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 その時歴史が動いた 「忠臣蔵 父と子の決断 赤穂浪士討ち入りの時」 (2002年) 
リンク動画について
今のセカンドライフに入る前、自分には或る葛藤があった。仔細は敢えて伏せるが、その葛藤を振り払う為に強い者に成り切る必要があった。強い者という言葉で真っ先に思い浮かぶのは武者である。数年前の自分は武者に成り切るつもりでこのような動画を好んで見た。自分にも赤穂浪士のような大義が欲しい。そう考えながら仇討ちの時に備えて準備を整えたのである。

それでも不安は自分に付きまとった。この時尻込みしようとする自分を奮い立たせたのは主君の名誉の為に戦う赤穂浪士・四十七士の姿であった。自分はこの頃から日本酒を好むようになった。侍と日本酒は切っても切れない縁がある。侍は出陣に際し、固めの杯で同志の結束を誓う。もちろん赤穂浪士・四十七士も討ち入りの前に固めの杯を交わしたことだろう。数年間にも及ぶ戦いが済み、無事に定年退職を果たした後にも日本酒を好む指向は少しも変わっていない。修羅場のような数年間を無事にやり過ごしたことが自分にとって大きな自信になったのである。

あの苦境に耐えたのだから、セカンドライフにおいての逆境に耐えられぬ訳がない。今の自分はそんな気持ちで毎日勤務している。成り切ったのは大石内蔵助のみではない。仙台藩士・支倉常長や大内定綱にも成り切ったのである。ここでそれをぶり返せば長くなる。興味のあるかたは中編小説「我が後半生と武士道」をご覧願いたい。
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週の中休みとなった本日の水曜日はこのような過去を振り返って日本酒に酔っている。今宵合せる酒は①蔵そだち②酔虎である。どちらも高い酒でないが、数年前の自分を振り返るには不足のない酒である。大義の欲しかった自分にそれを与えたのはこうした動画(主にYOU TUBE)に登場する主人公らであった。

横町挨拶
私は人様からよく「堅い人間」と言われますが、それでいいと思っています。堅いということは融通が利かないわけですが、それは必ずしも短所ではなく、自分を迷わす要素がないということでもございます。故に赤穂浪士のような一途な生き方を貫けばそれで十分と心得ます。それでも大石内蔵助と息子の主税の親子が最後に交わしたとされる言葉(内蔵助:「そなたを見るのもこれ限り、かねがね申し聞けおいた事忘れてはなりませぬぞ」主税:「父上、ご心配下されますな、けして忘れは致しませぬ」)に触れますといまだに涙ぐみます。

二人の関係には自分と息子との関係を重ねますが、息子がどう思っているのかまではわかりません。自分は息子に対して己の価値観を押し付けるのでなく、背中を見せるだけで十分と捉えています。これは我が祖父から学んだ姿でもございます。息子もすっかり成長し、昔なら家督を譲ってもおかしくない年齢となりました。そんな息子に一言アドバイスに及ぶのならば、「惰性で生きるのではなく、こだわりをもって生きてもらいたい」と言うことです。いつかこのことが息子に伝わればそれだけで十分、後は何も言うことはございません。本日も最後までご覧頂きありがとうございました。

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コメント

No title

こんばんは~
週の中日の休日はとても静養に成りますね

美味しいお酒とyoutubeで過ごされて~何よりもですね
チーズと梅このみも美味しくて
お酒も進みますね

URL | ともたん ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

横町利郎様へ
今宵良い酒であった事と思います。それがどうか明日の力になる事を祈っております。ナイスです。有難うございます。

URL | 不あがり ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

> 62まきさん
時代が違うとは言え、内蔵助と主税の関係はいつ見ても涙ぐみます。但し悲哀のみではございません。この親子を見ておりますと、一途に生きれることの幸福も感じます。主君の名誉を晴らすということが侍として生きる道であり、彼らをけして迷わさなかった。ここに感動を覚えます。

お陰様で、本日もお励ましを頂戴しました。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

> ヤスミンさん
ぶれないと言ったら嘘になりますが、日々煩悩と格闘しぶれないように尽力しているのは事実にございます。最近心掛けているのは価値観を人に押し付けるのではなく、悟るようにもって行くということです。そういう自分もまだまだ悟ることが沢山ございます。

そんな流れにあって、歴史と哲学はほぼイコールと言う気が致します。先人の生き方はいい見本でもあり、悪い見本でもあるわけで、それを自分の目で的確に見分ける。これも人生修行の一環と心得ます。

おはからいにより、本日も格別なる追い風を頂戴しました。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

> ボタンとリボンさん
最近は体のことを考えて酒のつまみを選んでいます。同時に適度なインターバル(休肝日)も設けております。酒に飲まれると本望(創作を残す)から遠ざかる所以にございます。

赤穂四十七士の生き方はセカンドライフでも大いに役立っています。迷わずに生きることは一途に生きることです。視点をどこに置かねばならないかは祖父の生き方から学びました。

お陰様で、本日も厚誼を頂戴しました。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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> boubouさん
歴史から学ぶことは数多いですが、その中で感じるのは「人間は鎖の如き生きねばならない」というものがございます。即ち、他人事でなく自分が進んで先人と後進の間に入り中継ぎを果たすという意味でございます。この中継ぎを無事に果たすにはどうするか?を自分は日々考えます。
死ぬ前にルーツを明らかにしたい。そんな欲求はこうした考えからごく自然に生まれたものです。

酒は飲み方一つで身を滅ぼしますが、自分は追い風となるよう考えています。白楽天のように上手に付き合うのが理想ですが、これはなかなか難しく昨日もやや深酒してしまいました(笑)

本日も慈悲を賜りました。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

> ことじさん
値段とパフォーマンスのバランスを考えますと蔵そだちはいい酒と認識しております。昨日は蔵つながりで、大石内蔵助のリンクを思い立ちました(笑)

人に悟ってもらうのは自分の今の仕事でも言えます。それには自分が進んで襟を正さねばなりません。日本酒を飲むとそうした人生観について深く考えてしまう昨今です。

本日もお志を頂戴しました。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

> 布遊~~☆さん
先人から教訓を得るのは人生観にも影響を及ぼすものですが、布遊さんは尊父の背中を見られているのですね。自分もそうですが、これは肉親になればなるほど受ける影響が大きくなる傾向がございます。

人の背中を見ることは自分も見られる立場にあり得るということです。自分の場合は侍の生き様を学ぶことで、恥ずかしくない生き方を模索しています。侍の思想の中核は儒教ですが、そう考えると儒教はまだまだ日本人の心の奥底に生きている気が致します。

本日も格別なる追い風を頂戴しました。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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> suisyouさん
赤穂四十七士にとって主君の名誉を果たすのが大義ならば、自分にとっての大義は家族の為に生きることです。家督と言う考え方は死語になりつつございますが、今でも己の心の中にございます。
家族の為に頑張るのは先祖への恩返しでもあり、分け隔てる筋合いのものでなく一体と認識しております。

お陰様で、本日もお励ましを頂戴しました。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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> ginrinさん
酒と上手く付き合うのは自己制御が欠かせませんが、創作が絡むとどうしても深酒に陥り易く、これには反省をしています。
コツとしては帰宅途中に外食するということが挙げられます。広瀬通りのラーメンパンチで食事をすることで禁酒にも繋がります。(野菜が多く満腹感が得られ、帰宅に及んでも酒を飲む気にならない)

これからも適度なインターバルを入れて酒を嗜みたい所存です。本日も厚誼を頂戴しました。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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> ともたんさん
肝臓のことを考え、酒の肴には吟味をしています。飲酒時に良質な蛋白質を摂取することは最近特に心掛けていることです。帰宅後はYOU TUBEを酒の肴にして飲むこともございます。昨日の「その時歴史が動いた 忠臣蔵」の鑑賞は正にそんなシチュエーションでした。

本日も格別なるお励ましを頂戴しました。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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> 不あがりさん
忠臣蔵の記事は過去にも書きましたが堂々巡りのようになって申し訳ありません。酒には飲まれないよう、くれぐれも留意して嗜みたい所存です。

お陰様で、本日もお志を頂戴しました。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

お早うございます、

赤穂浪士・四十七士の団結した行動で見事に仇討ちした忠臣蔵は外国にも人気が有ります、

昔は暮れのTVの番組みは忠臣蔵でお決まりでしたね、
四十七士の一人一人に壮大なドラマが有りますね。

URL | 雲MARU ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

こんばんは。
日本酒と言えばやはり武士の固めの盃というイメージがあり、一人で飲む時には色々な事を考えながら
何か決意できるようなものがありますね。
息子様も横町様の背中を見ながら、そして一緒に
行動しながら言葉にしなくても強く感じている父親、と言うものがあると思います。

URL | joeyrock ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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> 雲MARUさん
「成り切り」は躁鬱病の症状の一つですが、必ずしもネガティブなものではございません。自分は侍に成り切ることで強い心を手に入れました。そして無事に定年退職も果たしました。成り切りは意図的か否かと聞かれれば答えるのが難しいのですが、寛解前なら無意識的な要素が強く、寛解後は意図的なものとなります。

赤穂浪士の大石内蔵助は寛解後に成り切った人物でした。お陰様で、本日も激励を賜りました。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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> joeyrockさん
自分にとっての日本酒は特別な意味を持ちます。ウイスキーや焼酎とはまったく意味が違う。それは武士にちなんだ酒で、気合を入れるという意味合いです。相馬野馬追の出陣式に固めの盃は欠かせませんが、仲間の連帯を強めるという意味が強いですね。戦い済んだこれからは花鳥風月に親しみ、風流な酒も嗜みたい所存です。

息子には様々なことを悟ってもらいたいと思っています。おはからいにより、本日も厚誼を頂戴しました。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

こんばんは
我が家は一人息子です。50歳になりますが今だ未婚で す。息子は父親に似て真面目一方の性格です。今は私 達二人の面倒を見てくれていますが、こんな母親に育 てられたのにもかかわらずとてもやさしい息子です。 この性格は主人の母親に似たのだと思います。主人の
母つまり私の姑は神様のような人でした。私は義母を
心から尊敬していました。そんな義母に似た息子が誇 らしく思います。

URL | tanuki ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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> tanukiさん
ご自身の心情よく理解しました。但し、この記事は自分が定年に至った際の心情などを書かせて頂きましたので、出来ればそのことにも触れて頂きたかったです。ちなみに自分のブログに関する考え方を述べさせて頂きます。

ブログでは
❶人様の記事に訪問し、コメントする際は更新した記事に添う。(自分のこと書く前に記事の内容にも触れる)
❷自分のサイトで記事を更新する時はもちろん書きたいことを書く。これは全く問題ない。
倫理として自分は以上を心掛けています。何卒宜しくお願いします。

本日も厚誼を頂戴しました。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

未来志向の良い気分な晩酌ですね♪
大堀相馬焼の器もピタッとはまっており、愛用のほどがわかります

URL | 暇人ity ID:79D/WHSg[ 編集 ]

No title

> 暇人ityさん
未来志向と言って頂いたことにityさんの深い考察を重ねます。歴史を見つめることで未来が見える。自分はそうした理由でityさんはそう述べられたと捉えています。ityさんにはいつも記事の深層部を見て頂いております。これには感謝しております。相馬焼きの猪口は無事に定年退職を果たした自分への褒美でした。

これは贈って喜ばれる焼き物です。定年に際し自分は大切な人にもこの焼き物を贈りました。本日も厚誼を頂戴しました。コメント、ナイスを頂きありがとうございます。

URL | 横町利郎 ID:79D/WHSg[ 編集 ]

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