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宮城県北部の登米市に残る120年以上前の古い小学校の校舎、旧登米高等尋常小学校

9月20日のKROG登米ミーティングでこの建物の見学をしたので紹介します。


この国指定重要文化財の建物は現在は教育資料館として一般に公開されています。

それにしても登米市は水澤県庁、警察資料館、武家屋敷が3ヵ所など非常に文化遺産の多い町です。
この地は江戸時代は北上川の水運の拠点として栄えたところでも有名です。


何度かの改修工事で修復されているため、建物のコンディションは良好です。



この建物の顔とも言うべき正面のバルコニーは当時としては洋風でモダンなデザインです。

この時代は西洋文化の模倣が盛んに行われた時代なので、この建物もこれに類するものなんでしょう。


バルコニーの格子状の化粧天井、化粧鼻隠し、柱上端部の化粧と盛んに洋風建築のデザイン手法が取り入れられています。



バルコニーの柱のストライブ、化粧手摺のデザインもかなり凝っています。



これは開放廊下ですが、天井の竿縁、真壁、垂木などは和風建物調…そう当時の建物の多くがそうだったように、この建物も和洋折衷です。



これは時鐘(じしょう)と言って今で言えばチャイムに該当するもので用務員さんが鳴らしていました。

電気器具があまり普及していなかったんですね。それにしても用務員さんも大変だったようで、居眠りしている間もなかったようです(笑)


中庭の井戸です。創立当初は水道もなかったのでしょうか?



建物の特徴です。和洋折衷で、吟味された建材を使って建てられたようです。



建物の間取りです。トイレは別棟になっています。



建物の設計者(大工の棟梁)の山添喜三郎です。この建物の設計する前にヨーロッパのオーストリアとアメリカに出向いて現地の建物を視察してきました。今で言う建築家です。



住所:宮城県登米市寺池桜小路6、入場料¥400、東京方面からのアクセスは東北道~仙台南JC~三陸道~登米IC下車後5分で着きます。


詳しい地図で見る

次回は建物の内部と展示品について紹介します↗お楽しみに!

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