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               早春の常磐スタイル
 週末は雪に見舞われた東北の太平洋側だったが、さすがにここは雪がなかった。
そして2月半ばにしてはやけに明るい空、やや生ぬるい南風が知らず知らずのうちにこの日の私のテンションを上げていた。
※福島県いわき市平(たいら)は小さな町が多い浜通りで唯一の繁華街を持つ都市である。

 休日に訪れる美術館は疲れた心への栄養でもある。
その存在が文化的な街を感じさせる。休日は芸術を心行くまで楽しみたい。
人生は心にゆとりを持ってゆったりと、またどっしりと構えて生きたいものだ。

 昨年仕事で久しぶりにこの街に来て、この街の大きさ、ビル街に驚いた。しかし平は最近発展したわけではない。以前からこの近辺では大きな街だった。
 
 五十台半ばになって少し考えが変わった。「好きだけではなく、人生を、そして仕事をとことん楽しんでやろう…」 そんな考えになってから見た平市街の姿は以前のものと違っていた。
 
 6号線から南側を望むと茨城の山々が見える。広いストリートと近代的なビル街、そして温暖な気候と少し東に走れば太平洋、そんな立地が独特の雰囲気をかもし出す魅惑の街、いわき。こんな何拍子もそろったところは東北では珍しい。この日はそんないわきの中心街、平がひときわ輝いて見えた。

 JRいわき駅(旧平駅)が近づいた。そのたたずまいは仙台のような煩雑さはなく、開放感に満ちていた。そしてため息の出るような青い空…

繁華街を感じさせる飲み屋街、これも平の魅力である。

 平一番の目抜き通り、JRいわき駅前通り、東北の多くの地域が冬の景観にあってここだけは別格だった。いわき駅も新装され、浜通りの顔に相応しいものとなり立派になった。

 古い日本家屋と近代的なビルが同居する。空襲を免れた地方都市によく見られる風景だが、ここ平にも見られた。

そして、私のすきな横丁、わき道。
ほとんどの地方都市を訪れると横丁には大概悲哀があるものである。
しかし常磐の横丁は少し違っていた。
そこにあったのは少し早い春の気配だった。

 
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