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気仙沼、石巻と並ぶ宮城県の三大漁港の一つ塩竃
あいにくの雨の日曜日だったが、私は躊躇しなかった。
雨の日の港町の風情にどっぷりと浸かりたい…その欲望が雨でしり込みをする私の煩悩をしのいでいた。
私ははやる気持ちを押さえながら雨の中、旧道経由で愛車シェルパを走らせた。
塩竃はこのような由緒ある古い建物が多く情緒あふれる港町だ。
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ここは丹六園と言われる200年近く続く旧家のお茶屋である。
本塩竃駅にも近く、塩竃の目抜き通りに建つ存在感溢れる古き良き建物だ。

目抜き通りと言っても多くの地方都市がそうであるように、アーケード街の一部はシャッター街となっている。
かつて昭和30年代は大漁に賑わう港町の活気で栄華の極みにあった塩竃だが、シャッター街を見るにつけ一抹の寂しさを感じざるを得ない。

飲み屋街にもシャッターが降りていた。かつては遠洋漁業の船乗りの歓楽街であったに違いない。
このような場面を見るにつけ、私は知らぬ間に古い港町の風情にどっぷりと浸かっていた。
そしてかつて栄華を極めたこの港町の情景が頭の中にうっすらと浮かんでいた。
今度来るときは是非とも夜に来てみたいと思った。

塩竃の顔とも言える本塩竃の駅に行ってみた。
さすがにここには新しい塩竃の顔しかなかった。
確かにこの駅を見た限りでは古い港町という感じはしない。

今日のメインテーマである塩竃漁港に来てみた。
遠洋漁業の大きな船が出船を待っていた。
水産加工会社の工場が港に建ち並んでいる。

大きな港町に着岸した漁船、そして忙しく出港に備える船乗り…
同じ宮城県の港町、石巻で生まれ育った私だが雨の港町特有の情緒(大海原に繰り出す漁船の存在感、岸壁の解放感、活気)を肌で感じていた。

この後、塩竃魚市場近くの食堂「伸光」に行ってみた。
目当ては海鮮料理である。
店構えはお世辞にもきれいとは言えないが、とにかく中に入ってみよう!

店内に入ると店の主人が忙しそうに調理していた。
家族連れが多かった。

メニューを紹介しよう。
ウニ丼、海鮮丼…私はなかおち丼(マグロの刺身といくらをあえた丼)を注文した。

5分ほどで、なかおち丼が出てきた。
あさり汁がついて税込み¥800だ。
とにかく新鮮で素材の味が活きている。
かみしめ、海の幸に感謝して私はなかおち丼をたいらげた。

この後、魚市場に行ってみた。
数十店の店が並んでいた。
市場特有の客を呼び込む威勢のいい声、仲間うちのお国なまりの話声が行きかう。
港町の活気、きっぷの良さが感じられた。
「早く不景気を脱してもらいたい。」
威勢のいい売り子の声を聞いて私は思った。

不景気脱出の願望を込めて、私もなにか買おう。
私はとある乾物屋の前に立ち止まった。
そうだ。今夜の晩酌の酒の肴を買っていこう。

かつおの塩辛を¥300で購入。
今宵は雨の港町塩竃の余韻に浸りながら…
そして塩竃がまだまだ活気ある港町であることを祝して…この酒におぼれたい。
私は黒糖焼酎「奄美の杜」の栓を開けた。
母なる海、黒潮の恵みに感謝して…

宮城県塩竃市魚市場の地図
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