fc2ブログ
 私がKawasakiを好きな理由 
今朝のトップニュースを飾ったのはYahooもNHKもご存知の通り、川崎重工業の統合見合わせと社長交代に関することだった。これについて川崎重工は統合に踏み切らなかった理由を同社は売上全体のシェアの10%にも満たない造船部門では統合のメリットが少ないからとしている。
 
私は同社の部外者であり、また株主でもなく、経済評論家でもないので今回の川重のお家騒動の内幕についてはあえて触れない。しかし私が同社のバイクの一ユーザーであり、長年に渡る同社の熱烈なファンでもあるので今日は一言述べさせて頂きたい。

その前に一昨日まで統合を予定していた川崎重工とタックを組む予定であった三井造船株式会社の二社の横顔を紹介する。
 
                                 川崎重工業株式会社


二輪車・航空機・鉄道車両・船舶・トンネル掘削機等の機械装置を製造する日本の老舗メーカー。資本金 1043億40百万円 新社長 村山滋。明治時代の造船所に始まり、大正時代の第一次世界大戦による造船活況、そして世界大恐慌、昭和時代の第二次世界大戦、戦後の高度成長期と日本の近代史・産業史とともに存続してきた。
 
 現代においては、三菱重工業、IHI(旧石川島播磨重工業)と共に、日本の重工業における主要企業の一つ。かつては川崎財閥(松方コンツェルン)の主要企業であった経緯から、川崎製鉄(現JFEスチール)・川崎汽船とも関係がある。
 本社は神戸市中央区の神戸クリスタルタワーである。また東京都港区浜松町に東京本社も設置している。尚、名称に川崎との表現を含むものの、神奈川県川崎市には事業所を持たず同市とのゆかりもない。同社の名称は川崎正蔵により「川崎築地造船所」として設立されたことによるものである。
 
             三井造船株式会社


造船、機械、鉄構、プラントなどを手掛ける三井系の重工業メーカー。資本金 443億8,495万円 代表取締役 加藤 泰彦。三井グループの重工業メーカー。他の重工業メーカーと比較しLNG(液化天然ガス)、浮体式石油生産・貯蔵・積出設備(FSPO)など造船部門の比率が高いが、物流システム、動力エネルギー、先進機械、プラント、環境、鉄構建設、IT関連など事業項目は多い。
 エチレンやポリオレフィン等の化学プラントも手掛け他社に無い事業領域も持つ。また、大型研究施設・技術開発に強く、深海探査機器を有し、原発代替エネルギーとして注目されている、メタンハイドレート実用化や、素粒子関連の大型施設などを手掛けている。NGHジャパンや三井海洋開発等、筆頭株主の三井物産が強いプラント・エネルギー分野での協業事業も多い。
 
          横町コメント 
川崎重工が製造する船舶と言うと大型タンカーなど図体がでかいだけに、相当のシェアがあるのでは?という先入観があったので10%未満とは意外なことだった。


 
逆にモーターサイクル部門では長い間国内4メーカー中4位でもあり、2008年にモトGPから撤退しただけに正直経営は大丈夫なのか?という懸念があった。
※2008年、モトGPに出場したアメリカ人ライダージョン・ホプキンス(攻撃的なライディングが特徴)



※2008年、モトGPに出場したニュージーランド人ライダー、アンソニー・ウエスト



しかし現時点で全社の売り上げの30%を占めているということは現在のモーターサイクル部門は同社の武器であり、大きなステータスとなっているようである。ここで川崎重工業の二輪部門である川崎重工業モーターサイクル&エンジンカンパニー(Kawasaki Heavy Industries Motorcycle & Engine Company)を紹介したい。
 
川崎重工業モーターサイクル&エンジンカンパニー
                    Kawasaki 

川崎重工業のモーターサイクル部門は日本国内においては二輪車市場の多くを占める50ccクラスや実用車およびスクーターをまったく持たないという特異な市場戦略を取っており、付加価値の高い大型二輪を得意としているため、二輪車愛好者の間では「大排気量のカワサキ」として認知度はきわめて高いが、中間排気量の新型車も多い。オートバイメーカーとしてのコーポレートカラーはライムグリーンとしている。
 
モーターサイクル部門は現在の川崎重工全体の売上高のうち約3割を占め、いまや同社最大の収益源となっており、大型二輪での販売台数に限っては第2位となっている。二輪車全体におけるカワサキの販売シェアは長らく日本の4大オートバイメーカーのうち4位だったが、軽二輪(250cc以下)については2013年2月の月間新車販売台数でシェアが2位となった。
 
日本ブログ村カワサキランキングに登録中です。クリックすると同サイトにリンクします。 https://bike.blogmura.com/kawasaki/

ではなぜ最近Kawasakiのバイクが売れ出したのか?私は考えてみた。Kawasakiのバイクは硬派のマシンとして昔から魅力的だった。それは極めて個性が強くはっきりとした自己主張を持っているからだ。メーカー自らが高出力、最速をキャッチフレーズとして揚げる異色の企業、それが川崎重工である。その企業ビジョンはこのKawasakiバイクマガジン(隔月発刊誌)の中でも述べられている。


 
但しただ走りの高性能を揚げるだけではない。ハイテクノロジーに支えられた安全性を踏まえての高性能である。これは現代の求める環境への配慮やエコノミーとは明らかに異質のものである。だがファンはここに魅力を感じるのだ。人は社会の中で持っている個性を抑える必要がある。組織に属する人々は特にそうだろう。それだけにストレスがたまるのだ。
 
Kawasakiのバイクはその強い個性により、ライダーを非日常的な世界に導き、その抑圧された感性を解放してくれる。Kawasakiライダーの多くはそれを望んでいるはずだ。私はここに魅力溢れるカワサキオートバイの母体となる川崎重工の明るい未来を心から祈りたい。
関連記事
[タグ] 川崎重工業

トラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)