子の河合曾良を伴い江戸を立ち東北、北陸を巡り岐阜の大垣まで旅したのは1689年のことだった。同年夏、二人は仙台を経由して石巻を訪ねている。そして日和山に登り、往時の石巻をこう表現した。

これは以前NHKで放送された江戸時代中期の石巻の絵図(日和山からの眺望)である。芭蕉も弟子の曽良とともに限りなくこれに近いアングルを望んだに違いないことだろう。

石巻での宿はこの地(新田町の四兵衛宅)である。残念ながら、往時の面影は全く残ってない。今は石巻グランドホテルとなっている。尚、この場所は私の生家にも近い場所(約500メートル)である。

※画像はインターネットから引用。

これは1727年の石巻の地図である。従って松尾芭蕉が訪れてから38年後のものである。千石船の往来が往時の石巻の盛況ぶりを示している。

石巻を後にした彼は伊達政宗によって新たに作られた新北上川を船で渡った。

石巻で芭蕉が立ち寄った場所を航空写真に落としてみた。
赤○:日和山
青○:袖の渡し(住吉公園)
黄○:新田町四兵衛宅(宿泊)
橙○:芭蕉が北上川を船で渡った地点

風流に生きた男は325年前、こうして石巻にも足跡を残していた。言うまでもなく、彼は石巻人にとっても誇りうる人物である。
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