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      昨今のブログについて思うこと
 ブログを初めてちょうど4年半になるが、昨今折り入って感じたことが二つある。一つは私自身のスタンスがブログ始めたころと大きく変わってきたことである。これを一言で言うなら単なる趣味繋がりだけのつき合いから次第に人間的な繋がりを求める方向となってきたことである。
 
 現在ブログを通じておつき合いさせて頂いている皆さんの趣味は極めて多様に渡っており、音楽鑑賞あり、楽器演奏あり、古美術あり、芸術あり、朗読あり、ゴルフあり、自転車あり、写真撮影あり、歴史探索あり、旅行あり、映画鑑賞あり…といった感じである。こういったおつき合いをさせて頂き大変嬉しいのは自分の知らない分野の情報を教えて頂くことである。
 
 『知るは楽しみなり』という言葉があるが、様々な分野に於いて新たな知識を得ることは人間としての視野を広げることにもなり、延いては趣味を多彩にし、充実したものにする効果がある。『趣味に捉われない対人関係』、こういうスタンスを意識してきたのはここ一、二年のことで、これによってブログへの興味が飛躍的に増したような気がする。あくまで趣味だけで相性を判断するという固定概念は捨てたいと思っている。
 
 ブログをあえて比喩するのなら大河のようなものと言えるのかも知れない。ちょっとしたタイミングのずれ、位置的なずれ…、この微妙なすれ違いが生じただけで、大河の一滴のに過ぎない者同士が出会うことなどまずあり得なくなる。まして趣味も違う皆さんとこうして出会う確率など極めて稀なものであり、天文学的な確率なのかもしれない。
 
 でもその天文学的な確率の中で皆さんとのこうした劇的な出会いがあるのである。そんな劇的な出会いとて、縁あって渦を巻きしばらく淀むもの、袖摺り合って別れるもの、縁のないまま終わるものと様々である。

 そう考えるとブログの世界は無常な人の世の摂理そのものであり、まるで実社会の縮図を覗くかのようだ。また大河以外にブログを例えるなら立食パーティーのような社交場と言えるのかも知れない。ただしこのパーティー会場はとてつもなく広い。しかもこのパーティーでは様々な人と出会え、しかもそのかたと自由に対話することができる。何回かコメントをやりとりをしていると情が通い仲よくなることだろう。その過程が楽しいのである。
 
 きっと、このとてつもなく広いパーティー会場にはまだまだ自分と仲良くなれるかたがいっぱい居るに違いない。私は今のブログ仲間の皆さんに感謝しつつ、いつでもこれらのかたとの出会いを求め、心の扉を開けて待っている。
 
 さて冒頭に述べたブログへの雑感、もう一つはブログほど人柄が顕著に滲み出るものはないということである。そのかたのブログを訪問し、何回かコメントをやり取りするとそのかたの考え方や性格、趣味嗜好などの全体像が掴めてくるということである。仲良くなるというのは単にイエスマンのように相手に頷くだけではない。また自分自身も相手に同意を求めるものではない。
 
 相手を尊重しつつも対等な関係で対話し、お互いはっきりものを言える立場を構築してゆくことが大切と考えている。こういう関係を築くには当然相手との信頼関係が必要である。人から信頼を得るにはもちろん自分自身を磨かなければならない。常に自己を客観視し相手に失礼がないように努め、また思い違いが生じないようにしなければならない。
 
 自分が投じたボールは相手が一番取りやすいところに投げる。こういうキャッチボールをしていくうちに相手との信頼が生まれてゆくことだろう。お互いを認めながら切磋琢磨してゆく。私にとってはそんな関係がブログ交流の理想である。ブログでのそのようなおつき合いはやがて琥珀色の趣を呈し、人生に彩りと深みを添えるものになっていくことだろう。
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