fc2ブログ
1966年のF1グランプリを描いた映画
今週の火曜日の建国記念日、私はある洋画のビデオ版を観るために宮城野区図書館に向かった。8日~9日にかけて降った雪はご覧の通り、ブーツを履いての歩行である。
 
実はつい先日RUSHという1976年時のF1グランプリの映画の公開が行われたばかりで、私はこの映画を是非鑑賞したいと思っていた。そしてこの映画を観る前に10年前のF1に脚光を浴びせた「グランプリ」を観て、両者を比べたいと思ったのである。

主演のジェームズ・ガーナー。ビデオは上下巻に分かれているがTOTALで約3時間という非常に長い上映時間になっている。このため先月と今月に分け、2回で鑑賞することにした。
 
グランプリ(1966年公開メリカ映画)
F1グランプリを舞台に、ドライバーズチャンピオンの栄光をかけて戦う4人のF1ドライバーの運命を追ったフィクション。サブプロットとして、そのような危険なライフスタイルを持つ男達と共に生きようとする女性達に焦点が当てられる。原作はロバート・デイリーが1963年に発表したノンフィクション『The Cruel Sport』。

公開当時F1に参戦していたホンダをモデルにした「ヤムラ(矢村)」チームが登場し、本田宗一郎を思わせるチームオーナー役を三船敏郎が演じている。すでに国際的評価を得ていた「世界のミフネ」がハリウッド映画に初めて出演した作品であった。

この作品にはなんと往年の三船敏郎も出演している。

主な配役はご覧の通りである。

まずは動画をご覧頂きたい。この当時のF1マシンのデザインは葉巻型と呼ばれるものであまり空力を意識したものとは言えないデザインである。また当時はラジアルタイヤに移行していない時代で、今のマシンと比べると非常にタイヤが細いものとなっている。
コックピットをご覧頂きたい。計器類は今のようにデジタル化されていない。アナログ式でクラシックカーの部類にも解釈できる懐かしいものである。

ラップタイムを計測する時計もアナログ式のストップウォッチで手押し式の時代であった。

ドライバーのヘルメットはまだジェットヘルの時代であった。数あるF1コースの中で最も華やかなのがこのモナコ(モンテカルロ公道)グランプリである。

それではモンテカルロコースにおいて何故シフトチェンジが3000回近くにも及ぶのか、この動画で確認して頂きたい。ドライバーはネルソン・ピケ(ブラジル)マシンは88年ロータスホンダ(V6ターボ搭載)である。平均するとなんと3秒に1回はシフト操作する頻度となる。
 Nelson Piquet Onboard Monaco 1988
世界のセレブが集まるモンテカルロ、港には豪華なクルーザーが浮かび、高級ホテルなどが建ち並ぶ。デトロイトやアデレードなど公道レースは他にもあるが、華やかさと伝統という面でこのコースは抜きん出た存在であり、F1ドライバーもここで勝つのは最高の名誉とされてきたコースである。

クラシックカーのようなデザインとは言え、そこはF1マシン、今のマシンとは比べるべくもないが高速コースでの最高速度は300キロに迫っている。(但しモナコは直線が短いのでそんなに出ない)馬力的には400馬力を超えたあたりと見た。ラップタイムも今のマシンとは格段の差があるがモータースポーツ本来の面白さという面ではいい線行っているのではないだろうか?(個人的には70年代半ば~80年代半ばあたりのF1が最も好きであるが)

フィクションとは言え、シケインでの事故シーンには息を飲む。

矢村役の三船敏郎、本田宗一郎を意識しての配役と見られるが口ひげがダンディーである。チャンピオンを賭けた男たちの野望のぶつかり合いも見所と言えそうだが、角度を変えて古き良き時代のモナコの情緒に浸ってみるのも悪くないだろう。

これで近日封切られたRUSHを観るのが楽しみになった。
関連記事

トラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)