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前書き
笹沢左保の「木枯し紋次郎」の一節によると、江戸時代ヤクザ者の本場といえば何と言っても上州であったという。当時一流の渡世人に必須とされていた事項は四つである。①と②度胸と③反骨精神そして礼儀作法である

上州(今の群馬県)はこれらにとりわけ厳しく、上州で長年修行を積んだ渡世人は「上州長脇差」と呼ばれ、他の渡世人のみならず堅気の人間からも畏敬の念を抱かれていたという
きょうはそんな木枯し紋次郎に成りきってちょっとしたポエムを作ってみた。

ポエム「上州長脇差の心で現代を生きる」
今まで数々の修羅場をくぐり抜けてきた。もうダメかと思ったときも何度かあった。しかし俺には度胸がある。それゆえどんな場面に出くわそうがおじけづくことはない。長脇差は単なる飾りではない。いつでも抜く用意が出来ている。俺は伊達に場数を踏んでいるだけでない。

今まで俺を力でねじふせようとした輩が何人も居た。しかし俺には信ずる己の腕がある。どんなに相手が勇んできてもけしてひるまない。相手が手ごわい奴なら身を切らせてもいい。俺は隙の出来た輩の急所に長脇差の一撃を見舞い、輩の骨を砕くのだ。

今まで権力で俺を潰そうとした輩が何人か居た。しかし今の俺には不屈の反骨精神がある。大義のない権力を振り回す輩どもは俺の敵でない。俺には揺るがぬ思想哲学に裏付けられた反骨の心がある。だから大義に於いて引き下がるものは何もない。さあ、出てくるがいい。俺は誘いの隙を作りお前らが出てくるのを待っているのだ。

今まで礼節を知らぬ輩が俺に喧嘩を売ってきた。しかし俺には礼節によって培われた仁義がある。仁義のない輩どもは恐るるに足りない。仁義のない輩に俺はけして倒せない。礼節を知らぬ輩は軽い。ゆえに俺はきょうも仁義の長脇差を抜くのだ。
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