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男たちの再会を祝うかのようにあの日の小名浜は凪に包まれていた。
 しかし運命とは残酷なものである。南向きに拓けた天然の良港小名浜、東北の湘南と言われたこの地も去る3月11日の大津波に見舞われ美しい景観を奪われた。そして我が友Shuuさんも…
 
 あれは今からちょうど一年ほど前になる。いわきと言えば関東からも近い。大勢の2stライダーが東北、関東そして信越から集まった。そしてもKRを愛する男たちも熱い思いを胸に集った。
 
 Room NO.29Lとの協賛ミーティングの後、彼らはアクアマリンふくしまの東側埠頭に行き、再会を喜びあった。(左から故Shuuさん、みのたん、鉄馬さん、静岡のSさん、KR-1さん、ミック)
 
 ※本記事に掲載された多くの写真がKROG RED WINGS会長から善意で提供されたものだったことに改めて深く感謝したい。
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KR-1さんは初参加だった。栃木からはるばる来て頂いた。彼は新車販売されたKR-1を一途に乗ってきており、実直誠実な人柄の中にKR-1に対する並々ならぬ熱意を感じた。
この時、東北支部のCさんとは同じKR-1同志で話がはずんでいたようだった。

もちろんRED WINGS会長も参加した。何度となくバイク雑誌にも登場した実力派(KROGHPより引用)はカリスマがあり、非常に存在感のある人である。彼に会うためにミーティングに参加する人もいるくらいだ。

もう一台のKR500レプリカを駆る静岡のSさん、Mr,バイク誌にも紹介され有名なマシンだ。
ブラック系できめたファッション、凛として背筋の伸びたフォームに彼の誠実な人柄が現れている。
「やあ、Sさん。しばらく。」

S型をベースにしているがデザインは非常にセンスよくまとまっている。
ガソリンタンクの上に描かれたコーク・バリントン直筆のサインはクリアコーティングされ、大切に保存されているようだった。

KROGの中でもKRを一番チューンしているのはこの人、鉄馬さんだ。
彼が何気なく押しているKRには多くのスペシャルパーツとチューニングのノウハウが惜しげもなくつぎ込まれている。
また数度の事故と怪我から立ち直ってもKRに乗り続ける不屈の精神。そして確かな理論とKR用各社チャンバーの比較など、実践に基づく知識はKRに対しての並々ならぬ情熱と理性を感じさせる。
理性と情熱が高度にハイブリットされた人柄は彼のマシンと同じである。
私は彼の一言を忘れない。「RZ系は回転でもっていくパワーフィーリングに対してKRはトルクでもっていく走りが持ち味です。」

みのたんのKRは外装が一新され、眩しいばかりのライムに塗られていた。
彼も徐々にマシンを仕上げてきた。そして彼のマシンにはオリジナルとは違った個性(スプロケット、フェンダーetcをオーダー発注したり、他車から移植する創意工夫)が感じられた。
山形に在住する彼は素朴でおおらかである。
またミーティングのたびに彼の人懐っこい笑顔を見るにつけ屈託のない明るい性格が伺える。

そして私のKR500レプリカ

副会長とShuuさんが並んで微笑みながらKRを押していた。
Shuuさんは陸前高田からR45~R6と走り継ぎ7時間を要してかけつけてくれた。
「あと少しで会場に着きます…」彼から電話が来た時はうれしかった。
              ………
副会長とは09年のコバルトラインミーティングの前夜祭で会っていたので8カ月ぶりだった。KR博士の異名をとる彼だが、ミーティングの前日、彼とは同宿同室となり、夜遅くまで飲んだ。その時の彼の少年のような目の輝きが私の脳裏にやきついた。元来の社交的で彼の人あたりの良さはミーティング会場で人をひきつけるオーラを発していた。
              ………
 ミーティングを終えたこの25日深夜、Shuuさんから「今、陸前高田に無事着いた。」とメールが入った。
 ミーティング主催者として律儀な彼に改めて頭が下がる思いだった。
「Shuuさん、寒い中本当にご苦労様でした。」

いわきミーティングから一カ月後、今度は「石巻焼きそばを食する会」が開かれ、Shuuさんも参加した。(右から750ターボSさん、NS400R side7さん、KR-1 Cさん、KR250 Shuuさん、TW200 qaq*64さん)
写真撮影場所は旧北上川からわずか100メートルほど(宮城交通仲町バスターミナル付近)で今回の震災で大津波に見舞われ付近の建物は見る影もない。

そして猛暑の8月、SUGOサーキットにも来てくれたShuuさん、彼はいつもポーカーフェイスで穏やかだった。
しなやかで美しいライムのボディがひと際サーキットに映えた!
この日SUGOで見たShuuさんのKRはことのほか眩しかった。
そして優しいまなざしがこう語りかけた「KRは私の青春であり、私ととも人生を送ってきたかけがえのないパートナーでもあるのです。」
マナーをひたすら守る彼に私は学んだ。
「思いやりの心と誠実な態度が多くの共感を呼ぶ」ことを。

彼のことは一生忘れない。
亡きShuuさんへの追悼へのリンクhttp://blogs.yahoo.co.jp/bgytw146/28494808.html
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