fc2ブログ
Big Country Harvest Home
これは去る10月5日に行われたKROG蔵王ミーティングで山形側下りのシーンである。最後尾を走るのは私の駆るKR500レプリカ、その前を走るのはside7さんの初期型ガンマ、パラレル独特のエンジン音で快走に及ぶのが非常に印象的であった。

ライバルが存在するから進歩に及ぶのは古代から永遠に続く我々人類の普遍的法則であるとともに、創造と挑戦のもたらす可能性を改めて我々に示唆するものである。

※写真撮影&提供:まつやんさん

私は敢えて車間距離を取って走ることにした。それは万が一のアクシデントに備えてのことである。前回の記事でも述べたが公道はレース場とは違う。こうしたマスツーリングに於いて、以前急停止した前車を避けようと転倒した例があったのである。

また下りは転倒した時の滑走距離が長くなるので対向車とぶつかる可能性が高い。アクシデントの要素を一つ一つ冷静に分析し、頭の中で危険予知を行い、リスクを少しでも減らす。ライディングに煩悩は大敵である。仲間に追いつきたいと思った時に既に危険の芽が出ているのだ。しかるに客観視こそが肝要と心得る。飛ばしたいという主観的要素をこうして抑える。年だから若いころのように速くは走れない。されどベテランと若手はここが違うのだ。

日本ブログ村カワサキランキング、クリックすると同サイトにリンクします。 https://bike.blogmura.com/kawasaki/

KROG(ケロッグ)ホームページへのリンク http://u-go.to/krog/

「鉄馬再生LIFE」へのリンクhttp://motor.geocities.jp/tetsuma3ya/index.html
こうした私の走りを見て、元気がないと思ったかたが居られるかも知れないが、さに非ず。こうした自分なりの哲学で高揚しがちな己の気持ちをぐっと沈め、ただ抑えていただけである。

腰のあたりのBERIKのスーツのデザインに着目、眼鏡越しにややきつめの眼差しが後方を睨みを利かせる。私のライディングが若いころのように攻撃的でない分、ちょうど釣り合い?が取れているのかも知れない。(笑)

カスタムバイク系のROAD RIDR誌は私の最も好きなバイク雑誌である。その中にグッドルッキンコーナーなるものがある。俺のマシンを良く見ておくれといった感のコーナーだが、非常に凝ったマシンが多い。残念ながら、我がKRがこのコーナーに登場するのは過去に数度を数えたきりで今は皆無である。

いつしか自分のブログでKRだけのグッドルッキンコーナーを設けたい。こうした経緯で私は数年前からこの願望を持つに至ったのである。去る10月5日の蔵王ミーティングに参加したKRは全部で7台。私のマシンは過去に何度も紹介したので残りの6台について詳しく紹介したい。
KR250グッドルッキンコーナー
①ツキキF3仕様マシンbyすなよしさん
先ずは今回最も注目を集めた故C副会長がかつて乗っていたツキギF3マシンである。
レストアしたのはお馴染みすなよしさん、彼のエンジニアとしての技術は一流で、まさにこのマシンを託すに相応しい人物である。

自分の好みよりも、C副会長の遺志を尊重したと言って居られたところに敬服する次第である。各部に再塗装を施し、とにかく素晴らしいコンディションに仕上げられたツキギF3マシンである。

オイルは分離給油、ミッションはレース用のクロスギアが組み込まれる。すなよしさんによると吸気系はキャブセッティングをいじった形跡があったとのことであった。また低速がなく、アクセルを煽らないとアイドリングしないことからフラーホイールの軽量化やロータリーディスクをいじったことが推測される。

但しパワーバンドに入るとウイリーするほど強力なトルクを見せるという。東京のKR博士、鉄馬さんのおっしゃる通りKRの武器はトルクである。これらのことから、恐らくこのマシンはサーキットでは水を得た魚のようになるのではないだろうか?

超レアなツキギ製のチャンバー、レーサーは軽さが命。同社のチャンバーは非常に軽そうでスガヤ製のものと似てる印象を受けた。

フロントの足回りはノーマルである。

ツキギのバックステップは非常に仕上げが美しい。まさにレーシングマシンらしい機能美に溢れているものである。

ハンドルはバックステップとのバランスでこのような社外のスワロー型ハンドルに変更されている。但し現状はフロントカウルのハンドルカバー部と干渉するので欠き込み等の加工が必要である。

②S型byスミチカさん
細部が変更されているものの、基本的にノーマル然とした車両である。

スミチカさんのワンオーナー車で手入れがよく行き届いている車両である。
また点火プラグはイリジウムを使用しているだけに始動性に優れるマシンである。

ブレーキのオイルラインにはステンレスメッシュホースが使われているようであるが、これはKROGの多くのメンバーにも見受けられる手法である。

ブレーキのマスターシリンダーが他車流用のものと交換されている。

③初期型byリアルゲコタさん
今回初対面のカスタムマシンであるが様々なところに工夫が施された極めて走り屋嗜好の強いマシンである。同車はルーニーチャンバー装着とFZR250の足回り移植によって大幅に走りのパフォーマンスを上げるとともに、外観に於いて非常にシャープな印象を与えるマシンとなっている。

このマシンもバックステップが組み込まれている。

特筆すべきはKRの弱点とされる特殊なリヤショックに社外品を使っていることである。このあたりはアイディアとオリジナルにとらわれない合理的な精神を感じる部分である。

KRの弱点は足回りにある。オーナーはここに着目し、フロント部はFZR250用の足回りをそっくり移植している。驚くことに取り付け時はほとんど加工なしとのことであった。シングルディスクながら大口径で、機能強化の他に軽量化にも一役買っていそうな部分である。とにかく公道、サーキットを問わず速そうなマシンである。

リヤホイールもそっくりFZR250から移植している。

KRにダウンハンドルを取り付けるとフロントカウルに干渉するのが恒であるが、こうして切り欠くことで難なく問題をクリアしている。

ハンドルも社外品であるがアルミの削り出しが美しい。またステアリングダンパーも取り付けられている。

次回は残りの3台についてお伝えしたい。
関連記事

トラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)