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 昔人に倣い、川遊びで涼を取る知恵にあやかる
 長かった盆休みのきょうで終わりである。太平洋製気候の恩恵で比較的過ごしやすい仙台だが、このところの日照り続きで出かける気にもなれず、私はうんざりしていた;このままでは体がなまってしまう…、そんな思いがこの日の川遊びに繋がった。写真に見える低い山は蕃山(ばんざん)、仙台の中心地からは真西に来た辺りである。この辺は仙台市のベッドタウン化が進み、手前には落合地区の住宅が広がっている。

皆様を川にご案内する前に走行ルートをごらん頂きたい。JR仙山線愛子駅を廻るルートである。

のどかな田園地帯を走ると、このような旧道らしき下り坂に差し掛かる。ほんの一瞬であるが自然林の木漏れ日のトンネルを走るのは涼しくて気持ちよい。
この橋は広瀬川に架かる開成橋という。私は予定通り小道を通って川原に下りてみることにした。

ルートと開成橋(赤●)を航空写真で確認して頂きたい。

橋の下から今度はさっきと反対の南側を望んでみた。ミンミンゼミの鳴き声が盛夏を思わせる。風はないものの、橋桁の日陰と川面が一時の涼をもたらしてくれる。
私は手に川の水をすくい、数回に渡ってTシャツの上からほてった体にかけた。
するとたちまち汗がひいていき、心地よさを感じた。中世そして近世…、冷房のない時代の昔人は猛暑の時は馬に水を飲ませつつ、このようにして涼を取ったことだろう。そう思うと時空を超えた様々な空想が私の脳裏を駆け巡った。

下流側に目をくれた。昨今、人里近いところで昔と何も変わってない光景を見つけるのは至難の業であるが、この橋の下にはこのような意外な盲点があった。

橋の上から上流側を望んでみた。広瀬川の形成する河岸段丘(川岸のレベルが数段階になっている状況)がはっきりと確認できる。

橋を離れて愛子駅の近くから橋を望んでみた。下流側も河岸段丘をはっきりと確認できる。

住宅地を通過して旧道に出てみた。正面の柵のついた道路は愛子バイパスである。

愛子地区における走行ルートを航空写真でご覧頂きたい。田園地帯の中に新たな住宅地が形成されようとしているのがわかる。なかなか環境のよい場所であった。

さすがにのどがかわいた。私は旧国道沿いにある老舗食料品店で冷たいブラックコーヒーを求めた。私は暑さの中で感じた川遊びの心地よい余韻を思い浮かべながら帰途に着いた。

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