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きょうは前回のバイクツーリングで訪れた仙台市西部の古民家を紹介する。その名は「石垣邸」である。

航空写真で現石垣邸(赤○)と以前存在したとされる位置(黄色○)を確認して頂きたい。
※黄色○の範囲が大きめになるのをお察し頂きたい。

現代に現存する古民家のほとんどは移築よってその位置を変えているが、この石垣家住宅も同じで上愛子(黄色○)に建っていたものを現在地(赤○)に移築した建物である。

中に入るとこのような囲炉裏が待ち構えていた。ここで大人数の家族がやや時をずらしながら食事に及んだはずである。

土間と囲炉裏が一体となった部屋構えはこの時代の農家の住居の特徴である。

ここは寝室として使われた部屋である。昼間農作業に追われた彼らはここでどんな夢を見たのだろう?この土壁は江戸時代の建物であったのを思い起こさせる生き証人である。

三間にも及ぶ神棚をご覧頂きたい。神棚の幅は家の格式の現われとも受け取れる。

魔よけであろうか?土間の隅にはこのような面が飾ってあった。

奥の間から桁行き方向を望んでみた。組頭(村長)を務めた家故にこの規模の大きさの建物であったのだろう。

床の間の書院の装飾はこの時代の武家屋敷とも通ずるものがある。

これは仙台箪笥であろうか、赤い見事な色をした箪笥が私の目を奪った。

これは優雅な扇である。作者の意図が200年の時空を経て現代に流れ共感を呼ぶ。なんと文化の薫り高きことであろうか?
まさにこの時代を心豊かに生きた人々の息吹に触れる思いであった。
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