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 Brazil National Anthem 


 Brazil国歌和訳 
イピランガの静かな岸辺は聞いた。
轟く人々の雄たけびを。
 
そして自由の太陽は、
この瞬間に明るき光を導いて、
祖国の空を照らし出す。
 
我らの強い腕で得た平等の証。
汝の胸に、おお、自由。
我等の心は死をも恐れない。
 
おお最愛の麗しき祖国、栄えあれ、栄えあれ。
ブラジル、それは荘厳な夢。
愛と希望の鮮やかな光が地上に降り注ぐ。
 
清く微笑む汝の美しき空に、
南十字星はまばゆく輝く。
雄大な大地、それは美しく。
それは強く、恐れを知らぬ巨人だ。
そして汝の偉大さが、汝の子孫の未来を照らす。
 
おお、我等が崇める大地。
数多き千の国の中で、愛しき祖国、汝はブラジル。
国の子の優しき母。
最愛の祖国ブラジル。
 

素晴らしく穏やかな世界は永遠に広がる。
さざめく海と大空からは、光が差し込む。
 
ブラジル、汝はきらめくアメリカの輝き。
新たなる世界は、太陽に照らし出され、
汝の微笑み、いとしき大平原はどこよりも多く、美しき花々で満ち溢れ、
我等が森は、数多き生命で満ち溢れ、
汝の胸に抱かれた我等は、慈愛に満ちている。
 
おお最愛の祖国、栄えあれ、栄えあれ。
ブラジルよ、汝の永遠の証として、
汝の示す、星々が散る旗を持たんことを。
 
旗が記す月桂樹の緑が、
未来の平和と過去の栄光を語らんことを。
されども汝が正義の名の元で強く憤る時には、
汝の息子は戦いから逃げず、
汝を崇める者が死を恐れないことを見るだろう。
 
おお、我等が崇める大地。
数多き千の国の中で、愛しき祖国、汝はブラジル。
国の子の優しき母。
最愛の祖国ブラジル。


ブラジル連邦共和国(ポルトガル語: Rep?blica Federativa do Brasil)
 
南アメリカに位置する連邦共和制国家である。南米大陸で最大の面積を誇り、ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア、ペルー、コロンビア、ベネズエラ、ガイアナ、スリナム、フランス領ギアナ(つまりチリとエクアドル以外の全ての南米諸国)と国境を接している。
 
国土面積は日本の約22.5倍でロシアを除いたヨーロッパ全土より大きい。首都はブラジリア。南アメリカ大陸最大の面積を擁する国家であると同時にラテンアメリカ最大の領土、人口を擁する国家で、面積は世界第5位。
 
※2002年サッカーワールドカップ決勝で国歌を斉唱する選手、どの選手にも誇らしげな表情とともに深い愛国心を感じる。

National anthem of Brazil  2002 World Cup Final
               独立までの歴史
ナポレオンは対立していたイギリスを経済的孤立に追い込むための経済封鎖「大陸封鎖令」を発令したが当時スウェーデンとポルトガルはフランスに対して中立を維持していたためナポレオンの標的となる。
 
ポルトガルは1807年10月には衛星国スペインとの間でポルトガルの占領と分割を合意。翌月、フランスのジュノー将軍が大軍を率いてポルトガルのリスボンへ進軍した。ポルトガルの首都リスボンがフランス軍の手に落ちる直前の1807年11月末、ポルトガル女王マリア1世とジョアン王子(後のジョアン6世)、王族や貴族・官僚、大商人など1万5千人以上の人民・軍隊が、イギリス海軍の護衛の下、ポルトガルの植民地ブラジルのリオデジャネイロに逃亡。
 
1808年からは、リオデジャネイロがポルトガル(およびブラジル)の首都となり、リオの急速な発展の礎を築いた。1815年にはブラジルがポルトガルと同格の王国に昇格し、「ポルトガル・ブラジル及びアルガルヴェ連合王国」(1815-1825)として、同格の同君連合が成立した。
 
                 横町コメント 
皆さんはブラジルと言ったらなにを連想されるだろうか?ブラジルコーヒー、サンバ、サッカーの強豪国…私は何といってもサッカーの神様ペレの際立った個人技が強く印象に残っている。


 
中南米国歌の特徴は何と言っても国々はその多くがスペイン、ポルトガルの支配を受け、複雑な経緯を経、数世紀に渡る主権交代の末独立を勝ち取った故の厳しさ、烈しさであろう。2番のこの歌詞に注目して頂きたい。
 
『汝が正義の名の元で強く憤る時には、汝の息子は戦いから逃げず、汝を崇める者が死を恐れないことを見るだろう。』
 
この国の国歌も烈しさでは負けていない。だがただ烈しいだけではない。南米大陸に広大な国土を有するブラジル。一昔前は日本からの移住が多く二世、三世も多い国である。その国土の多くは熱帯雨林のジャングル広がる森林地帯。そしてその国歌も国土に劣らず極めて壮大な趣を呈する。これは国歌であると同時に立派な国土賛歌でもある。
 
ポルトガルによる長い植民地支配を経て、19世紀前半に独立を果たしたブラジル。歌詞には独立を勝ち取ったブラジル国民の熱い血を感じる。そして極めてテンポの速いメロディーは情熱的でオペラ的な要素を多分に含む中南米諸国の国歌においても極めて異色の存在であり、独創性を強く感じる。私はここに同国の我が国とは全く異なった文化、価値観の違いを感ずるのである。
 
それでも同国の国歌は非常に羨ましく耳に入るのである。私はブラジルどころかまだ南半球にすら行ったことはないが、もし南半球で南十字星を見るような機会があるならば、同国国歌のこの歌詞を思い起こし、さぞかし感動するのではないだろうか。私は隣国アルゼンチンの極めて荘厳な趣の溢れる国歌も好きだが、このブラジル国歌にも全く遜色ないものを感じる。
 
時代を一切感じさせない斬新なメロディーは陽気な国民性の中にに潜むラテンの情熱を彷彿させる。南米大陸の屈指の大国の国歌に相応しい名曲!
 
※言語:ポルトガル語、通貨:レアル、人口:1億9373千万人(世界5位)、国土面積851.2万平方キロメートル(世界5位)
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