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  Mendelssohn Spring Song

 
彼岸の入りだった昨日の悪天候とうって変わり今日の宮城県地方はまあまあの天候であった。私は早い時間、家族とともに菩提寺のある石巻へと向かった。ご覧のように旧北上川河口両岸では相変わらず護岸工事(堤防のかさ上げ)が行われている。向こう岸の造船場も操業を開始しているようで昨秋より更に活気を呈してきている。墓参りの済んだ私は家族とともにいつもの場所へと足を運んだ。

いつもの場所とはこのモザイク画が飾ってある空き地である。本日のヘッダーにも採用したこの絵はフランス人ジョルジュ・スーラ作の「グランド・ジャット島の日曜日」という今から130年前のフランスのセーヌ川の中洲にできたグランド・ジャット島の絵である。ボートを漕ぐ人、ラッパを吹く人、日傘を差し夫婦で憩う人、芝生に寝転ぶ人…様々な人々が思い思いにくつろぐ休日のひと時が同じ中洲の島(石巻市中瀬)を連想させ、不思議なほどジャストフィットしている。

この絵にはかつて漁業で栄えた石巻の再度の繁栄を祈念する人々の熱き想いが込められている。故に、実家の墓参りに来た際は必ずこの絵を観ることにしているのである。またこの絵の名前と作者を教えて頂いたブログ仲間の不あがりさんには心より感謝し、その善意にお礼を申し上げる次第である。
 
次に向かったのは「プロショップまるか」である。ここは中心地に近く立地が良い。また安くて新鮮な魚介類を提供しているところが大きな魅力である。客層としは地場の常連さんが多いようである。

ホタテ焼き(¥189)は鮮度も良く非常に美味であった。

きょうのメインディッシュは海鮮丼(¥840)である。火を通したアワビ、蛎、イクラ、カズノコが惜しみもなく使われていて絶品であった。

サービスとして毛蟹汁がつくのも嬉しいところである。

石巻にはいろいろな文化人が来ている。古くは松尾芭蕉、石川啄木…。
「わたつみに北上川の入るさまのゆたけきを見てわが飽かなくに」斎藤茂吉。茂吉は石巻の河口の船の往来や発展ぶりを見て驚いたのではないだろうか?いつしか石巻も茂吉の歌や「グランド・ジャット島の日曜日」に見られるようなかつての賑わいを取り戻して欲しいものである。

穏やかな春の日差しのもと、私は家族とともに車で帰途に着いた。
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