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雨の仙台市街地、定禅寺通り
あいにくの雨の祭日だった。前回港町塩竃を訪れた時もそうだったが、雨だからと言って家でじっとしているのは性に合わなかった。
定禅寺通りの中央分離帯は来月の「光のページェント」を前に木々が色づき、枯れ落ちてすっかり晩秋のたたずまいを見せていた。
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定禅寺通りから立町、大町界隈へ…
大通りより横丁が好きだった。
大通りを急いで走り過ぎるよりも、横丁の哀愁に触れながらマシンを走らせ、時としてマシンを降りて好奇心のおもむくままに散策する。
そこには自分の過去への回顧があるのかも知れない…

仙台空襲で焼け野原になった街に建てられた昭和の建物。
哀愁のある古い建物がマンションなどの近代的なビルと同居していた。
そんな雨の中、シェルパのきびきびとした低速性能を活かして細い道を縦横に走り回る。

仙台市の桜の名所、西公園に行ってみた。

銀杏の葉が地面一面に落ちていて、まるで銀杏のじゅうたんの上を歩いているようだ。

傘をさして猫に餌をやっているおばちゃんがいた。微笑ましい光景だ。

道路一本(広瀬通り)を隔てた神社のそばの公園に来てみた。
私はいつの間にか無意識に足を運んでいた。忘れもしない。
ここは昔少年野球が開かれた場所だ。
だが今はグランドもなくなっており面影もない。
私は寂しい思いを感じざるを得なかった。
少年時代の美しい思い出に浸りたいという願望が心の片隅にあった。

神社の脇のモミジが真っ赤に色づいていた。
この美しい紅葉も今が見ごろなのかも知れないが、間もなく散る運命にある。
少年野球への淡い回想と枯れゆく紅葉…私は少し感傷的な考えに陥っていた。

西公園に別れを告げ、花壇(自動車整備の各種学校「赤門」のそば)に来てみた。
銀杏並木の下はご覧の通り、一面の落葉でシェルパのタイヤにも銀杏の葉が付着する状況だ。

すぐそばの評定河原に移動、ここにも散りかけたイチョウがあった。
この評定河原には野球場があって、昔野球の神様ベーブルースが来た場所でもある。
私は評定河原の歴史的な重みを感じながら、銀杏の木の鮮やかなイエローの色彩に目を奪われていた。
川の堤防越しに向こう岸の御霊屋、八木山入口のビル街が見えていた。

銀杏の葉のイエローKawasakiライム
絶えず銀杏の葉が落ちてくる。
桜吹雪ならぬ銀杏吹雪の不思議な感覚を味わう。

いつの間にか雨はやんでいた。
日常の雑踏を離れて、私の心も和んでいた。
市街地でありながら、このような美しい紅葉を見られるのはうれしいことである。
晩秋の祭日、杜の都仙台の憂愁の紅葉を私は心行くまで堪能するとともに、自分の置かれた環境に感謝せずにいられなかった。

仙台市青葉区評定河原の場所は地図の+印のところです。
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