fc2ブログ
        稀少な江戸時代中期の道標
 今回の震災による大津波で多くの文化遺産が流出し失われましたが、きょうは宮城県沿岸部に存在する江戸時代の道標(みちしるべ)を二つ紹介します。
 まずは一つ目です。ここは石巻市の追分温泉です。昭和の古い建物ですが、その建物の脇に目を移すと…

追分温泉の庭の一角にその道標は建っていました。ご覧の通りです。
尚、この木製の立て札は石製の道標の位置を示すもので道標そのものではありません。

これがその道標です。古くから変わらないものを見つけるのが困難になった昨今、非常に稀少でかつ貴重なものです。尚、この道標は震災後に撮影したものでダメージは一切ありません。

宮城県石巻市追分温泉の場所です。ここには現在も震災の被災者が宿泊しています。
そして二つ目です。これは私が二年前に南三陸町に行った際に撮影した道標二号です。ちなみここはJR気仙沼線志津川駅のすぐ近くで、古い二つの街道がY字に交差しているところにありました。1780年設置とのことで今から230年前のものです。
残念ながらこの道標は今回の震災による大津波で跡形もなく流されてしまいました。

石に生えた苔が歴史を感じさせます。江戸時代から多くの旅人がその存在の恩恵を受けたことでしょう。それにしても貴重な文化財が失われたことは返す返すも残念なことです。

道標二号があった場所です。宮城県本吉郡南三陸町汐入。
関連記事

トラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)