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奥羽越列藩同盟が東北にもたらしたもの
きょうから三連休に入った。私は五十台前半になってから精神的に安定し、急速に歴史への興味を持ち出した。

これは祖父母から受けた掛け替えのない恩愛と尊敬する伊達政宗や支倉常長の影響が大きい。そして昨今、歴史エッセイ執筆の仕事を頂戴してから郷土史にはこれまで以上の強い思い入れを感じるに至った。

そんな私が本日向ったのは或る作家による歴史講座である。三連休を歴史三昧に過ごそうと思った私にとっては前夜祭とも位置づけられるものである。会場は東北学院大学。私は17時頃、地下鉄に乗って薄暮となった仙台市若林区土樋を訪れた。

その講座名は『奥羽越列藩同盟 東北政権樹立の理想と挫折、そして今』である。
これまで幕末にはあまり目が向かなかったが、これをきっかけとして今後の研究のテーマの一つにしたいと感じたのである。

こうした講座を受けるには下準備が肝要である。私は一週間前図書館で今回の講師である星亮一氏の書いたこの本を借り、通勤時の列車で読みながら基礎知識を得た。

ところどころ、口語文が入っていて読みづらいが、ある程度端折っても読み続けていくうちにこの同盟に関わった人物の名前や概要がわかってきた。従ってこの著の読本はきょうの講座には大きく役立ったのである。

講座の会場となった東北学院大学土樋キャンパス8号館は円形平面の立派な建物であった。

講座が行われた842号室は非常に広い教室である。正面の脇を見ている人物が星氏である。

星氏は仙台市出身の歴史作家である。福島民放や福島中央テレビに在籍した経験が歴史作家としての基盤となったと受け止めている。
世にメディア出身の作家は多いが、これは先人作家の井上靖氏と似た経歴(朝日新聞社記者から作家へ転身)と言えるものである。

このカラスの模様は私の曽祖父が関わったと思われる仙台藩士細谷十太夫が率いたゲリラ部隊「カラス組」のマークである。
この後、星氏からは薩長連合に対抗し、会津、仙台、庄内、越後、松前の各藩がどう関わり対立しつつ戊辰戦争に至ったのかの説明があった。

きょうはみちのく春秋の編集者、井上氏とともに受講した。大変意義のある歴史講座に際し、星亮一氏には郷土史研究の偉大な先人という畏敬の念を感じた次第である。
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