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  名取の旧道沿いに存在する薬師堂古墳
 きょうは前回紹介した亀塚古墳に引き続き、飯野坂古墳群最大の薬師堂古墳についてお伝えする。ここは前回もお伝えした県道126号線である。このように古い建物が点在するものの、古く見積もっても昭和初期から中期の建物という感じである。

このような昭和の古民家が私の気をひき、思わず道端ににシェルパを止めて見入ってしまう。
従ってこの日は必然的にGO&STOPを頻繁に繰り返してしまった。

それでは走行ルートと古墳の位置を地図で確認して頂きたい。赤●:前回紹介した亀塚古墳、ピンク●:今回紹介する薬師堂古墳

いよいよ、薬師堂古墳に到着、このような立て札が目印である。

少し進むとこのような古そうな祠が見えてきた。その向こうには堀が流れていた。
この堀が人口のものなのか、自然のものかはわからなかった。

更に進むと狛犬と山門がみえてくる。古墳に行くにはどうやらこの階段を登るらしい。

それでは薬師堂古墳の航空写真をご覧頂きい。
 
※オレンジ線:バイクでのルート、ピンク線:徒歩でのルート、黄色線:古墳の輪郭(ミック推定)
 
周囲は住宅地と墓地である。古墳の左上は墓地、道一本隔てた右横のところもどうやら墓地のようである。

これは実測図なので精度が極めて高いようである。前方後円墳の主軸の向きは南北の向きと幾分ずれており、正確には北西~南東を向いていつようである。

全長が66メートルあるが、経験上中規模程度の大きさといった感じがする。

説明を読むと飯野坂古墳群は全部で五つ、この薬師堂古墳はその中でも最大の規模ということで、築造は五世紀始めころとのことであった。

中腹の七合目のあたりには社が建っている。

社の脇にはこのような祠が見られた。

標高はさほどないものの木々の合間から見える景色はなかなか絶景である。(方角はほぼ北側の仙台南部方面を望む)

こちらは方角で言えば南東側にあたる仙台空港方面である。

南東側の前方部から北西側の後円部を望んでみた。読者の皆様にはやや小高くなっているのがわかって頂けるだろうか。

西側の斜面を撮影してみた。斜面の下方は隣家である。

 頂上には小さな社が祀られていた。木々の合間から木漏れ日が差すが、暑くも寒くもない。私はここで瞑想を試みた。
 
 ここに眠っているいにしえ人は一体どんな身分でどんな生活をしていたのか…、心地よい午後の薫風が私の心を古来へのロマンへといざなった。太古の仙台平野に君臨した地方豪族たちの栄華が1600年の時空を経て今再び甦る。私は在りし日の彼らの野望、そして生きざまを偲びながらこの地を後にした。

名取、岩沼の古墳を巡る旅        
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