fc2ブログ
 Mozart The Marriage of Figaro 

Mozart Overture The Marriage of Figaro Muti Vienna Philharmonic Orchestra
この曲モーツアルトの「フィガロの結婚」は私の好きな曲であるが、きょうはそんな曲が似合うカフェを紹介する。まずこのカフェの立地であるが仙台市北部の中山地区である。ご覧のように晴れた日には仙台市街地越しに蒼く澄んだ太平洋が見渡せる。昨今の私はこの太平洋を見ただけでたいていのストレスなどはすっかりと忘れてしまうほど癒されるのである。
 
尚、この道はこう見えても旧道(根白石街道、別名中山街道)である。江戸時代には馬を引いたお百姓さんがここを通ったと思うとなにか不思議な感じになる。往時の通行人も今のようなビルこそなかったものの、木々の合間から太平洋を見て癒されたのではないだろうか?そんな思いが脳裏をよぎるほどこの日の海は美しく蒼く澄んでいた。

次に私が向ったのはさっきの地点からはさほど遠くない「うどう沼」という沼である。「うどう沼」は古い地図にも登場するれっきとした古くからの沼であり、幼いころから私が訪れた沼である。開発という名のもとに多くのものが変わってゆく昨今においていつまでも姿を変えない景観を見るのは感動をもたらすものであり、古き良き時代の立派な生き証人でもある。
 
そろそろ薫風たなびく季節、出来ればこの沼のように長きに渡って不変、不動でありたい…そんな思いが私の懐古嗜好を一層誘った。

うす曇りの合間に時折陽が差す天候…、こんな人生なら上出来と言えるのかも知れない。煩悩があるならば誰しも晴れを望まぬ者は居ないだろう。だがそうはいかないのが人生である。仮にどんなに晴れた人生でもいつかは陰りが来るものである。さすれば薄曇りや曇りの人生とてさほど悪くはあるまい
 
人生を悲観しないで過ごすには贅を望まず、そんな思いも時として必要なのではないだろうか?
 さざ波立つ水面に反射する雲や日差しの光と影、そして湖畔に腰をおろした釣り人を見てそんなとりとめもない瞑想にふけっていた。

湖畔で孫と遊びに興じるお年寄りがそろそろ見納めとなった桜をカメラに納めていた。今年も桜を見られることに感謝しなけらばならない…、年をとった証拠なのだろうか?近年、年を重ねるごとにそんな思いが強くなってきた。

うどう沼を後にした私は景観に極めて優れたところに建つマンションが立ち並ぶ界隈に足を運んだ。目的地のカフェはここから100メートルほど先である。

それでは航空写真で位置を確認して頂きたい。黄色□:うどう沼、赤■:Cafe Garbo

Cafe Garbo(カフェガルボ)は一見住宅風であるがれっきとしたカフェである。

部屋に入ってまず目にするのはこのグランドピアノである。今まで数々のカフェを巡り、ピアノの置いてあるカフェは何度かお目にかかったことがあるが、何れもオーナーの強い音楽志向を感じるものであったが、もちろんこの店にもそれを感じた。

この年になるとカフェ巡りの楽しさの一つにオーナーとのトークも重要な要素として上げられる。初対面ではあったがオーナーのママ(歌手)とは話題にこと欠くことなく、様々な会話で盛り上がった。
自らの歌唱による歌謡リサイタルの運営、オペラ「フィガロの結婚」の伯爵夫人役を演じられたオペラ歌手の娘さんのご活躍、これからの展望…、あっという間に一時間が過ぎた。

極めてコクのあるコーヒーを頂いた。オーナーとの暖かい触れ合いでこのような至福の時間を味わえる。私は連休初日の本日、そんなシチュエーションに感謝しつつママに別れを告げた。

関連記事

トラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)