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 斎藤報恩会博物館を訪ねて
先週の土曜日、仙台市博物館で学芸員のかたに会った。今取り組んでいる歴史エッセイに関することを聞きたかったためである。

その帰り道にカフェとミニ博物館に寄り道した。きょうはこのミニ博物館「斎藤報恩会博物館」についてお伝えしたい。私設博物館であるこの博物館はこのTAKAYUビルの2階にある。

ビルの入り口にこのような看板が立っている。これがないと見過ごしてしまいそうなほど目立たない。

このビルに入っているテナントである。2階が斎藤報恩会博物館である。

左が創設者、右が初代学術研究総務部長である。

これはヤップ島の石貨とのことであるが万年筆と大きさを比べて頂きたい。こんなに重いものをどうやって持ち運んだのか?興味深い気がする。

これは縄文土器であるが非常に変わったデザインゆえインパクトがある。

ブラジル産水晶、同国の豊富な地下資源を彷彿するものである。

これは宮城県気仙沼市の大谷鉱山の金鉱石である。豊臣秀吉から国替えをされた伊達政宗はこの鉱山を開発することで莫大な資金を得たと言われる。恐らく支倉常長を始めとした慶長遣欧使節団派遣の大きな資金源になったと思われる。私はこの石の中に天下取りに賭ける政宗公の気概と野心がこもっているような気がした。

非常に珍しいものを紹介する。仙台城創世記の時代の大橋(城下のすぐそばの橋)につけられていた「えぼし」と言われる化粧親柱である。

ぎぼしは漢字で疑宝珠と書く。初代藩主政宗公も卒中この疑宝珠を見たことだろう。
今の仙台に多大な影響を与えた政宗公だけに、仙台人としてはそう思うと感動せざるを得ないものがある。

この博物館は日曜日は休館とのことであった。
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コメント

No title

あまりまとまったテーマはなく、さまざまな収蔵品が展示されているのですね…。。。

なかでも、ヤップ島の石貨は異色ですね~。。。この石貨は、以前NHKの取材番組で見たことがありますよ…。。。貨幣として使うのではなく、大変な恩を得た人へのお礼の印だそうですよ…。。。

URL | boubou ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

ミックさん
このような小さな博物館は気負わずに
入れる手頃さがありますね。
思わぬ面白いものと対面することもありますね。
はやり地元のものは貴重な品ですね。
ナイスです。

URL | ことじ ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

こんばんは。
おじゃまします。

もしかして…ここは、恐竜の化石などが展示してあるところではないですか?
けっこう立派な全身骨格の化石(レプリカ?)があって「こんなに近所に恐竜がいるなんて(化石ですが…)」と感動したのを覚えています。
仙台に以前住んでいましたが、仙台に引っ越して割とすぐに見付けて遊びに行きました。小さいながらも充実した博物館だったような気がします。
「斎藤報恩会博物館」この名前をはっきり覚えていますし、青葉区だし…ただ、こんなビルの中にあったものか覚えてないのですが…他の博物館と勘違いしているのでしょうか。
どちらにしても、懐かしい響きのある名前です。

仙台は、意外性があって、小さい魅力的なものがギュッとつまっていて大好きな街でした。

URL | あるた ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

不あがりさん、御意に御座います。何かの因果かのような疑宝珠の発見にはさすがに驚きました。
大谷鉱山の金鉱石は某の歴史小説「金色の九曜紋とともに」にも登場するのでよく知っていました。
宮城県人としては政宗公に関連したものが出てくるとやはり嬉しくなります。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

つや姫さん、この急須のような縄文土器は斬新なデザインで大変印象に残りました。
それと大谷鉱山の金鉱石はつい最近、独眼流政宗の予告で姫にお伝えした経緯がごさいました。
某は「金色の九曜紋とともに」を執筆した時にこの鉱山のことを書いたのでよく覚えております。
この博物館で見られてよかったです。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

joeyrockさん、小さいですが、なかなか充実度の高い博物館と踏んでおります。
海外物から国内の物まで千差万別で好感を持ちました。大谷鉱山の金鉱石を見て国替えとなった政宗の強運を再認識した次第にごさいます。
コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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施設博物館が、こんなに立派なビルの中にあるのですね。
創設者の思いがいっぱい詰まっているのでしょうね。
良いもの見せていただきました🎵

URL | 布遊~~☆ ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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やまめさん、近くには仙台市博物館という大きな博物館がごさいますが、そことはまったく違った分野(考古学的、地学的な意味合いの強い施設)の博物館にごさいます。
ここに存在意義を感じました。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

boubouさん、ヤップ島の石貨についてご教授頂き感謝しております。他には恐竜の全身骨格のレプリカや動物の剥製なども展示してごさいました。
コメントを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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ことじさん、近場にこうした第二の博物館が存在したわけで、灯台下暗しを実感した日と相成りました。
美術館も私設を入れると数箇所を数えますが、以前紹介した福島美術館(骨董の多い美術館)を含めてそれぞれに存在価値のあるものと受け止めております。
コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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あるたさん、斎藤報恩会博物館、ご自身の仰せの通りにございます。
場所は西公園の向かいになります。某は博物館、美術館巡りを趣味としていますので、新たなレパートリーが増えて満足しております。
他に穴場としては土樋にある福島美術館が好きでよく足を運んでいます。
コメントを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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布遊さん、この博物館は以前は別の場所にあったと聞いています。創設者の遺志が今日まで反映されているところに大きな意義を感じています。
また立地としても史跡や文教地区に近く素晴らしいものがごさいます。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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ミックさん、こんにちは。

歴史エッセイの下調べ、流石ミックさんですね。
何事にも勉強熱心で感心します。

ナイス!です。

URL | 好日写真 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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好日写真さん、「好きこそものの上手なれ」を地でいきたいと踏んでおります。暖かいお言葉を頂戴し感謝しております。
コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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齋藤報恩館がビルの二階に引っ越しているとは知りませんでした。
どこかに行ったのか整理したのかと思っていました。
昔はレジャーセンターの前にあって、独特な収納物があったのを覚えています。
大量のミミズのホルマリン浸けなどあって一色も二色も違う博物館でしたね。
今日も有意義な記事に接するこが出来、感謝しています。
ありがとうございました。

URL | ginrin ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

銀輪さん、以前の齋藤報恩会博物館の位置は貴兄のご指摘の場所に相違ありません。
恐竜の骨のレプリカなど確かに他の博物館にはない展示物と受け止めております。
従って、同博物館のユニークな持ち味も魅力のうちと存じます。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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こんばんは。
実に個性的な美術館ですね。石のお金、まさしく漫画の世界ですね。子供も喜びそうな展示ですね。多くの人が歴史に興味を持ってくれるとうれしいです。

URL | ひがにゃん ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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ひがにゃんさん、この博物館には他に動物の剥製などもあり、ユニークな内容になっています。
但し規模が小さくて有料となりますので正直いいますとリピートはどうも…といった感じです。
コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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前谷地の斎藤善右衛門家は江戸時代、日本海側の本間家と並ぶ東北を代表する政商でしたね。近代においては石巻のインフラ整備、特に鉄道について様々な提案をしてきたようです。
結果として採用はされませんでしたが、石巻線、気仙沼線として実を結び、前谷地駅はその合流地点となっています。

石巻に鎮台が置かれ、野蒜に港が開かれ、石巻市内に早く鉄道が敷かれていたら、その後の発展はどうなっていたか、気になります。

URL | 末永能登守14611514 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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末永能登守さん、斎藤家に関するご教授を賜り感謝しております。
昨日の松山駅からの小さな旅では茂庭家の館跡を裂くようにして作られた野蒜街道に接して参りました。
貴兄との情報交換に期待しております。コメントを頂き感謝しています。
本日はありがとうございました。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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