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 ドイツ国歌「統一と正義と自由のもとに」 
 エッセイ「ブログは人なり
ブログを始めた当初、私はブログの本質をよく理解していなかった。但し、これは今だから言えることである。この時のスタンスを改めて客観に及べば、何も知らないのに他人から見下されないように初心者らしからずるように振る舞い、つまらぬ見栄を張っていただけなのかも知れない。恥ずかしながら、この頃の私はブログは内容が全てであり、運営者のスタンスは二の次と捉えていた。

これが違うことに気付いたのは今から三年ほど前である。一部に情報を提供するだけのホームページと対話型のブログを混同する向きがあるがあるようだがこれは誤りである。補足させて頂くのなら、誤りと言っても完全否定ではなく、情報提供という両者の共通性を認めた上での理論である。即ち、対話型ブログに於いて自己のブログを更に繁栄、発展させるのに不可欠なのが共存共栄のスタンスである。

もちろん例外はある。運営者が有名人であったり、民衆が追い求める情報提供ブログと割り切るなら一方通行のスタンスでもいいのかも知れない。但し、私を含めたブログ運営者の八、九割はこの限りではない。19世紀後半のドイツの哲学者であるニーチェは注目されたい人物が注目されない理由について、「己のみが主役と心得て、民衆を単なる取り巻きと考えるからである。(暗に)あなたが注目されたいなら先ずは他人の聴衆に回るべし。」と唱えている。私は自分のブログを認めてもらいたいなら単なる自己主張に走らずに、これをしっかり認識するべきと考えている。

世の民事に於ける多くの事象はコネで成り立っている。生活に大きく関わるものは別にして、趣味、余興に於いて論じるのならば、多くの人は内容云々よりも人柄で判断する傾向にある。従って、どんな内容のあるブログでも運営者のスタンスがイマイチなら人気(ここで言う人気はブログに表示される人気度である★マークに非ず。単なる肩書きではない本質的な人気を差す。)はさほど上がらない。ブログ運営は内容と人柄の両輪が揃って初めて成り立っている。私がブログに於ける共存共栄を唱える論拠がここにあるのである。

さて、能書きはこれくらいにして今後に於ける私のブログの具体的な方針について箇条書にまとめたい。

1、ブログはキャッチボール、従って投げるときは相手が取りやすい球を投じ、受けるときはしっかりと捕球する。仮に、受ける時に自分に持ち玉があっても、これを投じるのは御法度。二球を投じることなく出しゃばらず、先ずは人様の投じた球を受けた後に一球を投じるのみと心得る。
2、本ブログは肩書き(ブログに於ける人気度)にこだわらない。私は人気度を上げる裏技を知っている。但しこの方法を利して人気度をいたずらに上げたブログは一目瞭然である。汗水を垂らして獲得した人気度こそ真の実力であり尊いものと心得る。
3、ブログの理想像の一つとして、私は自分のブログを心地のよい絵葉書としたい。今まで、多くのブログ仲間の方から心地よい絵葉書を頂いたが、その感動をけして忘れることなく、自分の更新記事もこれにあやかりたいと心がけている。
4、昨今、文通という言葉が死語になりつつある。相手に嬉しいことがあったらこれを自分のことのように捉えて讃え、困っているときは相談に乗る。このようなスタンスに基づき、私はブログを通じて多くのかたと心のこもった文通をしたいと考えている。
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