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この人がコークバリントンです。薄いサングラスと口髭が似合う南アフリカ出身のレーサーです。う~ん、NOLANのヘルメット、CHAMPIONのワッペン…今流行りの言葉で言うと「渋い」という表現でしょうか。

このライダーは70年代後半からGPレーサーKR250やKR350を駆って、この時まで数回世界チャンピオンに輝いたカワサキのエースです。


09年のクラシックマシンレースでのエンジン始動の動画です。最初に手前のH1R(空冷2サイクル3気筒マシンのエンジンがかかります。空冷だけにかなりの音です。そのあと、注目のKR500(80年式レプリカマシン)のエンジンに火が入ります。


Spa 2009 4. Teil

このマシンは80年型のKR500のレプリカ(複製)です。81年以降のものとはリアシートボックスなどが異なります。



サイドカウルを外したところです。他のメーカー(ホンダ、ヤマハ、スズキ)とは雰囲気が全く違います。ライムグリーンの異色マシンと言われるだけのことはあります。(笑)



アルミの地肌むき出しのガソリンタンクと言ってもこれはタンクカバーで、実際はフレームの中が空洞になっていてその中に燃料が入るようになっています。…やはり異色マシンです。カワサキのエンジニアもよく考えたものです。少しでも重心を下げようとしたんでしょう。



主要諸元、エンジン:2サイクル水冷スクエア4(正方形に配置)、吸入:ロータリーバルブディスク式、ボアxストローク54mmx54.4mm、排気量498.4CC、最高出力120bhp以上、最高速280km/h以上、乾燥重量133kg



このレースは81年の世界GP、Mallory Parkの模様です。ゼッケン34のコークバリントンの駆るKR500が5分4秒過ぎと7分20秒過ぎにトップに躍り出ます。

他社のマシンに引けを取らず、互角の戦いを展開するKR500とコークバリントンの熱い走り。


RR - Race of the Year 1981 - Mallory Park

フロント回りは現代のモトGPマシンとは比べるべくもありませんが当時のGPマシンはこんな足回りでした。



溶接跡が美しいアルミのトップブリッジです。機能美を感じさせます。レプリカマシンなのでタコメーターは他車転用のようです。



今度はエンジン右側のアングルです。キャブむき出しのメカニカルなスクエアフォーエンジンがたまりません。



スイングアーム形状もこの時期はこんな形状でした。リヤサスペンションはユニトラックサスペンション式が採用されました。KR750の2本サスに比べて進化しています。



フレームはアルミモノコック構造式です。軽量化、重心位置のダウン、整備性の向上が目的でした。ホントに独創的!です。



80年式のリアシートボックスの形状です。↓



81年~82年までは下の写真のようなリアシートボックス形状(私のマシンと似た形状)に変わりました。



82年を最後に世界GPから撤退したカワサキだが、KR500とコークバリントンがこのまま世界GPにチャレンジしていたら大きな成功を勝ち得たことは間違いないであろう。(タミヤの模型添付説明書きより引用)

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