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休日の川歩きで自然との対話を楽しむ
年始休暇もあとわずかとなった。年末の休みに入った初日の昨年の12月28日に宮城県多賀城市を流れる砂押川の上流側の散策をお伝えしたが、きょうは180度方向を代えて下流域の散策に及んだ。私は午後一番のJR仙石線に乗り、前回と同じく多賀城駅で下車した。多賀城駅は依然として工事中であったが鳥居型のデコレーションが人目を引く。

こちらが本日歩く河口側である。年が明け、そんなに暖かい正月とは言えないものの、年末に降った雪はご覧の通りほとんど融けている。

鴨はどこの川にも見られるがこの川でも愛らしく群れていた。バードウォッチングも川歩きの醍醐味の一つである。

それでは本日のルートをgoogle航空写真でご覧頂きたい。
赤□:多賀城駅、青○:昼食をとった大代飯店、黄色□:帰路に乗車した下馬駅
推定距離≒8Km

神社仏閣、古い建物、古い飲食店、古い旅館、家庭菜園、祠、私にとっては古いもののほとんどは好奇心の対象である。事実は小説より奇なり。あの旅館にはどんな人が泊まったのだろう。そしてその人は一体どんな人生を送ったのだろう?私はこの旅館を見ながらそんな取りとめもないことを考えた。いつの間にか休日に暢気な気持ちでこのようなものを見て歩くのが趣味の一つになっていたのである。

旅館を過ぎると道路は未舗装となった。万能ブーツを履いてきているのでどんな道でも平気である。この道が昔からさほど変わっていないと思うだけで自ずとテンションもアップしてくる!

次の橋のたもとまで行った。ここからは両岸とも道路が整備されているようである。

真っ直ぐ行くのもつまらないので私は橋を渡って左岸側に出てみた。するとこのような祠があった。どうやらこの道は旧道らしい。

野球場を潰してこのような仮設住宅が建っていた。干された洗濯物などを見ていると新年を仮設住宅で迎えたかたの気持ちが偲ばれ、私は何か後ろめたい気持ちになってきた。

住宅地を通って再び川べりに戻った。草が茂り荒れているのは津波が押し寄せた痕跡でもある。

対岸に目をやった。新しい建物が多いのは復興が進んでいる証でもあるが、河口に近づくにつれ、古い建物は減っていくのである。私はこのあたりに複雑な思いを抱いた。

産業道路(塩釜ー亘理線)に架かる橋に来るとついに通行止めとなった。この辺に来ると津波の痕跡がはっきりと残っていて痛々しさを感じる。

とにかく寒い、そして空腹である。熱いものでも食べて早く体を温めたい。私はオアシスでも発見した気持ちでこの中華飯店(大代飯店:航空写真参照)に飛び込んだ。

海老そば¥840、寒さと空腹でテンションダウンした私に再び血気が戻った。

私は変則三叉路立体歩道橋の上から今来た道を見てみた。(正面が仙台方面)

下馬駅から乗った列車は仮面ライダーが描かれた列車であった。あと一日となった年始休暇だが、私は有意義な一日を送れたことに心底感謝して帰路についた。

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