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Anthem of Uruguay  (FIFA World Cup 2010)


リンク曲ウルグアイ国歌について
本日は2009年12月27日にリンクしたウルグアイ国歌がリンク無効になったので再リンクしたい。ところでブログに外国国歌をリンクさせているサイトは少ない。ヤフーブログで知る限り、本ブログ以外では1サイト(プロ歌手Kentarrowさん)のみである。

その理由については後で述べることにして、先ずは歌劇、協奏曲を連想させる名曲をお聴き頂きたい。

この国歌はウルグアイの歴史と威厳を感じさせる名曲である。ウルグアイは、隣国アルゼンチンと国旗が似ているが独自性を主張する国でもある。国旗の太陽は独立、独自性を意味する。シンフォニー歌劇のような曲が延々と11番まで続く長い国歌がウルグアイ国歌である。あなたは、なにも知らされなけれはこれが国歌には聴こえないかも知れない。メロディには穏やかさと激しさの両面を見ることができ、この国家の生い立ち、思想を想像し得る内容である。

尚、国旗に描かれた「五月の太陽」はアルゼンチン、及びウルグアイの国章の一つであり、独立の戦いを始めた1810年5月25日に、降り続いていた雨があがって太陽が顔を出したので、太陽が独立のシンボルとなったと言われるが、インカ帝国の太陽神インティをも象徴している。



曲が長いために、一般的には国歌独唱は代表的な一番だけが歌われるようである。前奏だけで1分を費やすこの曲だが、この前奏には曲を盛り上げ、国の威厳を表す効果が含まれている。1分56秒で演奏が終わったと思いきや、再びよみがえったように演奏が開始され、メロディーがまるでオペラのように劇的に徐々に高揚していく様子は国家の威厳を示すものであり、思わずこの歌詞の意味(スペイン語の言い回し)を知りたくなる。

この曲のよさは一度聴いただけではわからないかも知れない。この曲は国歌という枠を越え聴けば聴くほど名曲に聴こえる。非常にテンポの早い曲でクラシックとマーチをたして2で割ったような感じがするが、緩急をつけて曲を徐々に盛り上げていく演出は他に類を見ないほど凝っており素晴らしい。歌詞は中南米国歌に見られる勇壮的で威厳に満ちたものであるが、命と引き換えに独立、自由を勝ち取るのだという過激な内容である。
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ウルグアイ国歌【訳】森美津子 

オリエンタレスよ、命を失っても我が国を守れ!
(注釈、オリエンタレス:ラプラタ川東方の民族、ウルグアイ人を指す。) 
自由を侵されるならむしろ栄光の死を望む!
この真心の願いを勇ましく成し遂げよう! 
誇り高きウルグアイ人よ、自由を求めよ!
この叫びが祖国を守った!
戦いでは激励を受け、勇士は奮い立たされた!
自由と栄光を求める、占領者よ我が力を知れ!
占領者よ、我が力を知れ!
自由を戦いで取り戻し、自由のためには勇敢な死も厭わない!



ウルグアイ共和国概要
国土面積:176,220Km2
首都:モンテビオ
言語:スペイン語
通貨:ウルグアイペソ
民族:白人(イタリア系、スペイン系)90%、メスチーソ(白人とインディオの混血)8%、黒人
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横町挨拶
独自性を貫く!それは本ブログのポリシーでもございます。このへんで冒頭で述べた外国国歌をリンクする理由を述べさせて頂きたい所存です。それは、日本国国歌君が代にはない’’ハングリー精神’’を含んでいるからです。自分は故あってハングリーな後半生を歩んで参りました。詳しくは語りませんが、逆風に際して自分がよく心の中で口ずさんでいた曲がウルグアイ国歌でした。その精神は和訳の通りです。

逆を言えば権力に抗うハングリー精神があったからこそ今の自分があるのです。己の名誉を損じる者は例え上司だろうがけして黙ってはいない。下克上を常に考えた現役時代ゆえに、私はウルグアイ国歌に魂の共鳴を感じるのです。だからと言って自分に愛国心がないわけでございません。これだけは勘違いしないでもらいたいと存じます。本日も最後までご覧頂きありがとうございました。


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