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 Where the rose is sown 
※BIG COUNTLYのこの曲は私の気に入った曲であるゆえ、読者諸兄に於かれては先週末の選曲との重複をお許し願いたい。
  エッセイ「羅針盤を信じ大海原を行く」
今でも時々不安に駆られることがある。大海に躍り出た自分の船の進む向きがこれで正しかったのか?と。若い頃の私は航路を水先案内人の誘導に任せていた。所謂他人任せというやつだ。それだけ自分に自信がなかったのだ。従って水先案内人から誤った航路を教えられれば方向を誤る懸念があった。

だがある時私は気付いた。航路を決めるのに水先案内人という他人をあてにしてはいけないと。人生の航路を決める羅針盤は己の内面に持つべきものである。こうして私は正確な羅針盤を求めて彷徨い続けた。

その後の私は試行錯誤を繰り返し、五十台になってようやく羅針盤を手に入れた。しかしその精度には今でも自信がない。羅針盤の精度はそう簡単に上がらない。私は必死になってどうしたら上がるのかを考えた。そしてもがき苦しみつつ、ようやくわかってきた。己の羅針盤の精度を磨くのは思想哲学の修養にほかならないと。

私にとって机上の理論のみへの依存は無用である。思想の吸収は日常に於ける実務との連携があってこそ、初めて実践哲学に繋がるものと考える。これを心に念じ私はきょうもたった一人で大海原の真っ只中を行く。頼れるのは己の羅針盤のみである。船の行先には嵐や船底を痛めつける岩礁が待っているのかも知れない。だがそれを恐れずに突き進む。一度心に念じたからには己の羅針盤が正しいと信じて進むのである。
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コメント

No title

ミック様へ
人生の行路というのは本当に難しい。水先案内人も人であり。その方がどこまで正しいか判らない。と言って独りで突っ走るのも危険極まり無い。ある時は水先案内の言葉を信じ。進み。最終的には自分の判断で進むしか無い。それがたとえ間違っていたとしても。それは自分で選んだ道と納得が行くと思うのです。しかしそれが正しいのかおそらく最後まで判らない。ナイスです。有難うございます。

URL | 不あがり ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

不あがりさん、このようなあくの強い記事にコメントをお寄せ頂き感謝しています。
今のそれがしは己の羅針盤を拠り処として人生の道標としております。
今後はこの羅針盤の制度を如何に挙げるかが焦点になります。貴兄からは日ごろから人生を生き抜くヒントを得ております。
これには感謝しております。しかるにたまにはご奉公させてください。
今宵はありがとうございました。コメント、ナイスを頂き感謝しております。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

人生の羅針盤…。。。言い得て妙ですね…。。。ミックさんのおっしゃるように、若い時は水先案内人という他人に行き先をまかせておれるのですが、歳を取るにつれて、自分で自分の人生を決める必要が多くでてきますよね…。。。その時に、自分の羅針盤を持っているかどうかが、重要になってくるのですよね…。。。

羅針盤の精度は高いに越したことはないのですが、とにかく自分の意思、理想を反映した羅針盤を持つことが大切なのではないかと思いますよ…。。。

その羅針盤にしたがって歩むことができた人生は、例え経済的には恵まれなかったとしても、本望で生きることができたと言えるのではないでしようか…。。。

私事でいえば、いまさら物質的に裕福になるよりも、精神面、肉体面で如何に満足した余生が送れるかが、もっかの私の関心ごとなのですよ…。。。

URL | boubou ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

boubouさん、きょうは貴兄のご高察に触れさせて頂き感謝しております。
自分の人生に於いて水先案内人と別れを告げたのは精神的不調を乗り切った頃と察しております。
某は羅針盤の精度を上げることが悟りの境地に近づく術と心得ております。
これからもNEVER GIVE UPをモットーとし精進して参ります。貴兄の文末のお言葉は某も共感するところであります。
今回も暖かいお言葉を頂戴し感謝しております。コメントを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

おばんです。
人生の進むべき道は、難しいものですね。
でも、自分で信じた道を進むしかないものと思っています。
後戻りはできませんし、ただ前に進むだけだと思います。
どれが正しい道で間違っていた道なのか、もしかしたら死ぬまで分からないのかも知れません。
それでも自分で決めた道を信じて進むのが人生だと思います。

URL | やまめ ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

ミックさん こんばんは

現在は羅針盤のような人と暮らしておりますが
相手にとっても自分がそのような役割を 少しでも担えたらいいのですが。。。
お互いの羅針盤の精度を上げることにより
より航路がはっきりと示されるのかと思います。

ミックさんがおっしゃられる 思想哲学の修養に
努めたいと思います。遅々たる歩みとなりますが。

URL | つや姫日記 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

こんばんは。
人生の航路を決める羅針盤は己の内面に持つべきものである、とは胸を打つような決意ですね。
前へ進むべき方向を決めるのも時には迷っても
潔く己の意思で進みたいですね。

URL | joeyrock ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

今までの人生において、大きな節目だった瞬間が2度、3度ありました。その時判断したのが羅針盤だとすれば、全く反対側に行ってしまった事が一度はありました。只、間違った後どう修正したかが重要な気がしてます。

URL | 単車男 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

やまめさん、他人依存のスタンスを改め、ようやく精神の安定を見た昨今の某です。
自分の道は自分で切り開かねばならない。これを教えてくれたのは2007年の年末に放映されたNHKの歴史番組その時歴史は動いた「伊達政宗ヨーロッパに賭けた夢」でした。
むろん、これは某のスタンスに過ぎませんがもっとも自分に合った生き方であると認識しております。
貴兄に於かれましては貴重なご意見を賜り感謝しております。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

つや姫さん、このような自己主張の強い記事は敬遠されがちですが、あえてコメント頂いたことに感謝しております。
敬遠されがちなことを敢えて執筆するのは勇気の要ることですがこれも某の持ち味と認識しています。
所謂某が以前申し上げた固い雰囲気のブログというニュアンスです。但しこんなスタンスにもメリットはございます。それは澄んだ水質を保てるということです。
但し、澄み過ぎると魚も住めなくなる。或る知人からはそのような忠告も賜りました。
その加減を見極めながら、自己主張と謙譲のバランスを取りながら今後もミックワールドを展開していきたい所存です。
今後とも宜しくお願い致します。本日はありがとうございました。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

joeyrockさん、昨日は煩悩の命ずるがままに早い時間(15時頃)から夕酌に及んだ某であります(笑)
正直言ってこのエッセイはアルコールによる酔いを利用したものです。
これは依存症になるような酒の飲み方なのかもしれませんが、強い理性でブレーキをかけたい所存です。
そんなときであっても思想哲学は強い味方です。某が比較的寡黙で居られるのはその恩恵と心得ております。
本日はエッセイの要とも言える「羅針盤」に関する考察を頂き感謝しております。
コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

単車男さん、仰せの通り自分の羅針盤の示す向きが正しいのかどうなのかは気になります。
昨今の某は日本人の心の根底に宿る儒教精神に触れ、そのヒントを探っています。
即ち、孔子やその弟子達の残した言葉は現代でも通用する実践哲学と考えます。
某はこれを羅針盤に織り込み、一層の自己客観視に向け精進していきたい所存です。
コメントを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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ミックさん
人生の羅針盤貴重なものですね。
常に進むべき方向を見失わず進むべきですね。
そうありたいものです。

URL | ことじ ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

ことじさん、週末の心地よいひと時、お気に入りのBGMを聞き飲酒に及びこのような創作に興ずる。
これぞ究極の至福と心得ます。これからも羅針盤の精度向上に向けて精進して参ります。
コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

こんばんは。
人生の羅針盤、自信を持っている人は少ないのではないでしょうか?書店にはビジネスのハウツー本が多数並び、出来る男はこうしなさい、みたいな内容ばかりです。自分はこうした物に頼るのは好きではありませんが、己に自信を持ち、その裏付けとしての知識の習得を怠らない事が必要と認識しております。
有意義な文章を有難うございました。

URL | ひがにゃん ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

ひがにゃんさん、学生時代は頭の痛くなる哲学の時間ですが今ここに来て煩悩を和らげ、羅針盤の精度を上げるものとなり得る。
それがしはこれに気付いたことに感謝しております。ところで哲学はできれば複数のものを習得したいものです。
偏らない広角的指向を身につけるのを理想と心得ます。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

こんにちわ ^^
人生の進路を決めるのは本当に難しいですね。
他人任せにすると、間違ったとき、人を恨む
こともありますので、私は今まで自分の意志で
今の道を進んできました。時には自分の意思を
曲げなければ人様に迷惑をかけると判断し
やむなく道を変えたこともありましたが
それでも自分で選んだ道だから、誰にも文句は
言えません。 間違った中で自分なりの楽しみを
見つけ折り合いをつけて今まできました。
全ては私の人生ですから楽しまないと勿体ない。
時間は止まりませんからねえ。 健康第一ですよ。
ご自愛下さい。

URL | まゆ ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

まゆさん、それがしが尊敬して止まない伊達政宗は晩年「馬上少年過ぐ」の詩歌で「 楽しまざればこれ如何」と詠みましたが、それを彷彿するようなご高察を賜りました。
羅針盤の精度は通常は経験がものを言うので年齢が行くほど増すものと受け止めております。
それがしもまゆさんのような精度のいい羅針盤を手に入れるべく精進したい所存です。
そして最後は伊達政宗のこの句のように人生を謳歌したいと心得ます。
本日は御自身のことを語って頂き感謝しております。ありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

「己の羅針盤の精度を磨くのは思想哲学の修養にほかならない」

ミックさんがそうおっしゃるなら、私は迷わず安心して自分なりの
修養(勉強)を続けてゆけます。ミックさんがよりよい生き方を
目指し煩悩を手放さないお姿に、私は大いなる力を頂いてます。
力強い文章の発信、有難うございます。素晴らしいです!!

URL | 5 3 8 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

ルンさん、今宵はそれがしの勝負記事においでいただき恐悦至極に存じます。
ご自身は既に深い修養を積まれているのではないでしょうか?

話は変わりますがYOU TUBEリンクで好きな音楽をBGMにし、アルコールトリップして得られる感覚に身を任せる時、あたかも銀河の無限空間を遊泳しているかのような禁断の幻覚を感じています。(笑)

是非お試しください。別世界が開けます。但し癖になります。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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