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約250年前に建てられた豪農の古民家、旧洞口家住宅

前回、掲載した中沢家と似ていますが、農家としては仙台藩では最大規模のものです。
旧家の縁側の雰囲気は非常にいいもの♪です。安らぎを感じますね。
私は実はバイクよりも日向ぼっこのほうが好きなんです(笑)
ここで一日なにも考えないで、ボーッとしていたいんですがねぇ。


宅地面積1500坪、18世紀中ごろ建立の由緒ある農家です。

それにしても宅地面積が1500坪はスゴいですね。屋敷林も入れての話ですが、いぐね(防風林)もセットで考えないと意味がないんですね。「館やしき」「たてのい」という言葉は初めて知りました。
いぐねの方角は冬場の季節風のことを考慮して北側、西側にあるようです。


配置図をご覧ください。なんとこの敷地の中に主屋、表屋(門の部分で長屋門とも言う)、馬屋を始め全部で10棟以上の建物が建っています。

隠居部屋があるのには驚きます。


表屋の前に行くと工事看板が立っていました。

馬屋と表屋につながっている木塀etcを改修しているようです。


表屋につながっている木塀、庭木

これだけを見ると江戸時代にタイムスリップしているようです。


表屋の玄関欄間の洞口家の家紋と屋号です。

歴史と家の威厳を感じる部分です。


邸内から見た表屋です。

近所のお年寄りの話では昔はこの建物の中に若い衆が集まって泊まったそうです。
娯楽の少ない当時の数少ない若い衆の楽しみ(コミニケーション)だったんでしょうね。


主屋の平面図です。

土間と他の部屋は中沢家と同じように間仕切りませんが、豪農だけあって部屋の数はかなり多いようです。
また独立柱が6本あるのが「名取型」の特徴のようです。


改めて主屋を見てみましょう。

板張りと土壁は日本家屋の特徴です。
日本の美的文化と言っていいでしょう。


= 内部の小屋組みですが、中沢家と少し似ていますが、規模が大きいので梁が複雑に交差しているように見えます。


主屋の東側から馬屋のほうを望んでみました。

馬屋という名前からも昔はここで農耕用の馬を飼っていたのでしょう。


馬屋の庇の屋根は瓦葺です。

後から改修したんでしょう。

住所:宮城県名取市大曲字中小路26
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