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 街道をゆく OP 

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私は司馬遼太郎(1923~1996)の笑顔が好きである。彼は日本が誇る歴史の大家であり、時空の旅人とも言われる。それでも彼はけして東北を冷めた眼差しで見なかった。それどころか東北贔屓と言っていい視点を持っていた。彼は王道を歩んだ者よりも、弱者やマイナーなものに脚光を浴びせる傾向があった。今の自分もそうである。歴史を俯瞰する時、勝者よりも、むしろ敗者のほうが得ることが大きい。そう感じた時、彼の72年の生涯が日本人男性の平均寿命よりも一割も短かったことなど微塵も思わない。それでころか彼の72年の濃密さが尋常でないのを改めて、感じるのである。



私は司馬遼太郎の「街道をゆく」に着目している。彼が論じる「街道」は日本に飽き足らなかった。時にシルクロードやアジア、欧州にも及んだ。その中で彼は常に人類が過去の出来事で何を学んだのか?そして人類がこれからどんな方向に向かいつつあるのかを問い続けた。



これは須田克太(1906~1990)の絵である。印象的な手法で描かれた絵画は司馬の気高い文章とよくマッチしている。



「街道をゆく」の題字は棟方志功によって書かれたものであるが、須田克太の画才はこれに一歩も引かないものを感じる。



「街道をゆく」再放送版はディスカバリーチャンネルの時代劇チャンネルで毎週日曜日の朝放映中である。



横町挨拶
私は郷土史家というレッテルを貼られるのを好みません。即ち、郷土史は世界観から言えば狭い概念に他ならないからです。ゆえに私はこれからも司馬遼太郎の作品に多く触れ、広角的な視点を持てるよう日々是研鑽を心掛けて参りたい所存です。然らばこの書庫の蓄積をこれからも増やし、様々な地域にどんな歴史があったのかを学んで行きたい。それを学んだ上で、郷土史について語りたいと存じます。「井の中の蛙大海を知らず」と申しますが、これは今の自分が最も気をつけねばなければならないところと受け止めております。本日も最後までご覧頂きありがとうございました。


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